ボーダーのYuu

精神疾患と戦う毎日。 毎日自分を傷つけ、他人に振り回される。 別にわかってほしいんじゃ…

ボーダーのYuu

精神疾患と戦う毎日。 毎日自分を傷つけ、他人に振り回される。 別にわかってほしいんじゃない、 ただ、誰かにそれを見せてしまう前にここに書き綴りたい。 ADHD、鬱、適応障害、不眠、境界性パーソナリティ障害(ボーダー)の診断をもらっています。 日常を見守っててね。

マガジン

  • 愛、不満、ボクの闇

    ただただぼくを傷つけてきた世界への不平不満を書くだけ。 愛しても愛しても傷つけ捨てられるこの人生に、 いつか終止符を打てるのでしょうか。

  • メンヘラコラム

    精神疾患の方、それについて知りたい方にとって有意義な知識を書き連ねていく自己満コラムです。

  • 【連載】ボクは愛に殺される

    "ボク"の恋愛と精神疾患との戦いを描いた「ボクは愛に殺される」のシリーズです。

  • 【連載】一人の愛より千のいいね

    "私"の精神疾患と、愛せないのに恋したい気持ちについて綴った連載小説「一人の愛より千のいいね」のシリーズです。

  • ぼくとトー横と路地裏と。

    ぼく自身が"トー横"に行った時の気持ち、エピソードを綴っていくシリーズです。

最近の記事

浮気の正当化?って?

浮気されて、三日間の短い恋愛は終わった。 告白したら抱きしめられて、「よろしくね」って可愛い声で呟かれたのが、今も耳に纏わりついてる。 忘れたいな。 付き合った翌日にそいつの元彼から連絡が来て、会う約束をした、と。 俺は死にたくなった。というか、みんなが必死に止めなかったら自殺してた。致死量のメジコンも買った。 問い詰めた。一生浮気しませんって誓わせた。 反省し続けると言った。 けれど次の日、「不倫じゃないのに浮気がいけない理由がわからない」とか発言した。 そして浮気をさ

    • 一生分の愛、だなんて

      浮気、とか、お付き合いしてるのに他の男との関係がやめられない、とか こんな状況を、地獄を、俺はよく知ってる 高校三年生の頃 とある病んでる子とお付き合いしたことがある また精神疾患のことはよく理解できてなかった頃だけど 相手の病気はwikiとかで調べて、なんとか理解しようとした 突然その子のFFから送られてきた言葉 水音って名前の男。 「なんで彼女にも金払わせるの? 彼女がデート代どうやって稼いでるか知ってる? 援助交際だよ 彼女に体売らせんな 全部払えないなら彼氏なんて

      • 天国のあなたへ

        今日は大事な妹の赤ちゃんの命日。 天国にいるあなたにお線香とお手紙をあげて、 お線香が消えるまでずっと色々考えてた。 お線香の香りで思い出したことがある。 親友は2021年の6月に自殺で他界した。 俺に何も言わず向こうにいってしまった。 告別式の前に、彼の家にお邪魔した。 彼のご家族の前で、お線香をあげて、おりんを鳴らして、手を合わせた。 短くてもたくさんの思い出があったから、そこに横たわって綺麗な顔のままでいる親友が本当に亡くなったなんて実感がなくて、 手を触って、感触

        • 愛、不満、ボクの闇⑦

          誰が好きで、楽しくて、自分を傷つけると思うわけ?? 世界を、自分の身の回り全てを呪い殺すことなんて造作もない。 物理的にでも、精神的にでも。 とことんにまで傷つけられたら、逃げるしかないほどに追い詰められたら、その何倍かの苦痛でそいつ(ら)を呪い殺すことだなんて、躊躇う必要もないし、別にそんな偽善は抱いちゃいない。 "死んで地獄を見るのは死んだ本人じゃなくて取り残された周りの人間だ" ボクの書き物にも綴ってある言葉。 死ねなかったけど10回は自殺未遂をして、それで傷つき

        浮気の正当化?って?

