見出し画像

No.28/「あっきつい日だ。」から始まる読書【女子のうつ PMSがラクになる本】(西村留美)

こんばんは。本日は生理直前になるPMSについて。
女性が機嫌が悪い、涙が出ると、「生理中?(笑)」と声をかけるようなデリカシーのない人は少ないと思いますが、心の中で思ったことはあるかと思います。
実は生理(経血が出ている)期間だけが不安定になるわけではないと知っていますか?
女性ホルモンは時期によって2つのホルモンの波があります。その影響で精神的に不安定になってしまうのです。今回は生理直前のPMSについての本ですがぜひ知るきっかけになればと思います。

手に取った理由

気持ち的に「あっきつい日だ。」と起きた瞬間分かる日があります。健康に産んでもらって身体的病気もこれまで患うことはなかった私。
しかし、生理前と排卵時期の2つの時期はどうしてもつらい日があります。普段ポジティブなのにその時期はどうにもできないぐらい不安に苛まれてしまう、動く気力がなくなるー。
今回は、周期について今一度学び直しつつ、少しでもラクになる方法を学んでいきたいと思います!

要約してみる

女性ホルモンの乱れが引き起こす女子特有のうつ。女性の5人に1人が悩んでいるといわれている、生理前に起こる気分障害「PMS」について、1万5000人以上の女性の悩みに向き合ってきた女性ホルモンの専門家が語る。

女性が社会で生きていくためには、女性ホルモンと上手く付き合うスキルが必要である。普段から自分への問いかけをし、「今どういう気持ち?」「何が辛いと思う?」という言葉を投げかける。他人に聞かせるわけでもないので正直に答え、【自分を知ること】で改善する第一歩を踏み出すことができるー。

難しい専門書というよりは、本を読むのが苦手な方にも読んでもらいやすい手紙の様な一冊。

読んでみての感想

第一三共ヘルスケアより

まずは、読んでみて、大体でしか把握していない生理周期をきちんと記録していこうと思いました。いつも症状が出ている時は詳しくここが辛いと言えます。ただ、記録をしないので、それがいつ起こっているのか、どんな風に感じていたのか忘れていって、結局「なんかきつい日があった」ぐらいのことしか言えない状態だと気づきました。

本の半分ほどが実際のケース(A〜H)を紹介していて、悩み→悩み分析→このままの末路→そうならないために解決策の順に見ていくのですが、自分に当てはまる部分もたくさんあって、気をつけねばと思いました。

とくに、完璧主義で、いいところしか見せたくない!という性格。それによってたくさん失敗してきたので、習慣を変えてきたのですが、「新しいこと新しいこと!」と知的好奇心や進むことに意識が行きすぎて、今までやってきたこと、助けてもらってることなどを忘れてしまうことがまだあります。それがPMSを助長しているということも知れてよかったです。

まとめ

何でもかんでも、自責・他責(なんでできないの、感情が整わないのは⚪︎⚪︎のせい)にしてしまう人は少なくないそう。
普段から生理周期を知りながら、「あ、今は女性ホルモンが活発で気分が落ち込みやすい時期だ、仕方がない」「いつもより省エネでリラックスタイムを意識しよう」と自分を労りながら、できてることを褒めてあげながら社会で生きていきたいなと思います。

本日もお付き合い頂きありがとうございました。
また明日

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?