ぽぽるん

言葉を紡ぐことは、ぼくらの命を彩り、運ぶこと──。🌱

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最近の記事

ぽぽるん日記📓

“今日もこんにちは”の人も、“はじめまして〜”の人もいるでしょうか、詩書きのぽぽるんです! 詩を書いてから今日をもってちょうど1年ということで、1歳です、めでたいことです。 はじめはいいねももらえなかった気がするけど、今ではいろんなフォロワーさんにもぼくの詩を親しんでもらえるようになって、詩作を続けられてきています、ありがとうございます めでたいので、その1年で書いた詩や立ち上げた企画などを振り返る、ゆったりな日記のような感覚でめぐる、そんな感じでやります!ゆるいですが、

    • 魔法使いに憧れた

      君がそっと贈ってくれた その眩しさに惹かれた 心にこだまする残響が ぼくの手をずっと握っていた 時が流れた今となっても 記憶の本棚にしまわれていた 「君」という一冊の本には 四葉のクローバーが 挟まれていたのに気づく ぼくは君の持つ、 素敵な魔法の数々に、 かけられていたんだろうな。 上手じゃなくてもいい、 今度はぼくが届けるよ。 小さな言葉の魔法を君に──。

      • 一番星の魔法

        世界に名を馳せるほどの 高明な賢者じゃなくても 小さな魔法使いになら 誰でもなれるの知ってる? ぼくと君だけにかかって まどろんでる小さな幸せを ふふふって優しく起こしてくれる 想いの蕾が花を一度咲かせたら 夜空に瞬く一番星にだってなれるかさ 哀しみの海に沈んで 涙でくもった君の瞳も 眩しく照らせるように 君の願いを叶えてみせるよ 誰よりも輝く流れ星の魔法でね

        • 数秒後、

          可憐に咲く花の色水も 腕時計の針が音を刻めば、 いずれ目を閉じ、 小さな羽を広げて、 空へと溶けていく──。 シャッターチャンスが ぼくに別れを告げる前に この心のフィルムに 眩しい“一瞬”を焼き付けたい 別れ際に振るあの手に 懐かしの味を感じれるほどに

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          6本

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          栞の言の葉

          🔖はじめましての栞💛 世界地図を増やす新たな出逢い 決して一度限りじゃないよ 何度でもスタート地点に戻っていい いってきますと仲良しな言の葉 🔖おはようの栞🧡 変わりゆく毎日のはずなのに いつも通りの素敵なあなたに会えた 曇り空や雨音すらも眩しく映る 心の安らぎが呼び覚ます言の葉 🔖ごめんねの栞💙 瞳からこぼれ落ちたぼくらの雫は 妨げの壁じゃなく優しいベールなの あなたに寄り添う覚悟を胸にして 心に太陽を招くと誓う言の葉 🔖ただいまの栞💚

          栞の言の葉

          愛の孤島を求めて

          “愛ってなんなんだろう──?” 世界地図には載っていない たった1つの隔絶された島 A4ノートに埋め尽くされたメモ書き 分厚い哲学書に挟まれた栞 自分にさえも書き置きをせずに 気がつけば1人、旅に出ていた。 思考の旅路は ただ1つのレース場を ぐるぐると走っているかのようで ぼくは未だに、 たどり着けないみたいだ。 目指しているゴールは 鬼ごっこに夢中になった はしゃぐ子どものようで ぼくにたやすく、 捕まってはくれないみたいだ。 “いったい、ぼくはいつから

          愛の孤島を求めて

          らしく咲く、ぼくと君。

          “自分のことは、好きですか──?” もちろん!と頷いたぼくを見て 君がくすぐったそうに笑ったから 不思議のしゃぼん玉に包まれた 同じ質問を君に返してみたら 雲に隠れた太陽のような表情で どうだろう?って首を傾げた お悩み相談なんて大袈裟だけど 君の目の前にかかった雲を どけるくらいはしたいと思って おしゃべりをスタートする ジグソーパズルを解くように 未知の君のピースを集めては カチッとはまる音色を耳にする 会話の時を重ねるうちに 悩みの糸がほどけていくと 君のくす

          らしく咲く、ぼくと君。

          始まりの彩

          流れる時の川 ぼくが一人 流れには逆らって 歩けない だから今の一瞬を 逃さぬように 手いっぱいに広げて ぎゅっとする 終わりがあるなんて思わないよ むしろ始まりが訪れるばかりだよ だって、川の流れ着いた先には きれいに澄んだ 青の世界が 一面に広がっているんだもの。 積もる時の砂 きみと二人 風に舞って どこかに行ってしまう だから今の一瞬を 消えないように 透明な瓶にしまって とっておく 記憶は色あせるなんて思わないよ むしろ新たな色で満ちていくばかりだよ

