ぼーず(勝利点)

ボードゲームをあそび、つくり、たのしむ者です。 ボードゲームのルールについて  ・翻訳…

ぼーず(勝利点)

ボードゲームをあそび、つくり、たのしむ者です。 ボードゲームのルールについて  ・翻訳(英→日)  ・校正(誤字脱字チェックから、記載漏れチェックまでいろいろ)  ・ルールライティング をしています。(お仕事依頼について、そのうちちゃんとまとめて公開します)

記事一覧

MOMOJAN(桃雀、モモジャン)をオンラインでプレイしよう(作者公認)

こんにちは、ぼーずです。 この記事では、MOMOJANをオンラインでプレイする方法を紹介します。 これでMOMOJANを遠くの友人と遊ぶことも、 買いたかったけど買えなかった人…

PlayingCards.ioを使いこなそう(pcioデータ読み込み編)

こんにちは、ぼーずです。みなさん、オンラインでボドゲしてますか? この記事では、オンラインで遊べるサイト「PlayingCards.io」を使って遊ぶ方法をご紹介します。 Play…

MOMOJAN(桃雀、モモジャン) 麻雀経験者はこれを読め!ルール(作者公認)

MOMOJAN(桃雀、モモジャン)はゲームマーケット2023秋に、テープルゲームズ/FoUNtainから発表された「2人専用、”鳴き特化型”の麻雀系ゲーム」です。 4人用の麻雀がベ…

ラミィキューブ(2人用非公式バリアントルール)

こんにちは、ぼーず勝利点です。 ラミィキューブ、おもしろいですよね。場に並んだたくさんのセットをあれやこれやとカチャカチャ組み替える楽しさは、タイルを使うゲーム…

1846 2人用バリアント 雑サマリー

18xx.games(https://18xx.games/)で遊べる、1846の2人プレイ用バリアントルールを雑サマリーにしてみました。 抜けや用語揺れ等は確認していませんが、たぶん遊ぶのに支…

クニツィアのゼロ(Zero)を2人でも遊びたい

こんにちは、ぼーずです。 ゼロ(Zero)、おもしろいですよね。手番で1枚取って1枚捨てるだけの簡単さ、パスの代わりに無言で机をノックするエレガントさ、そして何より得点…

great western trail : newzeeland 最速雑読み(231001 プレイして補筆しました)

2023/7/28に公開が確認された標記のタイトルの、特有ルールが知りたくて雑にルールを読んで特徴的なところをまとめました。 用語は勝手に定義したりしているものもあるので…

ラ・グランハDX 拡張全部入れてもラウンドの流れがわかる進行表

こんばんは、ぼーず(勝利点)です。ラ・グランハ、面白いですよね。 元々おもしろいのに12種類も拡張が入ったらなおさら面白くなるのは容易に想像がつきます。 でもね、1…

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アムステルダム(Amsterdam) 雑訳

アムステルダムです。フェルトのシティコレクションのアレです。かつてアレアの13番のマカオと呼ばれていたやつです。 雑訳です。雑なので文章構成をいじっていますし図は…

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ダーウィンズジャーニー(Darwin's Journey) BGGでのQ&Aまとめ

ダーウィンズジャーニーの細かいルールについて、BGGの質問スレッドに上がってるもののうち、Gonzalo Aguirre Bisi(版元であるThundergryphの中の人)の回答をまとめたも…

洛陽の門にて カード雑訳

こんばんは、ぼーずです。 「洛陽の門にて」、序盤がきつすぎるけど面白いですよね。 yucataでのオンラインプレイに対応しているのですが、助手カードの言語依存があるた…

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オラニエンブルガー運河をA~Fデッキまで1日で駆け抜けて得た知見(3):橋のこと

こんにちは、ぼーずです。前回の記事(以下リンクを参照)ではオラニエンブルガー運河の経路、資源周りのことについて、得た知見を書いてみました。 今回は橋のことについ…

オラニエンブルガー運河をA~Fデッキまで1日で駆け抜けて得た知見(2):経路タイルと資源のこと

こんにちは、ぼーずです。前回の記事(以下リンクを参照)ではオラニエンブルガー運河のカード周りのことについて、得た知見を書いてみました。 今回は経路タイルと資源の…

オラニエンブルガー運河をA~Fデッキまで1日で駆け抜けて得た知見(1):建造物カードのこと

こんにちは、ぼーずです。オラニエンブルガー運河、面白いですよね。 面白すぎて先日、A~Fの6種のデッキをぶっ通しで遊んでしまうくらいでした。 そこでゲームの構造につい…

セベクデュエル 拡張:王家の財宝

概要 「王家の財宝」拡張で新たに導入される王家タイルは、価値が高く、2種類の商品の両方とみなせるため商品タイルセットに柔軟に組み込みやすくなっています。 しかし、…

妖怪セプテット 2人バリアントルール(ストローマン)

