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社員数人のスタートアップで本気でインターンしたら、なりたい姿が見つかり学生正社員として入社した話

初めまして。しるしの伊藤と申します!
2022年1月にしるしでインターンを開始し、2023年1月1日にしるし初の学生正社員として入社しました。
この度、大学に通いながら正社員になるという、少し珍しいキャリアへのチャレンジを選択しました。

新規事業開発部に配属され、

  • インターンを始めた2022年1月よりメインで推進している事業の組織化

  • 新規事業のタネ探し

に没頭しています。

1. 自己紹介

名前: 伊藤 大智(いとう だいち)
好きな食べ物: グリーンカレー、もなか
経歴: 2019年3月 本郷高校卒
    2019年4月 早稲田大学スポーツ科学部入学
    2022年1月 しるしでインターン開始
    2023年1月 しるしに正社員入社
すきなこと:
スポーツに関するものならなんでも。特にラグビー観戦が好きです。

僕は中高6年間をラグビー部に捧げた、典型的な体育会系学生です。
最終学年で花園(全国大会)に出場するほど熱中しており、大学でラグビー部に入ることも考えていました。

大学ではラグビーを続けることはありませんでしたが、今でも大学ラグビーやW杯の試合は欠かさず見ています。

高校ラグビー東京都大会で優勝した際の写真

2. はじめに

入社エントリはN=1(私)の話なので、大半の方にとってはあまり興味の沸かない話だと思います。だからこそ先に結論だけ書かせてください笑

とっても良い会社なのでしるしで一緒に働いてほしい!!!

とにかく成長したい人には、しるしはめちゃくちゃいい環境です。

  • 良い意味で千切れるぐらいストレッチされる

  • 年齢やインターン・社員という立場関係なく、実績だけで評価してもらえる

  • 会社の成長に合わせて業務が次々に変化していくため、変化に適応する必要がある

3. しるしとの出会い

僕がしるしでインターンを始めたのは、弊社代表の長井の人柄に惹かれたのがきっかけでした。
長井に出会ったのは大学3年生の秋。周りでは冬のインターンに参加する人がちらほら出始めてくる頃です。

僕も例に漏れず、就活に明け暮れる日々を過ごしていました。数々の面接をこなす中で、どうしても納得した答えが出せない質問が1つあることに気がつきます。それは「入社後あなたはこの会社で何をしたいですか?」です。

働いたこともないのに、働いた後の事なんてわかる訳がない。もちろん過去の経験から仮説を立てることは可能だが、働く経験を一切していない自分が立てる仮説の精度は低いのではないか。」
「このまま”働く”ことを経験せずに入社してしまうと、自分にとっても会社にとっても良い結末にはならないのではないか。」
そう感じてしまったのです。

そこで、「長期インターンで”働く”経験を積んだのち、新卒で入社する会社を決めよう。そのためには、学生アルバイトとしてではなく、本気で働ける企業で”働く”経験を積むためのインターンをしよう。」と考え、長期インターン先の企業を探し始めました。

最初は、長期インターンの募集がまとまっているサイトを利用しました。
ただ、”学生が仲良く楽しそうに働いている事”がアピールポイントになっていたり、webマーケが身に付くという見せ方で、実際の職務内容はWebメディアの記事ライティングなどの求人が多く、”本気で働ける環境”を求めていた僕は、Todoを切り出したように見える仕事に物足りなさを感じ、長期インターンの募集サイトに載っている企業とはマッチしないと判断しました。よって、求人メディアで募集をかけているインターンではなく、Twitterで社長が採用について発信しているツイートを探したり、経営者と直接話せるクローズドなイベントなどに参加することで、働いてみたいと思う会社を探すことにしました。

ある日、目を掛けていただいていたベンチャー企業の人事の方に誘われ、クローズドな就活イベントに出席しました。そこに登壇していたのが弊社代表の長井です。

イベントは、登壇2社、参加者10人程の規模で、登壇者と参加者は双方向のコミュニケーションが取りやすい雰囲気でした。

テーマである「ファーストキャリアの選び方」について、長井はこんなことを言っていました。

「自分の力でキャリアを切り開きたい人は、27歳になるまでは千切れるくらい働いた方が良い。まずは死ぬほど働ける会社を探せ」と。

当時、大企業で働くことをメインで考えていたこともあり、”ワークライフバランス”や”ホワイト企業”などの言葉に慣れきっていた僕は、この発言を聞いた際は驚きのあまり思わず笑ってしまいました。それと同時に、どこか共感している自分がいました。(後ほど長井にこの発言の真意を確認したところ、「このご時世ハードに働くことを推奨している会社が少ない一方で、若くして活躍している人は、ほぼ確実にハードワークしている。そうなりたいのならハードに働ける環境を選んだ方がいい。」とのことでした)

