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親友

友情関係は見極めた方が良いと思うけど、失敗して学ぶ事もあるから色んな人と仲良く出来るなら色んな人と仲良くした方が良いと感じたけど、やっぱり見極めた方が良いと思った時の話です。

学生時代は来るもの拒まずの性格だったので「みんな友達」だと思ってました。でも、相性が合わなかったり、相手に依存しすぎたりと良好な関係では無かった気がしました。
同時に自分にも依存心がある事に気づきました。

その時に感じたのが友達(同性)同士で彼氏彼女みたいな関係になる関係はあまり良くないという事です。
正直…家庭環境に問題がある同士でした…。
似たもの同士は時に対立する時もあります。
例えば…お互い話したい人同士なら話が噛み合わなくなるみたいな感じで似たタイプは時に対立する時もあります。

私は、体調を崩してしまうのであまり距離感が近すぎると上手くいかないです。(後にパーソナルスペースは大切だと気づきます)

私も距離感がバグってたので人間関係が上手くいかなくなるのは自分にも原因がある時もあると思いました。
心理士の先生には「人と関わらなければ良い」と言われた事がありますがそれは少し寂しいです…。

お母さんに「高校(最終学歴)の友達は一生ものだよ」と言われたので大切にしないとと思って違和感を感じる友情関係でも不満を他の人に漏らしながら一緒に居ましたがその友情は続きませんでした。
それに自分が苦手意識ある時、相手も苦手意識ある時もあります。

違和感は友情関係だけで無くても全てにおいて見過ごしてはいけないです。
体が何かのサインを出してる時もあります。
過去に共依存関係になった人も無理に無理を重ねて過呼吸になってしまいました…。

でも、私には離れられない原因がありました。
それは、自分自身…学生時代に虐められて孤立する事があったからです。
その時に孤立する事は辛いし、寂しいから私は可哀想だから離れる事が出来なかったのと自分で自分を「この子が良からぬ事を考えたら私は生きていけない」と洗脳してました。
私は、全般性不安障害ですが中には自分で自分を不安の道に洗脳してる時もあるのでは無いかな?と感じる時があります。

それに相手も色んな人から距離を置かれてたので余計にです。
でも、明らかに自分の精神状態も異常でした。
私は他人の感情を過剰に受け取りやすいのでその影響もあるかもしれないです。

その時に感じたのがいくら説得をした所で人は変われないという事です。
「どうして変わらないのかな?変わった方が生きやすいのに。」は相手の為では無く、自分の為の言葉です。
相手がそれを望まないのなら離れるしかないです。
みんなから距離を置かれるという事は他の人もなんか嫌だな…とか許せないと思った言動や行動があったのかもしれないです。
違和感を覚える関係は続けられないと学びました。

私には親友が二人居ます。
ある日…。
高校時代に同じクラスの見た目が少し不良そうな感じの女の子と話した時に直感で「私、この子の事好きだし、なんかこの子とはずっと仲良くいられそうだな」と思った時がありました。
当時は、地元の子が居るから他の子と仲良くしなくても良いかなと思ってました。
今の私なら当時の私を叱ると思います。
「とんでもなく良い子だからな?見逃したらお前見る目無いからな?」と。
最初は怖そうに見えたけど、話すと楽しくて怖い印象では無くなりギャップに萌えました。笑

後にずっと仲良くしてくれる親友の一人になります。
高校時代に直感で感じた事が本当になったし、今でも一緒に居て「仲良くなれて幸せだな…」と感じてます。
親友の成長も間近で感じられるのと親友の子供の成長も同時に感じられて嬉しいです。

色々とあり…会えない期間もありましたが前よりも会える様になって嬉しいです。
当時も不満も不安も全く無かったのですが今でも不満も不安も全く無いので相当気を遣ってくれてるのだと思います。
憶測も入ります。
私も感じる時があるのですが親しき中にも礼儀あり。と言う言葉があると思いますが相手に慣れすぎてはいけないと思ってます。

家族でも夫婦でも友達でも恋人でも気を遣うと言う事は大事な事だと思います。距離感が親密すぎるのは依存心を強めるのでお互いがそれで良いのなら良いのですが誰でも距離感が近すぎるのは嫌がる人も居ると思います。
近いと感じると不思議と相手との空気感が変わる感じがします。

もう一人の親友も高校の時に出会いました。
後に唯一無二だな…と感じる瞬間があります。

人間関係のイザコザになるとその子に相談してました。
私は、その子が後に繊細な子だと気づきます。
他人の感情を過剰に受け取る同士なのでその子を知らぬ間にたくさん傷つけてしまった事も後に気づきます。
人が悲しんでる姿を見たり、他の人を悪く言ったりすると言われてる相手の気持ちに同調してしまう事も私はあると思います。

でも、違和感を感じる人間関係ならすぐに切った方が良いと少しは冷淡になって切り捨てる事も自分にとっても相手にとっても大事だとも思いました。
自分が大切にしたい人を守る為にもそれは必要な事です。

ある日…。
私は、会社員時代に無理をしすぎて自分も追い込みすぎて身も心もボッコボッコにしてしまいました。
色んな人から距離を置かれました…。

私は親友に対して少し愛が重いです…。
それには理由があります。
毎年、年賀ハガキを送ってくれてたのですがいつもハガキには「体調悪そうで心配」と書かれてました。
当時は、面白がってましたが今思うと毎年書かれてたのはやばい事だなと思いました。
生きづらかった時もありましたが親友からのたくさんの助言に救われました。

共依存状態だった私を救ってくれたのも親友でした。
私が毎回、共依存になった人と遊びに行く際も「頑張るね」と言ってた気がします。
ある日、親友に「友情って頑張るものじゃないよ」と言われた時にその言葉を冷静に捉える事が出来ました。
肩の荷が下りた感覚もありました。

私は、スケジュール帳に日記をたまに書くのですがそれを見せたら親友が誤字だらけの私の文章を見て後に修正テープをくれたのは良い思い出です。

他人は思ってる以上に優しく無いです。でも、自分を守れる防衛心が機能してる事なので自分を守れます。
全ての人では無いけど、面倒ごとには巻き揉まれたくないと誰でも思います。
ネガティブな人と関わりたくないと思う人も居ると思います。

私は、親友の親に「もう娘と関わらないでくれ」と言われた事もあります。
私も自分で自分を洗脳してたのでやめたいとは思ってもなかなか手放す事が出来なかったです。感情が強すぎるのもあります…。
共依存は正直怖いです…。
そんな事があっても離れずに傍に居てくれました。

後に聞いたら《私が原因なら離れてたかもしれないけど、私が原因ではなかったから》と言われました。
思い返しても結構巻き込まれる事が多かったです…。

精神が限界を迎えて会社に行けなくなってスマホの電源を入れるのも怖くなった時に文章も上手く打てないのでLINEスタンプだけで会話したり、お話聞いてくれたり、たくさん心配してくれたり、名前だけのLINEを送ったらすぐに心配して電話してくれたり、
あ…思い出したら泣きそう…。
本当に感謝してます。

私は、古代ローマの哲学者キケロが提唱する『困難な状況にあるとき、人は初めて「真の友」を知る。』と言う言葉を目にした時にその出来事が親友と重なって共感と共に感動しました。

この言葉が凄く心に響いて感謝をすると共に親友をずっと大切にしようと思いました。


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