✝️🍓姫野森みみ🍓✝️

🎀姫野森みみ🎀 ゆめかわロリィタ絵描き 書き溜めてた小説を発信中 ちょっぴりダーク、読…

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🎀姫野森みみ🎀 ゆめかわロリィタ絵描き 書き溜めてた小説を発信中 ちょっぴりダーク、読み手にラストをイメージしてもらえるような物語を描くのが好き🍓 🍓Instagram➡️milfydollrosario

最近の記事

YouTube中心に活動初めてます🎀 姫野森みみですぐ出ますので よろしくお願いいたします🎀おもにイラスト 漫画描いてるよ

    • 🍓いちごの棺⚰️🍓

      いちごが大好きな 女の子がいました 朝ごはんは いちごジャムのついた パンと いちごのスムージー お昼のおやつは いちごのショートケーキと いちごのお茶 夜ごはんも いちごのパイと いちごのスープです いつも着ている お洋服も いちご模様の ワンピースや ブラウスにスカート それに 靴下と いちご色赤い靴 髪には 赤いリボンをつけていました そんな 女の子のことを みんな いちご国から来た 女の子と呼んでいました ある日のこと 女の子はとても気分が悪くなり パ

      • 🎀💀閉鎖的純愛指数💀🎀

        先生は 頭の良い子女の子が好き 先生は 可愛い女の子が好き 先生は 言いなりになる女の子が好き 先生は 人畜無害な女の子が好き 先生は 意地悪な女の子が 少しだけ好き 先生は 無関心な女の子が そのもう少しだけ 好き 先生は 今度のお休みの日 彼女とデートする 予定ばかり 気になっちゃってて テストに出る 大事なところを すっかり忘れちゃってるみたい 先生は たまに 昨日とおんなじ お洋服のまま 登校してきて 凄くいい匂いで あたしたちに 授業を始めちゃうけど

        • 🥀すみれ色の万華鏡🥀

          パパが くれた 万華鏡は すみれ色の万華鏡 くるくる くるくる 回しながら 目を細めて 覗き込むと 知らない女の子たちが たくさん 笑ってた いちご色 みかん色 そら色 みどり色 れもん色 色んな色に 混ざって 女の子たちは 笑ってた 色んな形に変わってく 万華鏡 とっても綺麗だけど 色んな角度から 回してみたら なんだか とっても気分が悪そう いちご色 みかん色 そら色 みどり色 れもん色 色んな色に混ざって 女の子たちは とても 怒ってる見たい それでも くる

        YouTube中心に活動初めてます🎀 姫野森みみですぐ出ますので よろしくお願いいたします🎀おもにイラスト 漫画描いてるよ

          ✝️⛪️教会の少女✝️⛪️

          毎月 13日の金曜日 少女はお母さんの 言いつけ通り 教会でお祈りします 少女は本当は お祈りなんてしたくなかったけど お母さんが お祈りしない子は 神様が おしおきをするから お祈りしなくては 駄目ですからね… ってとっても怖い顔で 睨むから 仕方なく お祈りしていました そして いつもの 13日の金曜日 襟のつまった ワンピース に 白い3つ折りの靴下 艶のある 腰まで伸びた 女の子の髪を 高い位置でキツく 結わかくと お母さんは 走ったり 大声を出したり しては

          ✝️⛪️教会の少女✝️⛪️

          🐰月うさぎの物語🐰その2

          お嬢様はリリィをドレス泥棒に仕立て上げても気が収まらず 今度はママがパパからプレゼントされた結婚指輪やダイヤモンドのネックレスまでリリィが泥棒したことにしたのです もちろんそれは濡れ衣なのですが メイドを使ってリリィの机の引き出しにそれらを忍ばせたのでした お嬢様はドレスの時と同じように リリィが泥棒したと騒ぎ立てました まったくどこまで 卑しいのかしら 2度も泥棒するなんて! とっととわたしの前から 消えなさいよ! リリィはその場に 泣き崩れると あたしは泥棒なんて絶対

          🐰月うさぎの物語🐰その2

          🍓少女専門ホスピタル💉🍓

          あたしってば 毎日 秘密のホスピタルに通ってるんだけど あたしみたいな 年頃の女の子たちが たくさんいるもんだから なかなか あたしの順番にならないの その ホスピタルってゆうのは ちょっぴり あざとそうなナースがいて お医者様の 膝に乗っかっちゃってたり するんだけど まぁそんなのは どうでもいいわ… みんな 宇宙一可愛くなりたくて 通っているんだもん 昨日までの 人生とか 昨日までの家族とか 昨日までの 恋人とか そうゆうの 全部 全部 捨てちゃって

          🍓少女専門ホスピタル💉🍓

          🐰月うさぎの物語🐰その1

          北欧の寒い国のお話です リリィはお手伝いさんで大きなお屋敷の屋根裏部屋で暮らしていました 屋根裏部屋の床は所々抜け落ち ギシギシと音を立てるので とても不安でしたが リリィはこの部屋が大好きでした なぜなら小さな出窓から溺れる月の光がとても綺麗でまるで黄金のシャワー見えたり破れたままの古びたカーテンさえもレースのシフォンのように見えたりと リリィはとても感受性の強い女の子だったので何でも楽しく想像して楽しんでいたのです カーテンの隙間から溢れるキラキラした月の光が小さなテー