さらに目標達成への熱量や頭の回転の早さなど、単純に長井自身に惹かれ、「この人の近くで絶対に働きたい!」と強く感じました。

思い立ったが吉日と言うように、1秒でも早く長井のもとで働く経験を積みたいと考えた僕は、イベント終了後に早速長期インターンの申し出をしました

当時のしるしはインターンも新卒も募集していなかったため、Facebookで直接連絡をし、面接の機会をもらいました。面接では、イベントの時にピンと来た長井の発言を引用し、千切れるくらい働きたいこと、そして休学してフルコミットする覚悟もあることを伝えました。

当時長井に送ったメッセージ

面接の結果、僕が望んでいたように、「本気で働かせてくれる環境や条件」でのオファーをもらうことができました。

面接後の返事

4. 常に変化し続ける日々

当時のしるしのオフィスは恵比寿駅から徒歩10分のアパートの1室でした。そこには社員4名+アルバイト1名が居るのみ
実際かなり窮屈で、歩くたびに誰かの椅子にぶつかるし、長井はお風呂場でミーティングをしていました(防音のため)。
HPの写真から大体のイメージはしていたつもりでしたが、実際に足を踏み入れてみると、部屋が小さすぎて「あれ、ここ会社だよね...?」と少し不安になったのを覚えています。
今思えば、創業期のこのタイミングでしるしにジョインできたのは、なかなか経験できないラッキーなことだと思っています。

僕が働き始めて3ヶ月後の2022年4月には引越しをすることになり、引越し作業は社員と一緒に行いました。

前オフィスの引越し時の様子

僕が入社早々に任された仕事は、新規事業の立ち上げです。

ちょうど入社したタイミングで、新規事業(楽天市場におけるEC事業代行)を立ち上げようという話になっていたらしく、僕がそこにアサインされたのです。

ほんの一部ですが、今までやってきたことを紹介します。

入社当時〜3ヶ月目

  • ランディングページのワイヤフレームの作成

  • デザイナーへの指示やプロジェクト管理

  • 安定した在庫管理

4ヶ月目〜8ヶ月目

  • PL作成・管理

  • アルバイトの方が指示なく業務を行うための仕組み化

  • セミナーに出席して、外部とのパイプ作り

9ヶ月目〜現在

  • 戦略立案〜実行まで全て

  • 業務の仕組み化・マニュアル作成

当たり前のように社内にノウハウはなかったため、直属の上司である取締役の下田とともに知恵を凝らす日々でした。

とは言ってもビジネスの「ビ」の字も知らなかった僕は、下田に指示されたことをこなすので精一杯。その中で、本やインターネットの情報から業界のことを勉強したり、ECの事業者が集まる勉強会に顔を出して社外の繋がりを作ったり、少しづつできることを増やしていきました。

すると、結果に対して責任を持って取り組めるようになり、今では戦略立案から施策実行まで運用全体を任されるようになりました。

5. 働く中で見えてきた、なりたい姿

僕は、なんのノウハウも、情報も、人もいなかった新規事業をゼロから形にしていく業務を通じて、次第に「自分のなりたい姿」のイメージを持つようになりました。
それは「プロデューサー」です。

プロデューサーというと、映画やアイドルグループを作る人のことをイメージされると思いますが、僕の中でのプロデューサーは少し違います。

僕にとってのプロデューサーとは「好きな時に好きなことを好きな人とできる人」です。

例えば、映画プロデューサーが書店で小説を立ち読みしている際に、「この小説を映画化したら面白そうだ」と感じたとします。
彼ら彼女らが次に考えることは、「主人公はこの俳優が良いのではないか」「監督はあの方にお願いしよう」「制作会社はいつも依頼している企業がピッタリ」と、思い描いたものを形にするために、色々な人を巻き込みながら実行してきます。
しるしで新規事業を立ち上げた経験から、こんなことを人生でやり続けられたら楽しいなと思い、この目標を設定しました。

しるしの合宿で、自分のWillを発表した際のスライド

そんな中、再度就職活動の時期を迎えました。今回は今までの学びを活かし、このプロデューサーになりたいという目標を達成するために「最適な企業はどこか」を重視して、しるしの業務と並行しながら就職活動を行いました。

6. なぜしるしの正社員になったのか

実はインターンとして働き始めてからも、しるしで正社員になる選択肢は持っていませんでした。

当時の僕は、新卒というカードを大企業やメガベンチャーへの入社に使いたいと考えていました。そのため、2022年9月〜11月は、幅広く30社ほど、しるしとはフェーズの違う企業の話を聞きに行くことに時間を割きました。(中には新卒採用をしていなくても「長期インターンからなら」と、働く一歩手前まで話が進んでいる企業もありました。)

様々な企業の話を聞いていく中で、企業が描く魅力的なビジョンに共感する一方、どうしても引っかかってしまう点がありました。それは「実際の業務として僕は何をするのか」です。

プロデューサーという目標を掲げた以上、自らがやりたいことを掲げ、それに必要な人を巻き込みながら形にしていくような業務をやりたい。しかし、就職活動の中で、様々な企業の話を聞きましたが、上記のような働き方のイメージが湧く会社に出会うことはありませんでした。一方、しるしには、今まで積み上げてきた成果や信頼を評価していただき、新規事業のポジションを任せてもらえる環境がありました。結論、しるしを選んだ理由は下記の2つです。

