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魔法使いに憧れた

君がそっと贈ってくれた
その眩しさに惹かれた

心にこだまする残響が
ぼくの手をずっと握っていた

時が流れた今となっても
記憶の本棚にしまわれていた
「君」という一冊の本には
四葉のクローバーが
挟まれていたのに気づく



ぼくは君の持つ、
素敵な魔法の数々に、
かけられていたんだろうな。


上手じゃなくてもいい、
今度はぼくが届けるよ。

小さな言葉の魔法を君に──。

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