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やさしさのバトンを繋ぐ金曜日

今回は #やさしさに救われて のお題記事です。

働いていると色々なことがあります。人間関係で悩んだり体調を崩したり、ライフステージが変わって働き方を変えなければならなかったり…。そんなとき、自分ひとりだけでは乗り越えられないこともあります。

私は体調不良による4ヶ月間の休職・退職期間を経て、社会復帰しました。4ヶ月間、全く働いていない期間があったうえでの再スタートは、不安しかありません。そんなときに触れた やさしさは、私がこれから女性としてキャリアを重ねていくうえで大きな礎(いしずえ)となっています。


4ヶ月の休職を経た社会復帰

今の仕事に就くまえ、私には4ヶ月間の休職・失業期間がありました。プライベートでは家族の介護が重なり、自身の家庭もあり、仕事にも忙殺され、とうとう身体も心も限界が近づいていました。仕事をする自信もない…人と関わることもこわい…毎日部屋に篭ってばかりいました。

働けるようになったのは休職をしてから4ヶ月後。会社を退職し、失業状態でした。ただ、会社を辞めたことで病院にいく時間と心の余裕ができ、体調がよくなり、短時間の勤務から働けるようになりました。

はじめての『派遣のお仕事』。まだ派遣の仕組みもわからず、4ヶ月ぶりの社会復帰で自分がどこまで働けるのかも不安ななか再スタートしました。


迎え入れてくれた派遣の先輩方

派遣先での初日はガイダンスと、チームメンバーとの1on1でした。「仲良くなった方が仕事もしやすいし、働くママさんや主婦さんもいるから仕事との両立について聞いてみると緊張がほぐれるかもよ」という上長からの心配りもありました。

上長からの助言どおり、1on1で派遣の先輩方に思い切ってブランクがあることや家庭との両立で悩みながらの復帰であることを伝えると、みなさん口を揃えて「みんなそうだから大丈夫。何かあったら助け合い、お互いさまだから」とあかるく笑っていました。

当時はその笑顔をやさしさに、心から励まされて救われいました。

派遣社員の中には、結婚や出産、子どもの都合など、さまざまな理由で仕事をしばらく休んだり辞めたりした経験を持つ方もいます。復帰までもブランクも3ヶ月から数年単位など人それぞれ。その度に何度でも再スタートして、ライフスタイルに合わせてキャリアを調整しています。

あたたかく受け入れてくださったこと、強さや逞しさを教えてくださったことを心から感謝しています。


背中を追って、背中を見せていく

病気や妊娠・出産、家族やパートナーの介護など、キャリアがストップしてしまうことは誰にでもあります。それでも生活するには、いつかは何かしらの形で働かなければなりません。

そんな、さまざまな状況のなかで強く働き続ける先達を見ながら、私も後に続いています。

いまはまだ、目の前のことに手一杯ですが、私もいつか後の世代に背中を見せられたらと思いながら華金を過ごしました。








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