  • なりたい姿への一番の近道である

  • とにかくワクワクできる

6-1. なりたい姿への一番の近道である

正社員になる上で、しるしから提示されたオファー内容は「環境や予算を揃えて任せるので、新規事業の責任者として、事業を0から創ってほしい」というものでした。

前述の通り、僕のなりたい姿とはプロデューサーつまり「好きな時に好きなことを好きな人とできる人」です。

僕はビジネスの世界で生きていくと決めています。せっかくやるのなら、インパクトの大きい、多くの人に良い影響を与えられることをしたい。そして、社会の課題を解決して大きな変革を起こしていくには、僕にとってはビジネスの世界で生きていくことがベストだと考えたためです。また、物心が着く前から経営者である父の側で育ってきたことの影響も大きいです。

ビジネスの世界でいうプロデューサーとは、起業家・事業家だと思っています。しるしでは、それに最も近い「新規事業を創る機会」をもらえたことが一番の決め手でした。

6-2. とにかくワクワクできる

僕にとっての”ワクワク”は「変化し続けている」ということ。常に変わり続けている。同じ形に留まることがない。それが僕のワクワクの源です。そしてまさに、今のしるしは環境も人も変わり続けるフェーズです。

インターンとして入社した2022年1月、社員数は片手で数えるほど、オフィスはアパートの1室でした。
それが今(2023年1月)やアルバイトを含めると30人程の規模になり、オフィスはビルのワンフロア。目に見える変化を肌で実感できます。

社員には総合商社出身の方、上場経験者、はたまた元経営者の人までいます。新たに入社してくる人たちも他の企業で活躍されてきた人ばかりです。

様々な濃い経験をしてきた人たちが次々に集まってきており、そんな彼ら彼女らと対等に仕事ができます。僕にとってはこれ以上ないほどワクワクできる環境です。

加えて、組織が大きくなることは僕の成長に直結すると考えます。組織が大きくなれば自然と役割が変わっていき、例えば、後輩ができれば教育やマネジメントをする必要が出てきますし、一緒に働きたい人を採用することもできます。

一方、会社の変化のスピードについていけなければ、そこで脱落せざるを得ないかもしれない。このハラハラ感も僕自身を鼓舞するために必要な要素でした。

7. 学生のうちに正社員になることについて

なぜ卒業を待たずに正社員になったのか。理由は2つあります。

まず1つ目に、僕としるし、どちらにとってもwin-winだと考えたためです。僕にとっては成長の面でメリットがありました。正社員になれば、より一層数字へのコミットが求められます。その厳しい環境に身を置くことで、成長速度がより高まると考えました。

会社からすると、安心して仕事を任せることができるようになります。インターンは言ってしまえばいつでも居なくなれる存在。そんな不安定なメンバーに、気兼ねなく責任を持たせることは難しいでしょう。会社が責任のある仕事を任せやすい対象となるために、学生のうちに社員になることを選びました。

そして2つ目に、オファー面談で大きく心を動かされたからです。「僕が何を欲していて、どんな人間になりたいのか。そのために会社としてどんな機会を提供できるのか。」このストーリーを僕よりも明確に言語化し、これ以上無い環境を用意してくれました。そのこと自体が魅力だったのはもちろんですが、ここまで僕のことを考えてくれたことが純粋に嬉しかったのも事実です。そして最後に取締役の下田から言われた「ただ一緒に働いてほしい」という言葉で、しるしで正社員になることを決心しました。

オファー面談の直後に撮影(左手はサークル活動で怪我をしました)

8. インターン生から見たしるし

しるしはいい意味でぶっ飛んでいる会社ではないでしょうか。笑

数回話しただけの学生インターンに新規事業の立ち上げを任せる。
やっとビジネスに慣れてきたばかりの学生に、新規事業を創る環境や予算を揃えて任せる。

これはひとえに経営陣の懐の深さと度量の大きさを示しているように感じます。

なぜ僕に新規事業を任せたのか、率直に代表の長井に聞いてみました。
長井曰く、
「インターンとして入社してから事業を伸ばしてきた実績と能力、コミットメントを評価した上での合理的な経営の意思決定」
で、この仕事を任せるという判断とのことでした。

変化を歓迎し挑戦の背中を押しながら、リスクを許容しどっしりと構える。今回のnoteでそんな社風を感じて頂けたら幸いです。

9. さいごに

今回のnoteで、しるしを含むベンチャーでのインターンや入社を考えている方の背中を少しでも押すことができていれば嬉しいです。
しるしに応募してみたいと思った方はこのリンクから弊社代表の長井とカジュアル面談ができますのでぜひお気軽に。

そしていきなり面談するのは不安だという方は、こっそり僕のfacebookにでもDMください!
応募といいね待ってます!

▼さらにしるしを知りたい方はこちら


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