        マガジン

        • 愛、不満、ボクの闇
          7本
        • メンヘラコラム
          2本
        • 【連載】ボクは愛に殺される
          11本
        • 【連載】一人の愛より千のいいね
          0本
        • ぼくとトー横と路地裏と。
          3本

        記事

          メンヘラコラム②『ODについて』

          ボクに味方してくれるのはお薬だけ!! …本気で言ってる? はい。本気で言ってます。 ※この記事にはODを勧める意図は一切ございません。「周りにODしてる人がいて心配…」 「ODしたらどうなっちゃうか不安で仕方ない…」そんな人向けに書いています。 それでは行ってみよう!!よいしょ!! ①なんでODをするのか? 動機は様々ですが、快楽を求めるというよりは、 「自分の闇(病み)と戦うために現実逃避したい」 という目的である場合が多いようです。 ODは自傷行為の一部です。 依存する

          メンヘラコラム②『ODについて』

          ボクは愛に殺される(完結)

          【十章/最終章】 結局、人間という生き物は、 代償なしには何かを得られないのかもしれない。 ボクの身の丈に合わない幸せを得たから、 こんな地獄に突き落とされたんだ。 ボクはこの先、この世界で、どう生きていけばいいんだろう。 ここには何もない。 誰もいない。 好きな人も、嫌いな人も、誰もいない。 白い光が、天から差し込んでいる。 ボクは地獄じゃなくて、天国に行く人間だったのかな。 なんて思っていたら、 点滴のパックが見えて。 ああ。 また、消えられなかった。

          ボクは愛に殺される(完結)

          ボクは愛に殺される⑩

          【九章】 みちゃんに会って、みちゃんと話して、 みちゃんと愛し合って、みちゃんと笑って。 みちゃんと泣いて、みちゃんに傷つけられて。 みちゃんが自分を責めないように、平気なフリをし続けて。 愛してる人だから、心の闇まで、精神疾患の闇まで、腕の傷まで、解離まで、 怖い破壊人格さんとのやり取りまで、 全部全部、愛してる人だから、 全部全部、その人の一部だから。 ボクはただ愛していればいい。 いくらボクだけが一方的に悪いみたいな言い方をされても、 だってみちゃんは解離した

          ボクは愛に殺される⑩

          ボクは愛に殺される⑨

          【八章】 みちゃんは、我はそこまで強くないが、 自分の世界が、特に愛することへの考え方が、人一倍しっかりしている人だ。 なにに関しても責任感を感じすぎて完璧にやりすぎてしまう、その性格からきている…というにも、なんだか違くって。 でも、一途で、好きな人を心から応援して弱いところまで包み込める、 そんな慈愛に溢れた恋愛観が、とても綺麗だと思った。 ボクは、最近愛の価値がよくわからない。結局傷つくのはいつも自分で、傷つくくらいならボクの方から捨ててしまえばいいのかな。クズ

          ボクは愛に殺される⑨

          ボクは愛に殺される⑧

          【七章】 感受性が、死んだ。 1人が、耐えられなくなった。 自分が、わからなくなった。 そんな時、ボクを救ってくれたのは、 いつも、ボクが愛した人だった。 愛ってなんだろう。 多分、理屈で考えることじゃない。 そばにいてくれるのが嬉しくて、その人のためならどんな負担でも受け負って、 何かしてあげられたらいいなと思う。 世界中の全員が愛する人に刃を向けたとして、 それでもボクは愛する人を庇いたい。 愛する人のためなら、自分の身が滅んでも構わない。 自分の命ひと

          ボクは愛に殺される⑧

          ボクは愛に殺される⑦

          【六章】 涙なんて一週間もあれば止まる。 苦しいなんて1ヶ月もあれば麻痺する。 でも、誰かが言ってた。 "死んで本当の地獄を見るのは 死んだ本人じゃない。 周りに取り残された人だ。" 過剰服薬は、止まらなかった。 一ヶ月も二ヶ月も、止まることはなかった。 『私には支えられない。ごめん』 月も、ボクの世界から消えた。 『私には病んでる人の気持ちがわからない。 同じ病んでる人の方があなたをわかってあげられるよ』 別に、わかってほしかったわけじゃない。 別に、わかっ