          始まりの彩

          Message from tears

          本日は、ぽぽるんの過去作から、そして書きたてほやほやの新作1つを加えて、“ナミダ”をテーマにした3つの詩をお届けします!☔️✨ 傘をさしながら歩いて  聴こえる雨音に耳を澄ませたあの日──、 そんな雨の降っている日常の1シーンに  あなたはどんな想いをめぐらせますか──? 『ナミダアジ』 どんなときも隣で温もりを感じて 誰よりも近くにいたはずなのに 僕の前から姿を消した君 “手をずっと繋いでおけばよかった” 今となってはもはや、 言い訳にしか聞こえなくて 一人、喪

          Message from tears

          ことばの旅路

          舞い舞う桃色の季節に リュックに隠れ潜んでた 一枚の桜の花びらが ぼくの新しいノートに 書かれた一文字目。 詩というあたたかい春風が 心の中に吹き始めたのを 鮮明に憶えている──。 初めてできた“ことばの友達” 広がる余白に胸が躍る日。 一人で始まった 真っ新なノートは やがて友と綴り彩られる 「交換日記」になった。 詩という眩しい夏の陽射しが 焼き付くほどの記憶として 心の中に残っている──。 ぼくと君との“ことばの軌跡” 虹色の曲線に胸が高鳴る日々。 二人の交

          ことばの旅路

          君がくれた色

          眩しく輝く君が隣に咲いて 白い光でぼくを照らす 送ってくれた光の風は 心の中のプリズムを伝って スクリーンに虹を描く 幸せに笑い、 悲しみに涙する、 たった1人の、君を知るたびに “君”という七色に    彩られていく──。 “ぼく”という色の花束を 君に手渡せるその日まで、 隣にいさせてほしい

          君がくれた色

          愛しいこの世界と

          この限りある人生を ずっと一人で生きるのは 哀しみの色以外を失った モノクロチックな世界 でもぼくらが想像で描く 一人の時間っていうのは “灯台下暗し”に溢れている 案外ちっぽけな世界でさ 見えない約束を交わした 大切な何かに出逢える日は すぐそこにいたりするんだよ 待ち焦がれしその日はきっと… 太陽のように眩しく、 青空のように澄んで、 虹のようにカラフルで、 イルミネーションのように、 この瞳に焼き付くほど素敵な、 そんな世界だろうなって想える──。 これから

          愛しいこの世界と

          旅立ちの詩

          未知に満ちた分かれ道 一つが二つ、二つが四つ、 君の冒険の地図を拡げていく 喜びの声色が鮮やかな、 知らない街が賑わっているだろうか── 哀しみの色に染められた、 大波が待ち受けているだろうか── 広大な世界に  旅立つ歩みの前に   “不安”という霧がかかっても 道を切り拓き 指し示す  煌めきに溢れたコンパスは    必ず 君の心の中にある “君の物語の主人公は、君なんだ” 今にも生まれそうな夢を抱えて さあ、君の冒険を紡ぎにいこう

          旅立ちの詩

          陽射しのベール

          手を伸ばしたその先 ぽかぽかあったかい 橙色のベールを広げて ぼくを、あなたを、世界を 包み込んでくれる、 眩しすぎるくらいの 笑顔で輝く太陽がいて ぼくに、あなたに、世界に “おはよう"と語りかけるんだ。 いい日になる予感で 胸がいっぱいで ぽかぽかする。

          陽射しのベール

          時の記録

          楽しい時 悲しい時 今、自分が感じて味わったこの時 “未来”から“今”へ  “今”から“過去”へと   姿を変えていく一瞬は… 時は、どこへ行くんだろう── 掛け時計のように 針が回っては何度も 心をめぐりめぐる時は 旅をしている。 砂時計のように ゆるりとじっくりと 心に積もりゆく時は 日記を書いている。 行き先というのは  決まってないのかもしれない── 風が草原を駆けていくように ノートを走る 時の自由な旅の記録に “じぶん”が刻まれていく

          おくりもの

          ぼく宛ての手紙、 送り主は誰だろう─? そんなことを考えながら… 綴られたことば ぎゅっと 抱きしめてくれる 奏でる音色は“おくりもの” ふわふわ ほろ甘い幸せ きらきら 輝かしい幸せ ぽかぽか あったかい幸せ 風に運ばれ やってきた 幸せの花びら 1枚1枚に “はじめまして”って言おう たくさん集めて 花にしよう 花ができたら 花束にしよう そして… 出会いを重ね 受け取って 君からのプレゼントだと気づいたら このブーケを 君に手渡したい

          おくりもの