ブランチポイントカウンセリング

帰国子女の臨床心理士。 好きなものはバクテー、マトンビリヤニ、えんがわ、タン塩。 嫌い…

ブランチポイントカウンセリング

帰国子女の臨床心理士。 好きなものはバクテー、マトンビリヤニ、えんがわ、タン塩。 嫌いなものはトマト、自分が食べ過ぎてしまうもの。 心理、人生、哲学、価値観などが好きなんだなぁと年々自覚しております。 🌿カウンセリングのご相談はaskfortaro@gmail.comに気軽に🌿

最近の記事

自分の怒りをポジティブにアウトプットする方法

私は19歳にして通風を発症した逸材(異端児?)なんですが。 通風の時ってものすごく腹が立つのです。 落雷ほどの痛みが継続していて終始イライラしているということもありますが、何よりも足が思った通りにならないことに腸煮え滾るんです。 つい前日まで稼働域フルでヌルヌルだった足が急に停止するんです。 「いや、俺のせいやって分かってんで、連日のビールやんな、分かってるけど俺の足やねんから動いてくれよ」 身勝手に何度も懇願したこともありますが、私の願い虚しく、足は無視かつ激痛ですよ

    • 七転び八起きするための『言葉』いくつもってますか?

      世の中って戦場かなって思うくらい地雷が埋まってると思ってるんですね。自分なりの最新版の探知機持っているのに、気づいた時は辺り一面銀色で傷を負っていることよくあります。私は今日もありました。大打撃です。 でも我々はそんなウォー・ゾーンを今日も駆け抜けてるわけです、ほんよくやってますよね。 探知機がうまく作動せず地雷を爆裂にステップしてしまうのはいいとして、重要なのは爆発したあとどのような言葉をかけているのかというお話です。 その言葉があるかないかで、傷の治りが格段に変わり

      • 相手と話していて、モヤモヤする時「今なんて相手に言われたら自分は気分良くなるだろうか」って考えるようにしてる。 自分が言ってほしい内容を自認すると、今の自分の気持ちが紐解けたり、相手に期待しているハードルを確認できたりと色々分析できて楽なのでおすすめです!

        • 「自分の感情をねかせる」 寝るのも大切だけど、捏ね終えたパンのように1人の時間を作ってあげてでねかせてあげることがより大事。 常に刺激(他人や物事)を抱えている状態だと自分の本当の気持ちが発酵できなくなる。 考えを発酵する時間として「1人の時間」設けてあげましょう🥨

        自分の怒りをポジティブにアウトプットする方法

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        • 「自分の感情をねかせる」 寝るのも大切だけど、捏ね終えたパンのように1人の時間を作ってあげてでねかせてあげることがより大事。 常に刺激(他人や物事)を抱えている状態だと自分の本当の気持ちが発酵できなくなる。 考えを発酵する時間として「1人の時間」設けてあげましょう🥨

          他者と比較することをやめたい人へ

          「他人と比較しても何も役に立たないですよ😁」 「比較するなら他人ではなく過去の自分と比較しましょう😀」 「😇」 思わずちゃぶ台をひっくり返したくなりますね。 たくさんの情報が溢れている今日、どっかのSNSに箇条書きに流れてきそうな、そんな「心がけ」たちはみなさんも百も承知かと思います。 もちろん、それで比較をやめれてるのであれば素敵なことですが、頭で分っていても比較思考はちょっとした隙を狙ってあなたのもとへ襲いかかってきます(ホラーかな)。 例えば、私ごとですが、他の

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          子どもとの関係を改善する5つのヒント

          個人カウンセリングで少なくないのがママさんパパさんからの我が子に関する相談です。「言うことを聞かなくて…」「不登校になってしまった」「どのように接していいのか分からない」などの相談はよく耳にします。そこで本日は心理士の私が子どもとの関係を改善するための対処と心がけを紹介します! 「自分の子ども」の前に「一人の人間」である まず大前提として親になると忘れがちなのが、どれだけあなたと顔が似ていても、その子はあなたと異なった価値観、感覚で世の中を生きている立派な人間であることを

          子どもとの関係を改善する5つのヒント

          主観で苦しむ、熱で苦しむ

          先週久々に風邪をこじらせてしまいました、峯村です。 私は定期的に風邪を発症するんですが今回やばかったのは渡航先(クソ常夏ブーゲンビリアアイランドことバリ島)でがっつり流行りの、咳がおじいちゃんみたいに出る熱を発症しました。(行きしなのエアアジアが冷凍庫すぎた) 20年以上ぶりのバリでしたが、全く外出叶わず、ホテルの天井の木の柱をひたすら数えたり、脳内でかた地を作って遊ぶという幼児期に帰ったような遊びをわざわざバリでして、安静にしていました。 「うつ病はこころの風邪」よく言

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          二つの道で迷った時は困難な方を選べ、あれなんなん?

