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愛しいこの世界と

この限りある人生を
ずっと一人で生きるのは
哀しみの色以外を失った
モノクロチックな世界

でもぼくらが想像で描く
一人の時間っていうのは
“灯台下暗し”に溢れている
案外ちっぽけな世界でさ

見えない約束を交わした
大切な何かに出逢える日は
すぐそこにいたりするんだよ

待ち焦がれしその日はきっと…

太陽のように眩しく、
青空のように澄んで、
虹のようにカラフルで、

イルミネーションのように、
この瞳に焼き付くほど素敵な、
そんな世界だろうなって想える──。

これから生まれてくる命を
祝福するかのような心持ちで
カレンダーに書き込まれた
透明な丸印に微笑んでいるの

高まる期待のエンジンと
素敵な煌めきの言付けを胸に
君に向かって駆けていくための
大事な道を踏みしめているの

だから一人の砂時計に
積もっていく時の砂は、
“孤独な涙の粒”じゃなくて
“自立の夢の貯金”なんだよ


この限りある未来が
まだ出逢えていない
たくさんの愛たちと
手を取り合う世界で
ありますように



〜Colorful テーマ4🎨〜
『ぼくらは誰かと共に生きているのに、“一人でいる時間”にも確かな意味があるんだって思えるのはなぜだろう?』

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