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友達のコーヒー農園です。フレーバ、味は最高です。(母は偉大です!コーヒーのプロ)

おはようございます。

今回は、私のケニアの友達の農園とコーヒーを紹介します。

このコーヒー農園はケニアのニエリ地区にあります。

■このコーヒー農園を知ったきっかけ
友達の実家がコーヒー農園をしていいるのですが、
付き合って、数年になるのですが、、
今年、たまたまアッパーヒルの町でバーで再会して世間話をしていたら、、、

私「えーー、実家がコーヒー農園してるの?初めて聞いたよ。。俺は、コーヒーの仕事だよ!どんなコーヒー?」

友達「言ってなかったっけ?一度、見に来る??、見たらわかるよ。。まー、いい感じだよ。たまに、噂を聞いてロンドンからコーヒーを飲むだけの為に、農園に来る人もいるけど、。。」

私「ほんと?!凄いじゃん!。。今度、行くわ!」

で、後日、友達の農園に遊びに行く事になりまた。。

■「WAIHIGA  FARM」に遊びに行く

WAIHIGA  FARM
コーヒー畑
コーヒーの花
グリーン

友達の農園は「WAIHIGA  FARM」と言います。名前の意味は、、聞くのを忘れました。。すみません。。

友達の実家の農園に行ったら
お母さんが「KAWAWAさん、良く来ましたね。。ゆっくりと楽しんでね。」ちょっと、私の名前が違いますが、大丈夫、気にしません。

農園は、家族と近くの農民の数名の女性陣を中心に栽培・運営されていて、
「SL28」、「ルイル11」「バティアン」と言うコーヒーの栽培していました。一応、私もプロなのでコーヒーチェリーを見て触って、鼻を近づけたら、どれぐらいのグレードかはだいたい分かります!
※写真で見て分かるように、チェリーも生き生きとして力強くて大きいです。
また、ちょっと、服でコーヒーチェリーを磨いて、少し口でかじります。。

私なりの評価は、「本物のコーヒー、最上級」です。
これなら、わざわざジェットでロンドンからコーヒーを飲みに来る価値のあるのもと分かります。

しかし、焙煎してからの味も気になるので、友達に実際にコーヒーを一杯、飲ませてくれる事になりました。。

■フライパンでの焙煎
以前に、近くのファクトリーで、焙煎前のグリーンビーンにしてくれていたのがあり、それを頂く事になりました。
焙煎はお母さんの担当です。

友達のお母さん「KAWAWAさん、、ちょっと待ってね。。」
私「はい!、すみません。。」

面白いのが、
フライパンで野菜炒めを作る感じで、少量のコーヒー豆を焙煎するのですが、、、腰に手を当てて、片手でフライパンを軽くゆすりながら。焦がさないように、ミディアムで、・・・鼻歌を歌いながら手慣れたもんです。
で、数分で完成!!お母さんはコーヒーのプロですね!!

で、焙煎された出来立ては、なんとも言えない、果物の甘いような、複雑な心地よい天然の香りがします。
たまりません!この香りをフライパンで出せるお母さんはかなりの達人です!!

※生豆は生鮮食品です。野菜・フルーツだから、美味しく料理するのが一番!!

で、お母さんは、手動のミルでゴリゴリ少し粗目に砕きます。
その砕いたコーヒー豆をカップに粉のまま入れ、お湯をジャーっと、
優しく注ぎます。。V60でのドリップはしません。

カップのコーヒーを数分冷まして、浮いてきた不純部をスプーンで軽くゆっくり取り除き、ゆっくり優しくコーヒーを2.5回ぐらい揺らす触れる感じで混ぜます。少しまた、冷まして、、、フレーバーが気持ちをそそり、早くに飲みたい!!気持ちを抑えます。。ドキドキしますね。。

さあ。OK!
カッピング(コーヒーの味見)です。

私の感想は
「ベリー・グレープ・の幾層の香り、チョコレートの様な感じもしました。。農園の気持ちがこもった、また、研究され考えられた栽培で素晴らしコーヒーです。また、お母さんの焙煎もなかなかです。。」

この家族は、なかなかです。。

友達「このコーヒーを世界に売り出したいんだけど、どうしたらいいかな?」
私「えーー、本気?、、手伝うよ!しかし、テストしない。研究所でどのくらいの価値かを大学の研究者やSCAの点数で見たいし、、やってみる価値はあるよ。」
友達「いいよ、任せる!頼むわ!」

後日、私は、相棒のアレックスとこのコーヒー豆を「デダン・キマティ工科大学」のコーヒー研究所とSCAの評価に提出しました。。評価にはそんなに時間はかかりません。。

その結果、点数は「88」で最高級です。
豆の大きさ、味、フレーバー、持続可能性の農園、栽培方法などあらゆる事での評価です。

友達に電話で、評価の結果を伝えてあげました。
友達は、大喜びです。第三者の評価が高得点だから、うれしいですよね。。

友達がお母さんに結果を伝えたら「あらそう、。。当然ね。。」だったそうです。本当のプロには多くの言葉はいりません。
友達のお母さんは、全てにおいてコーヒーのプロ中のプロで、偉大でした!。

流石、世界のコーヒー大国、ケニアの女性です。


今回は、私の友達のコーヒー農園をご紹介しました。
今後も引き続きよろしくお願いいたします。


Jowam Coffee Traders Co.Ltd
会社概要はホームページにてご確認ください。
【日本・中国アジア担当】
小川鉄男 contact@jowamcoffee.co.jp














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