Sean Ross氏(Haggisなどでおなじみの)による、妖怪セプテットの2人プレイバリアントルールです。 (23.1.26追記)Sean Ross氏ご本人より、「機械翻訳で内容を確認したとこ…

MOMOJAN(桃雀、モモジャン)をオンラインでプレイしよう(作者公認)

MOMOJAN(桃雀、モモジャン)をオンラインでプレイしよう(作者公認)

こんにちは、ぼーずです。
この記事では、MOMOJANをオンラインでプレイする方法を紹介します。
これでMOMOJANを遠くの友人と遊ぶことも、
買いたかったけど買えなかった人が遊ぶこともできます。

重要:本記事は、PCもしくはタブレットを使い、ブラウザ上で
ほぼ手動(一部自動化済)のプレイを前提としています。
スマホでも接続は可能ですが、画面が小さいと操作がしにくいため
プレイに向かないことが

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PlayingCards.ioを使いこなそう(pcioデータ読み込み編)

PlayingCards.ioを使いこなそう(pcioデータ読み込み編)

こんにちは、ぼーずです。みなさん、オンラインでボドゲしてますか?
この記事では、オンラインで遊べるサイト「PlayingCards.io」を使って遊ぶ方法をご紹介します。

PlayingCards.io とはPlayingCards.io(https://playingcards.io/)とは、オンライン上の仮想テーブルで遊べるサイトです。
PCやタブレット端末とオンライン環境があれば遊べて(ス

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MOMOJAN(桃雀、モモジャン) 麻雀経験者はこれを読め!ルール(作者公認)

MOMOJAN(桃雀、モモジャン) 麻雀経験者はこれを読め!ルール(作者公認)

MOMOJAN(桃雀、モモジャン)はゲームマーケット2023秋に、テープルゲームズ/FoUNtainから発表された「2人専用、”鳴き特化型”の麻雀系ゲーム」です。

4人用の麻雀がベースになっているため、2人とも麻雀を知っていれば麻雀との差分を知るだけで遊べます。これはMOMOJANと麻雀の差分だけを抜き出したルールです。
大元のルールや手役一覧はhttps://note.com/fountain

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ラミィキューブ(2人用非公式バリアントルール)

ラミィキューブ(2人用非公式バリアントルール)

こんにちは、ぼーず勝利点です。
ラミィキューブ、おもしろいですよね。場に並んだたくさんのセットをあれやこれやとカチャカチャ組み替える楽しさは、タイルを使うゲームがゆえに増幅されるものだと思います。延々と遊べてしまうスルメゲーですよね。
ボードゲーム専門店だけではなく、トイザらスやドンキホーテなど様々なお店で売っているので、ボードゲームだと意識せずに買って遊んだことがある方も多いかもしれません。

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1846 2人用バリアント 雑サマリー

1846 2人用バリアント 雑サマリー

18xx.games(https://18xx.games/)で遊べる、1846の2人プレイ用バリアントルールを雑サマリーにしてみました。
抜けや用語揺れ等は確認していませんが、たぶん遊ぶのに支障はないと思います。

クニツィアのゼロ(Zero)を2人でも遊びたい

クニツィアのゼロ(Zero)を2人でも遊びたい

こんにちは、ぼーずです。
ゼロ(Zero)、おもしろいですよね。手番で1枚取って1枚捨てるだけの簡単さ、パスの代わりに無言で机をノックするエレガントさ、そして何より得点計算ルールの美しさ。日本語版も出ていない頃に初めて知ってから、ずっといいゲームだなと思い続けています。
2023年8月現在、テンデイズゲームズさん出版の日本語版がなんと1500円+税で買えます。2014年の発売以来、だいたい在庫を切

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great western trail : newzeeland 最速雑読み(231001 プレイして補筆しました)

great western trail : newzeeland 最速雑読み(231001 プレイして補筆しました)

2023/7/28に公開が確認された標記のタイトルの、特有ルールが知りたくて雑にルールを読んで特徴的なところをまとめました。
用語は勝手に定義したりしているものもあるので、雰囲気をつかむのに役立てば幸いです。カード種類がめちゃくちゃ増えて、その効果が別冊(23/7/30時点で未公開?)を見ないと解らないのですが、それを差し引いてもちゃんと独自性が出ていて面白そうです。
また、速さ重視で書いたので、

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ラ・グランハDX 拡張全部入れてもラウンドの流れがわかる進行表

ラ・グランハDX 拡張全部入れてもラウンドの流れがわかる進行表

こんばんは、ぼーず(勝利点)です。ラ・グランハ、面白いですよね。
元々おもしろいのに12種類も拡張が入ったらなおさら面白くなるのは容易に想像がつきます。
でもね、1つ1つの拡張は面白いかもしれないけれども、12種類全部同時に入れるのはオススメしません。ソースは僕です。

