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ブランドの「強み」は、わからない ①

自己分析、自社分析ってめんどくさいくないですか?
そして、たいていのめんどくさいことって、結構大切だったりしますよね。

起業される方や経営に関わる方には知っておいてもらいたい、ブランディングに関わる「強み」の話をシリーズで書いていきます。


私の家には庭があるのですが、いくつかの植物を育ててます。
すべて鉢植えです。買ってきた鉢植え。食べたアボガドの種から育てた鉢植え。いろいろありますが、総じていつも考えるのはこれです。


「根の成長に、鉢のサイズがあっているか」


植物そだててるなら、みなさんも考えせんか?
では根の潜在的な成長規模や速度に合わない鉢に、植物を入れていると何が起きるかと言うと、これが起きます。


「成長が鈍化する」


当たり前ですよね。
ではこれをブランディングに当てはめて考えてみました。


強み(根)の成長に、ビジネスモデル(鉢)があっているか」


ということです。
みなさんの「強み」が120%生かせる事業モデルですか?ってことになります。この「合う」というところには、サイズの問題もあるでしょうし、色の問題、質感の問題、あるいは他の事業群との相性のことかもしれません。

種や根がどのような成長をとげていくか、もしかしたら種が成長した後の成木をみて推し量れるかもしれませんし、どこまで成長させたいかの希望もあると思います。そこを見極めて鉢のサイズをきめていけばいいんです。そこを推し量るまえに、鉢を買うのは順序が逆ってことです。植物の鉢替えはだいたい年一回です。鉢植えという頻繁なリニューアルを繰り返すのは事業体にとってはもちろん余計なコストやエネルギーを要しますし、ストレスです。



ブランドの「強み」を知る = 種・根が何かを知る



自分や自社の分析ができていなくて、リサーチやマーケティングに取り組んでも時間と労力を無駄にするだけなのでやめた方がいいと思います。
自分を見ないで世界を見ても意味がないんです。
ではなぜ無駄になるのか、長くなるので次回書いていきます。

強みを見極める。
種にどんな潜在性があるのかを知る。
次回につづきます。


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