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高まるアメリカ人旅行関心層へリーチ。保有メディアとデータで勝つ海外配信Tipsとは?

こんにちは。
海外配信(Outbound)のセールスプロモーション担当をしている坂東と申します。
本日は、アメリカ人の旅行意欲の高まりと、それに対応するプロモーションをテーマに書いてみたいと思います。

<筆者プロフィール>
大阪府出身、神奈川県在住
海外広告配信のセールスプロモーションマネージャー
4歳と6歳の男の子と、夫の4人暮らし
趣味は、ヨガと旅行

はじめに

パンデミックで大打撃を受けた経済活動も徐々に再開し、私たちは不安定ではありながらも生活に活気を取り戻しつつあります。
しかし従来の消費習慣へ簡単に戻る訳ではなく、ある種の洗練され進化した新たな生活が確立されつつあるように感じています。

例えば仕事面では出社日数や会食が少なくなり、フルリモートでも業務が成り立つことが証明され、オフィスを縮小した会社もあったかと思います。
また、プライベート面では、地方への移住者増加のニュースや、オープンエアーで楽しめるキャンプの流行も記憶に新しいかと思います。

新たな生活やそれによって変化した価値観の中で、充実を実感しながらもどこか物足りなさを感じることもあります。
私の場合の物足りなさは、異国のカルチャーを肌で感じづらくなった点で、「海外旅行に行きたい!」という気持ちが湧き上がり始めていることを感じます。
特に、子供たちにはそれぞれの国でのコミュニケーションの違いや、空気感の違いを幼いうちから肌で感じてもらいたいと思っていましたので、海外への往来のしやすい日々がまた訪れてほしいと強く願っているところです。

今回は「旅行」をテーマに、アメリカの人々の旅行に対する意識と、旅行関連会社のアメリカ市場でのプロモーション例をこのブログでお伝えしていきたいと思います。

アメリカ人の旅行への関心

2019年から始まったパンデミックで、アメリカの一部の地域では目を見張るような甚大な被害を受けました。その時期は国中が恐怖と悲しみに包まれ、街に人の気配が無くなりました。
しかし、現在は、感染状況がかなり落ち着いてきたことで、経済活動がかなり再開されているようです。
人々の旅行意欲は一度は大きく落ち込みましたが、2022年4月時点のデータでは92%の旅行者が今後半年以内に旅行を予定しているようです。

少しずつではありますが、旅行への意欲が高まり続ける背景の一つに、旅行の規制緩和など、ポジティブなニュースが日々報じられていることが挙げられるかと思います。

また、当社が保有するメディアやサービスのデータを見てみると、アメリカでのホテルや航空券の予約数は前年比で大きく伸長しています。
特に、航空券の予約は前年比+43%以上の増加ということで、旅行への関心は高まり続けているます。

データを活用した旅行関連のプロモーション

旅行への関心が高まり続ける中で、日本でも海外からの訪問客を迎え入れる準備について考えるタイミングになりつつあるのではないでしょうか?

先に述べた通り、当社ではメディアを保有していることで得られる様々なデータがありますので、プロモーションにご活用いただくことが可能です。
例えば、当社のメールサービスでは、40億を超えるEメールが毎日ユーザーに届いており、その90%が企業から送信されるものです。
つまり、ユーザーが登録しているサブスクリプションやメールマガジン、インターネットで購入したレシートなど、興味関心、購買データが膨大に詰まっているのです。
その1st partyデータを活かし、プロモーション目的に応じたセグメントを作り、自社のDSPで広告を配信することができます。
「アジア旅行関心ユーザー」や「ビジネス旅行ユーザー」などをターゲティングした動画やバナーを配信し、クライアント様のサービスをアピールすることができるのです。

それだけではなく、家族構成やライフステージなどのデータを活用し、ターゲットごとにより彼らに響くクリエイティブの出し分けができるダイナミッククリエイティブなら、効率の良いプロモーションを実現できます。

※当社アメリカ本社の実施事例

また、もっとピンポイントなターゲティングをしたい場合や、よりプロモーションをスケールさせたい場合は、当社の連携するデータパートナーの持つ3rd Party Dataを活用することもあります。

例えば、旅行関連で評判の良いADARA様のデータには、様々な航空会社やホテル会社のトラベルデータが詰まっていますので、旅行顧客の行動パターンや購買傾向を分析し、精度の高いデジタルマーケティングソリューションを提供することができます。


そして直近のアメリカでの広告トレンドとして、Connected TV(CTV)への出稿も人気が高まってきています。
アメリカではコードカッターという言葉がよく聞かれますが、地上波TVからConnected TVに移行するユーザーが増加しており、現在はアメリカの人口の約65%がCTVを利用していると言われています。
また、CTV視聴者の71%は視聴中にモバイルデバイスで関連コンテンツを検索しているということもあり、CTV広告にQRコードをつけておき、モバイルでの詳細情報の閲覧を促すというプロモーションもよくおこなわれます。

※当社アメリカ本社の実施事例

さいごに

今回は、アメリカにフォーカスしたご紹介をさせていただきましたが、当社では、ヨーロッパ諸国、台湾、香港など様々な地域にメディアやサービスを保有しており、noteに書ききれない多彩なソリューションで、クライアント様とユーザーをお繋ぎするプロモーションをご提案しています。
海外でのプロモーションをお考えの際には、私たち海外配信(Outbound)チームに一度お声がけいただければ嬉しいです。

そして、パンデミック前のように、人とのダイレクトなコミュニケーションが楽しめ、異国のカルチャーを肌で感じる選択がしやすくなることを、心から願っています。
海外への往来がしやすい日々が、近い将来に訪れますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


*Boundless株式会社(バウンドレス)は、米国に本社を置くYahoo Inc.の日本法人です。

当社では、ディスプレイ、ネイティブ、リッチクリエイティブ、DOOH、CTVなど豊富な広告フォーマットを取り揃えたグローバルなオムニチャネルDSP配信から、アメリカ、ヨーロッパ諸国、台湾、香港など各マーケットで展開する自社メディアを活用したスポンサーコンテンツまで、課題に合ったソリューションをご提案いたします。どうぞお気軽にお問合せください。


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