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従業員数150名の無名ベンチャーから大手ホワイト企業に転職できた3つの理由

興味をもってくださりありがとうございます。
この記事ではタイトルの通り「従業員数150名の無名ベンチャー企業」からどのように「大手ホワイト企業」への転職ができたのかについて私が共通しておこなっていた3つについてお伝えできればと思います。


【前提】 前の会社と今の会社について

本題に入る前にまずは前提となる私の前職/現職についてお話しようと思います。

前職、新卒採用で入社した会社は従業員数150名程度のITベンチャー企業でした。
ITベンチャーと言っても世間的に有名な○イバーさんや○天といった有名ベンチャーなどではなく、
東京に数ある下請け会社の1つで主にサーバーやデータベースといったシステムのインフラ部分の構築や運用を担う会社です。

職種は営業だったので業界問わず色んな企業と日々商談していました。
※コロナ期間中でも毎日出社していたのはいい思い出ですw

人数が少なかったのでどんどん仕事を任せてもらえるといった意味ではやりがいはありましたが、
残業時間がとにかく多く月だと70-80時間くらいがほとんどだったと記憶しています。

福利厚生に関しては必要最低限は用意されていましたので特に不満はなかったのですが、
唯一困っていたのは退職金が全くないということでした。
最初の契約書に書かれていたのですが当時の私は全く気づいていませんでした。


一方、今の会社は従業員数3000名以上、業界だとNo1の立場である日本企業です。

事業は色々やってはいるのですが、
私が所属しているのは海外のSaaS製品の総代理店として販売/マーケティングをおこなう部門です。

職種はカスタマーサクセスとプロジェクトマネジメント業務に従事しています。
カスタマーサクセスは大枠営業と同じですが、
新規営業というよりは導入後の企業のサポートをメインとしている仕事です。
正直あまり押しが強くない私にとってはカスタマーサクセスは非常にやりがいのある仕事になっています。

もう1つのプロジェクトマネジメントでは全企業を対象にしたマーケティング施策の起案運用を行っております。
プロジェクトマネジメントは前職では一度もやったことがなかったのですが、興味があったので上司に相談したところやらせてもらえることになりました。

つらつらと情報を書いてしまいましたが表でまとめるとこんな感じです。
今の会社ではもうすぐ1年が経ちますが、
転職できてほんとに良かったなと感じています。

【本題】転職活動にあたって意識したこと

転職活動で私が希望していた条件は主に下記3つです。

・よりたくさんの人が使うプロダクトに携わりたい
・大手企業にいきたい
・多様な業務にチャレンジしたい

この基準をクリアしていると感じた企業を5社受けましたが、
ありがたいことにすべて内定をいただくことができました。
受けた企業は大手外資3社、SIer1社、現職1社です。
転職するまでにかかった時間は3週間ほどと短く、通常よりもかなり早く決めることができました。
この選定基準の際に私が考えていたことはまた別の記事にまとめたいと思います。

では、ここから本題に入っていければと思います。
私が転職活動にあたって共通しておこなっていたことは3つです。

1.再現性のあるエピソードを話すこと
2.転職理由は「ロジカル8割、感情2割」を意識して話すこと
3.担当者を徹底的に調べること

それぞれの理由とポイント/注意点を細かく書いていきたいと思います。

1.再現性のあるエピソードを話すこと

なぜ重要だと思ったか?
採用担当者は、エピソードの内容または要素が自分たちの会社でも通用するものなのかを気にしていると思ったからです。
転職希望者に実績が全くないなんて人は1人もいないので、
そんななかで選んでもらうためには実績をどこの会社でも同じく出すこと=「再現性」があるのが重要だと思います。
エピソードの選ぶ際の注意点
「営業成績1位」や「年間MVP」などの”結果”を話す必要はないと思います。
どれだけの母数がいるかもその実績の難易度がどれだけ高いものなのかも採用担当者には一ミリもわかりません。
なので”結果”ではなく”過程”をしっかり話せるようなエピソードが好ましいです。

2.転職理由は「ロジカル8割、感情2割」を意識して話すこと

なぜ重要だと思ったか?
内定を出すかを決めるときに独断で決めることは殆どないと思います。
大体が関係者複数人で話して決めるものです。そうなったときにどの人が聞いても納得できる因果関係が整っていたほうが伝わりやすいと思ったからです。
また、ロジカル10割は聞くぶんには納得度は高いかもしれませんが、
一緒に働く仲間としてはどうでしょうか?
一緒に働くのであれば「こんなことが好き!/こんな思いがある!」と熱意を持ってくれる人を選びたくなるものだと思っています。
なので、あえて感情的な要素を入れておくことで採用担当者の心を掴めればいいなと思っていました。
ロジカルな理由を考えるポイント
「自身の性格」「転機となった出来事」「この会社の良さ」の3つの観点を基に考えていました。これらの要素をすべて一貫性のあるストーリーにして話すことができれば相手により伝わりやすくなると思います。
【感情的な要素を加えるポイント】
できるだけシンプルな理由がいいと思います。学生時代や子供時代の経験と結びつけることで、その気持が一過性のものではないこともアピールできます。

3.担当者を徹底的に調べる

■なぜ重要だと思ったか? 
自身の話と相手の情報を結びつけて話すことで相手に親近感を感じてもらいやすくなると思ったからです。
また、事前に相手の情報を知っておけば面接前にどんな人がくるかドキドキしなくてすみますw
【担当者の調べ方と注意点】
・エージェントから担当者の名前と役職を入手し、それを元にオンラインで検索しましょう。私が聞いたときはほぼ確認してくださいました。
担当者の情報がわかったら、SNSや会社の事例記事・大学時代の論文などの情報を確認して軽く読んで覚えておきましょう。
軽く読んでおくだけでも面接でのちょっとした相槌や話す内容が変わってきます。
注意いただきたいのは、調査したことをあからさまにアピールはしないほうがいいです。こっちからアピールするというよりかは自然に会話に取り入れることで相手に気づいてもらえるくらいがちょうどいいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?
正直私は転職エージェントでも人材会社でもないので、
プロからするとすごく当たり前なことなのかもしれませんが、
誰かのちょっとした気付きになっていれば嬉しいです。

転職して最も良かったことは、
もし合わなくても転職すればいいやという選択肢を持つことができたことだと思います。
1社で勤め上げることも勿論素晴らしいことですが、
個人的には一度は転職をしてみることで気付けることも多いのかなと思います。

ここまでみていただいて本当にありがとうございました!
自身の経験がどこまで役に立てるかわかりませんが、
この記事を通して少しでも気づきやきっかけを与えることができたら嬉しいです。


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