全盛りをオススメしない理由は、主に以下の通りです。
・ロバを使って輸送する先が多くなりすぎて、手を出す箇所と出さない箇所がはっき

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アムステルダム(Amsterdam) 雑訳

アムステルダム(Amsterdam) 雑訳

アムステルダムです。フェルトのシティコレクションのアレです。かつてアレアの13番のマカオと呼ばれていたやつです。
雑訳です。雑なので文章構成をいじっていますし図は一切ありません。原文の図と突き合わせれば、遊ぶのに十分な情報は載っています。
もちろん無断での商用利用は禁止します。

雑訳:230625改訂
アクション「商品の積み込み」は、はしけコマの移動を伴わずに行えるので他のはしけコマ移動系のアク

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ダーウィンズジャーニー(Darwin's Journey) BGGでのQ&Aまとめ

ダーウィンズジャーニー(Darwin's Journey) BGGでのQ&Aまとめ

ダーウィンズジャーニーの細かいルールについて、BGGの質問スレッドに上がってるもののうち、Gonzalo Aguirre Bisi(版元であるThundergryphの中の人)の回答をまとめたものです。
最終更新 2023.6.16

基本セットセットアップ

初期資金は手番順にかかわらず同じなのは間違いでない。数百回のテストをして、手番順に関わらず勝つことも負けることもあったそうな。目標タイルを

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洛陽の門にて カード雑訳

洛陽の門にて カード雑訳

こんばんは、ぼーずです。
「洛陽の門にて」、序盤がきつすぎるけど面白いですよね。

yucataでのオンラインプレイに対応しているのですが、助手カードの言語依存があるため(しかもそれが手札に加わるため)、プレイに対する障壁になっていると言えます。

なので、カードの雑訳をここに置いておきます。表の左は、yucataでカーソルオーバーしたときに出てくる英文(だいたい)ですので、その文章を見ながらその

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オラニエンブルガー運河をA~Fデッキまで1日で駆け抜けて得た知見(3):橋のこと

オラニエンブルガー運河をA~Fデッキまで1日で駆け抜けて得た知見(3):橋のこと

こんにちは、ぼーずです。前回の記事(以下リンクを参照)ではオラニエンブルガー運河の経路、資源周りのことについて、得た知見を書いてみました。
今回は橋のことについて、同様に書いてみたいと思います。攻略記事的なものではないですので悪しからずご了承ください(というつもりで書き始めましたがだんだん立ち位置に自信が持てなくなりつつあります)。

また、この記事ではしばしば「ゲームは最速10ラウンドで終わる。

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オラニエンブルガー運河をA~Fデッキまで1日で駆け抜けて得た知見(2):経路タイルと資源のこと

オラニエンブルガー運河をA~Fデッキまで1日で駆け抜けて得た知見(2):経路タイルと資源のこと

こんにちは、ぼーずです。前回の記事(以下リンクを参照)ではオラニエンブルガー運河のカード周りのことについて、得た知見を書いてみました。
今回は経路タイルと資源のことについて、同様に書いてみたいと思います。攻略記事的なものではないですので悪しからずご了承ください(というつもりで書き始めましたがだんだん立ち位置に自信が持てなくなりつつあります)。

経路タイルのこと経路タイル(以下「経路」)とは、個人

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オラニエンブルガー運河をA~Fデッキまで1日で駆け抜けて得た知見(1):建造物カードのこと

オラニエンブルガー運河をA~Fデッキまで1日で駆け抜けて得た知見(1):建造物カードのこと

こんにちは、ぼーずです。オラニエンブルガー運河、面白いですよね。
面白すぎて先日、A~Fの6種のデッキをぶっ通しで遊んでしまうくらいでした。
そこでゲームの構造について得た知見を書いてみました。攻略記事的なものではないですので悪しからずご了承ください。

建造物カードのこと拡張込みで360枚も存在する建造物カード(以下「カード」)について、各デッキの特徴などはまだ語れるほどわかってはいません(過半

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セベクデュエル 拡張:王家の財宝

セベクデュエル 拡張:王家の財宝

概要
「王家の財宝」拡張で新たに導入される王家タイルは、価値が高く、2種類の商品の両方とみなせるため商品タイルセットに柔軟に組み込みやすくなっています。
しかし、王家タイルの獲得は直接的に汚職ポイントをもたらします。

ゲームの準備(変更点)新たなカヌートークン2枚を基本セットのものに加えます。
新たな人物タイル、王家タイルを、基本セットの商品タイル、人物タイルに加えて1つのタイルの山にします。

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妖怪セプテット 2人バリアントルール(ストローマン)

妖怪セプテット 2人バリアントルール(ストローマン)

Sean Ross氏(Haggisなどでおなじみの)による、妖怪セプテットの2人プレイバリアントルールです。
(23.1.26追記)Sean Ross氏ご本人より、「機械翻訳で内容を確認したところ合っていると思う」とのコメントをいただいています。

2人ルールの概要と変更点・7のカードの獲得による勝利点を、合計7点取ることを目指す。
・各プレイヤーは10枚の非公開手札と、13枚の半公開手札(ストロ

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