1人情シスって泣けてくる
中小企業の場合、情シスという大きな組織がなく、実態は総務部の方が形上情シスを兼務されているような中小企業様、本当に多いです。
そういった方からすると、情シス業務は本来の業務ではないわけです。残念ですが。
でも、やらないとならない仕事。
故障など発生すればベンダーさんの保守対応に立ち会うなんていったケースもあります。
機器のリプレースになれば、その調整も全部やらないとならない。
本業は「総務」なのに・・・
これ、本当に多いんです。私の知り合いの中小企業様の多くが、まさにこういった状況になっています。
逆にこういった状況から見事に脱出した企業様も実際おられます。
もともとオンプレミスでシステム運用を総務の女性が1人で兼任していましたが、見るにみかねたコンサルタントの方が、
「これ、クラウド化すれば済む話ですよ」と。
そこで、まずストレージはBoxを導入し、ファイルサーバーの保守が切れるタイミングまでにデータを移行させ、ファイルサーバーの撤去を実施。
それと同時にインストール型で使っていた各種アプリをSaaSへ切り替え、結果としてネットワーク機器（スイッチ、ルーター、無線AP）だけ物理的に残って、それ以外は全部クラウド化を実現した企業様があります。
1人情シスの方は、今、なんと「ユーザーの追加と削除」だけを情シスとして行い、それ以外は総務の業務に専念しています。
これから労働人口が増えることはないでしょう。
中小企業が限られた人員リソースで会社を大きくしていくには、クラウド化はさけられないです。
真っ先に行うべきは、一番手間がかかっていくものです。
以下に該当するものは、工数がかかり生産性を低下させます。
・故障がつきまとうもの
・ソフトウェアの更新やパッチ当てといったメンテナンスがつきまとうもの
・いずれ買い替えが発生するもの
・専門知識が必要で属人化しやすもの
これらは早めに排除していくことを強くおすすめします！
あ、これって、オンプレミスのファイルサーバーもその１つですねｗ
まとめ
人は増えない！
でも、生産性をあげる！
さぁ、何から取り組むべきか優先順位をつけましょう。
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