          🐰月うさぎの物語🐰その1

          🍒チェリーパイの誘惑🍒

          草原を渡る 甘い匂いは マリーゴールドの髪飾りを揺らし 少女のワンピースの裾を くすぐる おはなの真ん中で 深呼吸する少女は 目を閉じると かすかに遠くから 少女を呼ぶ声に 耳を澄ます 小高い丘の上に見える 教会へお祈りするのをうっかり忘れそうになったことを思い出し 慌てて教会にお祈りしに 行こうと 思ったけど めんどくさいから 今日はお休みすることにした 少女は どこまでも続く お花畑を通り抜け 息を弾ませながら 甘い匂いのする 赤い屋根のコテージへと 向かう

          🍒チェリーパイの誘惑🍒

          🎹カルナバル…あの日の雨音

          あの日僕は今にも振りだしそうな 雨空を不安そうに見上げると 分厚い雲の隙間から見える 頼りない太陽の日差しに 期待することなく 古びたアパートの一室へと向かっていた 5階建てのアパートの階段を駆け上がるとかぎのかかっていない部屋のドアをそっと開ける 部屋から溢れるぼんやりとした明かりを頼りに部屋の中へと入ると いつもの光景が広がる こんにちは… 僕はアンティーク調のネジの緩んだバランスの悪い椅子に腰かけると 女の子の白くて折れそうなくらいに細い身体をじっと見つめる… 女の子

          🎹カルナバル…あの日の雨音

          🎡観覧車の記憶…僕の回想

          明日あの観覧車の前で待ってる… 今でも君の声が僕のすぐそばにあるんだ 止まったままの観覧車 止まったままの 僕の時間 この風景って廃墟っていうのかな… なんとなく違う気もするんだけど… 僕の家のすぐ側にある 小さな遊園地は5年と5ヶ月前に完全に閉鎖され静寂の住みかとなった 小さな町に作られた 観覧車は観光事業に利益を出すこともなく半年持たないまま 人々の記憶力からフェイドアウトしてしまった 小さな遊園地には何故か観覧車とブランコしかなく人々の目的はもちろん観覧車でそれは僕も同

          🎡観覧車の記憶…僕の回想

          ✝️少女たちの森⛪️

          あたしがまだ少女だった頃のお話 幼なじみの女の子と2人で近くの森に 遊びに行ったの 昼間なのにちょっぴり薄暗くて怖かったんだけど 森の奥にはエメラルドグリーンに輝く 見たものすべてを魅了するらしい 紺碧の小さな湖があってそこには妖精さんが現れるってお話をママからよく聞いてたから どうしても妖精さんが見たくてたまんなくなったんだけど 1人で森の奥に行くのが怖かったから幼なじみの女の子を誘ったの あたしたちは薄暗い森の奥へと ゆっくり…ゆっくり歩いて行ったの カサカサと落ち葉を踏

          ✝️少女たちの森⛪️

          🥤ソーダ水の金魚鉢🥤

          あたしのかわいい金魚さんたちは プクプク プクプク 大きく呼吸しながら あたしの指にそっと口づけする 3匹いるまっ赤の金魚さんたちの中で一番懐いてる金魚ちゃんを 手のひらにのせると パタパタ尾びれを叩きながら あたしをじっと見つめるそのつぶらなビー玉みたいな目には 絶望の末路を察したのかわかんないけど この子はあたしの薬指を チュウチュウと吸い始める それはまるで最後のチャンスにしがみつく命声のリアクションなんでけど なんだかあたしには響かないみたい 金魚ちゃんは媚びてるみた

          🥤ソーダ水の金魚鉢🥤

          🍰背中を押して…🍰

          彼女はあたしの大切な親友 いつもあたしのみかたなの… あたしが大好きな男の子がいて その男の子のことを 彼女も好きだったとしても あたしに譲ってくれるし あたしがその男の子から 告白されても 笑顔で 良かったね って喜んでくれるの それに彼女の お気に入りのお洋服を着て街に2人でおでかけした時の話なんだけど 本当はそのお洋服 彼女がその日に着ていく予定だったんだけど あたしが彼女に それあたしの方が似合うって思うんだけど貸してくれる?って言ったら 快く そうねあなたの方が

          🍰背中を押して…🍰

          💊🍓腐りかけの苺的な思考基準

          苺は甘い 苺は時々酸っぱい 苺は赤い 腐りかけの苺は緑色 あたしの頭の中にある 色んな思考をコントロールする 潜在意識ってのが いつも あたしを悪い方に誘導しちゃうから 困っちゃうの… そんなことより 何で?みんな 同じになろうとしちゃうんだろう?って不思議でしょうがないの 例えば なにげに耳にした音楽 なにげに目にした情報 なにげに言われた言葉を 簡単に信じてしまうんだもん あたしはたぶんひねくれ者だから そんなの素直に認めないわ だから あたしは嫌われちゃうのね? そうそ

          💊🍓腐りかけの苺的な思考基準

          ✨銀河鉄道の幻想✨

          気がつくとそこは汽車の中らしく カタコトと小刻みに音を立てながら 車窓から見える景色を眺めていた でも厳密に言うと景色なんて よく見えなかった… 何故ならもう時刻は深夜に近い時間だったから 群青色の景色がどこまでも続く旅路の途中でポツリポツリと街の灯がぼんやり 浮かび上がる様を見るたび 懐かしいような 侘しいような なんとも言えない感傷的な気持ちになる いわゆるセンチメンタルってやつかもしれない… そんなことを考えながら僕は 時々聞こえるしゃないのアナウンスに耳を傾ける 次は

          ✨銀河鉄道の幻想✨