          ボクは愛に殺される⑦

          メンヘラコラム①『薬物依存』

          か、カフェイン錠が底をついた~~~!!!! 、、ほう? それそんな困るの? では行ってみましょう、自分語りからの派生、ちょっとタメになる知識を語るシリーズのpart1! 頭に入れてくれると嬉しいよ!よいしょ! ①身近にあるよ、薬物依存 さてさて世の中はかんたんなものから法に触れちゃうものまでさまざまな薬物にあふれています。 カフェイン。ニコチン。アルコール。 この辺は皆さんわかりますね。 市販の風邪薬や鎮痛剤。 ↑この辺の依存で苦しむ人がかなり多いのかなって思います。詳し

          メンヘラコラム①『薬物依存』

          ボクは愛に殺される⑥

          【五章】 『いい音が録れたね!楽しかったみたいでよかった。』 その音に月も喜んでくれたし、チームのみんなも絶賛してくれた。 ボクも親友も録り音に満足している。 残りのお菓子を開封しながら、曲をさらに高める工夫を考える。 そうだ。心を揺さぶる音楽。 ボクが表現したい音を一番わかりやすく聴衆に届ける手段─つまり、ボクの生録音で録ろう、と発案した。 のちに発案はチーム内で大好評を博し、そのままコンペ本番にも持ち込まれることとなるのだが。 この生録音のために新しい楽器を新調

          ボクは愛に殺される⑥

          ボクは愛に殺される⑤

          【四章】 『すごく難しいものと戦うんだね、頑張って!』 月の励ましに癒され、鼓舞され、ボクはPC上で音を紡ぐ。 行き詰まっても親友や月がボクを応援してくれる。 そんな心の支えは、ボクの作業スピードと集中力に拍車をかけた。 3時間後。デモソングは完成し、ボクの生演奏でメロディを録音した。 理論を駆使し、理論を詰め込み、理論で心を揺さぶろうと考えに考え抜いたこの曲は、 確かにシンプルながら聴き心地の良い仕上がりになった。 しかし、どうもしっくりこない。 その違和感はすぐに

          ボクは愛に殺される⑤

          愛、不満、ボクの闇⑥

          『この世界に病んでる人間なんて必要ない』 メンヘラ封印されることになりました~!! 元自宅(賃貸)での4度にわたる練炭自殺(未遂)の末 大家と不動産がボクに言い渡したのは "3月中にはこの家を出て行ってください"でした。 世知辛いね! さあ病んでODして入院して就活の時期を逃したボク。 3年間専門学校で作曲を学び続け、 将来も有望だろうと踏まれていたわけですが。 そもそも学生じゃないと家ってすぐに借りられないんだね! あ~~、、家もなくて仕事もなくて、え?死ぬしかない

          愛、不満、ボクの闇⑥

          ボクは愛に殺される④

          【三章】 学校には、毎月企業から『学生の自由な発想で曲を作ってほしい』と、作曲の案件が舞い込んでくる。 うちの学校では、その案件に対し、作曲専攻の先輩から同級生、後輩と世代関係なしに10人程度のチームを自由に結成し、 学校内全ての作曲チームと作曲で戦う、コンペ形式で取り組んでいた。 まるで曲作りのバトロワみたいだ。 実力主義の場面では、ボクは珍しく評価され、 先輩たちにも編曲や発想力の面で頼られるから、居心地がよかった。 学校の日常生活では、(自傷行為はさすがに隠して

          ボクは愛に殺される④

          ボクは愛に殺される③

          【二章】 ある時、ボクが作曲の先生に曲を流して聴いてもらっていた。 ボクは学校でよく思われてないみたいで、みんなとの付き合いを諦めていた。 だけど作曲に関してだけは誰よりもストイックにやろうと思って、いかなる批判も覚悟して、誰よりも曲を先生に聴かせに通った。 運命の出会いってこういうことを言うのかな? 見知らぬ…同性の…先輩?が、曲を流しているのを熱心に見ていた。 それも、何曲も、何十分も、うんうんと頷きながら、だ。 その人、年齢は上だが後輩らしい。 『とてもいい曲を書

          ボクは愛に殺される③