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クリストファー・ディアス vs ヘルナンデス

ディアスが強めのジャブだけで機制を制しているように見える 無難に戦えばこれだけで最後まで楽できそうだけどディアスはそこから左だけのフックやアッパー、レバー等多角的で独自性のあるコンボでヘルナンデスに襲い掛かる 2R腹をくくったヘルナンデスがパンチを強振するもディアスは全く効いてない ヘルナンデスもパンチがない訳じゃないんだけど、文字通り2Rでレベルの違いを見せられる 終盤ヘルナンデスのジャブの打ち終わりに左フックを当てグラつかせる そこから怒涛のラッシュで何度かヘルナンデスが

    • クリスチャン・カルト vs ブィトラゴ

      ジャブを丁寧に突きながらカルトが前へ出る 中盤ボディでブィトラゴがスリップしたのを皮切りにお互い打ち合うようになる ブィトラゴも気合入って良いけど、この打ち合いでもカルトが優勢 2Rは前のR打ち勝ったカルトが前へ前へ出る その中で強烈なレバーショットで散らしてるのも良かった 3R終盤ロマチェンコみたいに打ちながらポジショニングしてからのアッパーでダウンを奪う 立ち上がるブィトラゴに襲い掛かるもゴングに救われる R終了後に陣営がストップしてカルトの勝利となった カルトはスキルフ

      • フォルテ vs ロレント

        そこまで身長差はないと思うけど、スタンスの違いで両者にかなりの開きがあるように見える ロレントが遠い間合いからジャブを打ってハンドリングする 2Rはフォルテが前へ出て流れを変えようとする 逆に4Rからはロレントが長い距離を保ちながらプレスを掛けられるようになる 6Rフォルテが左のクォーター気味のフックを当てそこから連打でダウンを奪う さらに、このR終盤にもフックを当てロレントが再度効かされる ただ、ロレントはその後立て直してプレス掛けながらロングのパンチで試合を作る 11R距

        • ルーベン・ヴィラ vs スライマン・セガワ

          ヴィラが綺麗に組み立てようとするもセガワが強引に打って怯ませる ナバレッテ戦も思ったけどヴィラは脆いと言うか打たれたら怯むように見えてしまう それでも2R終盤左フックでセガワを効かせた ヴィラが前へ出てパンチを打つも見栄えはセガワの方が良い ただクロスラウンドが続いてると思う 7Rぐらいからヴィラが消耗して来てセガワが前へ出てヴィラを削っていく 8R終盤セガワがストレートのクリーンヒットを起点に連打でヴィラを効かせる 判定はUDでセガワ 下馬評では番狂わせだけど、1発で流れが

        クリストファー・ディアス vs ヘルナンデス

          ジョナサン・ロペス vs パティージャ

          ロペスが強めのジャブでけん制しながら相手が出るとその分クイックなバックステップで躱す 1R中盤パディージャが前へ出てきた所パンチ当てて右手で捌きながら追撃してダウンを奪う パディージャはロープ外に飛び出しそうになりながらダウンを取られる そのまま立ち上がれずロペスが1RKOで勝利した ロペス21歳でこの完成度は素晴らしい オリンピアンのミルコ・クエジョと同じぐらい楽しみな選手 TRの選手だから来年辺りカルロス・カストロと見たい

          ジョナサン・ロペス vs パティージャ

          ヘヴン・ブラディ vs バスケス

          ブラディはボディ狙いで組み立てる バスケスのジャブとストレートを避けながらボディストレートを的確に当てるのは若いながら凄い 3R中盤にはブラディが右アッパーをクリーンヒットさせる バスケスは上手くいかない苛立ちと鼓舞もあるんだろうけど、中盤からブラディを挑発しだす 自分のペースで戦えてるブラディは意に返さずペースを崩さない 6Rバスケスが気を抜いた所に左フックをクリーンヒットさせる 削ってはいるものの明確に効かせるような場面がないのが残念 7Rボディジャブでバスケスの注意を下

          ヘヴン・ブラディ vs バスケス

          サウル・サンチェス vs ヴィリャヌエバ

          サンチェスがプレスを掛けてヴィリャヌエバを削っていく 対するヴィリャヌエバもアッパーをいいタイミングで打ってる ヴィリャヌエバは気持ち強くてサンチェスに臆することなくガンガン強打を打っていく サンチェスは中盤からボディ狙いにシフトチェンジする 完全にどちらかという試合ではなく6~7割サンチェスが取ってるようなRが続く 最終Rヴィリャヌエバが強めに出てサンチェスに襲い掛かる サンチェスは若干ボディ効いてるかもしれない 判定はUD サンチェスが安定感を見せたけど、前回ヴィリャヌエ

          サウル・サンチェス vs ヴィリャヌエバ

          フローレス vs アランブレット

          サウスポーからの右フックを軸にフローレスが優位に進めていく アランブレットは受けるので精一杯のように見える 2R中盤アランブレットを右左のフックで詰めてアッパーを交えながらの連打でダウンを奪う 立ち上がるアランブレットに右フックから左アッパーのコンビで再度倒してそのままレフェリーが止めた ちょっと実力差がある試合に見えた