          『二つの道で迷った時は難しい方を選べ』 これよく聞くフレーズですよね。初めてこのフレーズ聞いた時、「いや響きがかっこいいだけで、簡単でメリットが豊富な道もあるやろ」ってシンプルに思っていました。 今でもその発想は変わらないのですが、このフレーズの本質はなんなのかと考えると、「本当にやりたい事、好きなことから逃げるな、素直であれ」という意味なのかなと思います。 好きなことから逃げようとする人間心理 私たちは好きなことから逃げようする習性があったりします。好きなことだから

          二つの道で迷った時は困難な方を選べ、あれなんなん?

          メンタル的にいうと人生は不安定になった心のバランスをひたすら戻す作業。不安定な時に、いかに自分に合ったバランスの取り方をするか。カチッとハマれば割りと早めに安定するし、方略と相性が悪ければ安定するまで長引く。

          メンタル的にいうと人生は不安定になった心のバランスをひたすら戻す作業。不安定な時に、いかに自分に合ったバランスの取り方をするか。カチッとハマれば割りと早めに安定するし、方略と相性が悪ければ安定するまで長引く。

          真っ白の状態って何やってもいいけど、何やったらいいのか分からないから強い。でもそこから一本でも線を入れることで自分が何をやりたいのか、何が求められているのか分かってくる。

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          「そのままにする」技術②

          「そのままにする」ことが正解の時 手放した途端に自分の気持ちが軽くなったり、抱えていた時より明らかに話が進むようになる、そんな体験をしたことはないですか? 「しょうがないか…」と明らめた瞬間に、あれよあれよと世の中の方から歯車を回してくれるような感覚ですね(もちろん歯車が動き始めるタイミングは不明です) 「こだわらなくて良かったんだ」「こっちの方が人生の視野が広くなって、楽しい」など微々たる感覚かもしれませんが、そのように思う場合は「そのままにする」ことが上手く機能している

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          『そのままにする』技術

          『問題は解決すべき』っていう圧倒的「べき思考」 私たちの『べき思考』の中でほぼ全員の人類に使い古されているのが『問題は解決すべき』というものがあります。 「この状態をなんとかせねば」「このスケジュールなんとかせねば」という具合ですね。 たしかに、タスクを現実的に解決する上では欠かせない思考ですね。俗に問題解決と呼ばれる方略。でもそうなんです、方略なんですよ、つまり道具にすぎないということです。 問題において大切なのは問題を「なるべく問題じゃなくすること」で 問題の存在を「う

          あなたのタスクがなかなか終わらない理由とそのコーピング方法

          ①自分一人で終わらせようとしているこれあるあるですね。タスクが眼の前に溢れはじめると、無意識的に『全部自分がやらねばならん』みたいな意味不明のルールの縛られていることありますませんか。交感神経という課題解決の神経が働きすぎると人は対象物に集中するため、『視野狭窄』(視野を狭める)に入るそうです。その結果、『自分で全部倒さないと』という孤独なヒーローゾーンに入るわけでございます。 タスク管理の中で大切なのは「自分だけだ出来ること」と「周りも出来ること」を整理しておくこと。そし

          あなたのタスクがなかなか終わらない理由とそのコーピング方法

          「金継ぎ」と「自己受容の姿勢」

          人の思考は「誰かと比べる」ことを勝手に行います。「こんな自分ではダメ」「もっと努力せねば」などの思考が自分の意志とは関係なく、頭の中をめぐり、その考えを疑いもせずそのまま信じ込むのがほとんどです。 「こんな自分ではダメ」というのを人は知らず知らずのうちに「今の自己への否定」を達成するわけです。 「今の自己への否定」 確かに自己を否定することで努力するに至れる場合も少なくないですが、あまり健全な方法とは言えないかもしれません。 なぜなら、基本的にこのような「煽りの思考」

          「金継ぎ」と「自己受容の姿勢」

          「悲しみの波」と「喪の作業」

          「悲しみには波がある」 例えば、船が難破したとき、あなたは海に放り出され、浮いているあなたの周りは残骸だらけとなる。周囲に漂うものすべてが、かつての船の美しさと素晴らしさを思い出させる。 あなたにできることはただ浮かんでいること。残骸の一部を見つけ、しばらくの間しがみつく。時にそれは幸せな思い出や写真などの物理的なものかもしれない。あるいは、あなたと同じように浮かんでいる人かもしれない。しばらくの間、あなたにできることはただ浮くことだけ。 最初のうちは、巨大な高さの波が容赦

          「悲しみの波」と「喪の作業」

          不安を持たない人間は存在しない

          本日のテーマは「みんなの不安」についてです。 みなさんは自分がある事で悩んでいる時に、「それはちょっと考えすぎじゃない?」「そんなに難しく考える?」と他者から言われた経験はありませんか。(「いや、考えるやろ…こっちの気もしらんくせに」と思う方も少なくない下りですね) 実はこの体験は誰しもが経験したことがあったりします。そうです、あなたの頭の中で思い浮かんでいる悠長で能天気に見えるあの人も、誰かから「考えすぎ」と言われた経験があります。(個人的には「考えすぎ」と言ってくる人も

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