          フローレス vs アランブレット

          フォスター3世 vs ガルシア

          ガルシアがフォスターの入り際に右フックをクリーンヒットさせる 終盤にも同じ場面があったからガルシアはフォスターの動きを捉えてるね 2Rもガルシアが強烈な右フックやストレートから返しのパンチを当てる フォスターは余裕の笑みを浮かべてるけど主導権を握ってるのはガルシア ガルシアはレブロン戦を見て研究してるんだろうね、あの時もレブロンが要所要所フォスターに右フックを当ててたから 7Rはフォスターがプレスを強めて比較的良い感じで攻めていったように見えた ガルシアは消耗してるけど序盤入

          フォスター3世 vs ガルシア

          ベロッティ vs ジャイルス

          お互い良い感じに手数を出してるけど、ベロッティの方が的中率が良く散らしてる ジャイルスが4Rから距離を潰してスキル勝負じゃなくてフィジカルで優位に立とうとするもそれでもベロッティの方がよく見える ただやりづらそうには見えた 6Rジャイルスが接近戦の中で左フックのカウンターを当てる 9Rぐらいになると、ややソフトだったイメージのベロッティが力強いパンチを打ち出す スキルフルだけどソフトだったから削れなかったけど本格的に削りだした 最終Rジャイルズが接近戦で強烈なフックを何度もヒ

          ベロッティ vs ジャイルス

          カルデナス vs バリオス

          お互い公式では同じ身長だけど、明らかにバリオスが小さい バリオスは163-4cmって所かな? 1Rはハンドリングでどっちに振ってもおかしくないRだった カルデナスはジャブを起点にする攻撃が多い 中盤にはジャブとクォーター気味のパンチのカウンターでバリオスの顔を上げる 3Rはバリオスがカルデナスのガードの隙間を狙ってインサイドの攻撃を当てる お互いの攻防だと影響力を持ってるのはバリオスの方だね 5R中盤カルデナスの左のカウンターからの右でバリオスが仰け反る 軽やかなボクシングの

          カルデナス vs バリオス

          ジェームズ・ディケンズ vs デュラン

          1R半分過ぎたところでディケンズの右フックのダブルでデュランがダウン ちょっとオープンブリーでプッシュ気味だったからデュランからしたら運が悪かった 2Rディケンズの連打からの右ボディで再度ダウン デュランは1発目で体がブレるから2発目の時にバランス崩すね デュランはフィジカルが弱いのか信じられないぐらい何度もスリップを繰り返す 3R終盤デュランのオーバーハンドでディケンズがブレる 実力的には圧倒的な差がある物の歴戦のダメージでモロくなってるから誰にでもチャンスあるように見えて

          ジェームズ・ディケンズ vs デュラン

          モンゴメリ vs セサール・フアレス

          お互いバチバチ 1Rからモンゴメリがボデイ効かす フアレスは自分が知ってる頃と比べるとかなり緩くなってパンチの振りも雑になってるけど闘争心だけは健在 モンゴメリはインファイトに応じてるけど、もう少し距離空けて中間距離で戦えたらもっとフアレスを削れると思う 4Rには連打の中でモンゴメリがアッパーでフアレスの顎をハネ上げるもフアレスは耐えて打ち返す フアレスの根性は凄い 5R連打でさすがのフアレスも怯みだす 7R終了間際にはモンゴメリが連打で攻め立てるもフアレスは効いてねーよと両

          モンゴメリ vs セサール・フアレス

          ヘレラ vs ナバレッテ

          最初からお互い思い切りの良いパンチを振るっていく その中で序盤ヘレラが左フックをクリーンヒットさせる Aナバレッテも怯まず返す 終盤ヘレラの左フックが入り落ちて力なくロープにもたれかかるAナバレッテを見てレフェリーがストップした 試合終わった後お前も強かったぞみたいな声を掛けてたヘレラが印象的だった

          ヘレラ vs ナバレッテ

          フロイド・ディアス vs ペドロサ

          ディアスが遠い距離からジャブを刺していく 2R終盤にはジャブの差し合いでペドロサをたじろかせる 4Rはペドロサが頑張って連打の中からストレートを当てたりしてた 5Rゴング前ディアスがオーバーハンドをクリーンヒットさせる ただペドロサにそこまでダーメジは感じられなかった 6Rレフェリーがブレイクを宣告したにも関わらずクリンチ後の加撃があったとしてペドロサに減点1 これはちょっと厳しいね ただこれで火が付いたペドロサはこのR一気に攻めて攻勢に出る ディアスがクリーンヒットしてもペ

          フロイド・ディアス vs ペドロサ

          ホセ・アンドレス・テラン vs ペレス

          テランがL字でプレス掛ける 小さい選手がL字でプレッシャー掛けるのはちょっと珍しいかもしれない そこからジャブと入り際にフックを合わせる 3Rぐらいになるとロペスがテランの癖を見抜いてストレートやロングのパンチを当てだす 3R終盤ボディで視線を落とさせてストレートをクリーンヒットさせる。これでテランはちょっと効いたんじゃないかな テランは相手のパンチを見ないままスリッピングするのはよくないね このままだとマズいと思ったかテランが8R開始と同時で強振で襲い掛かる ただその時間が

          ホセ・アンドレス・テラン vs ペレス