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楽しいマンガ、アニメのかくも厳しき世界

日本人ならマンガが好きな人は多いはず。

しかし、漫画家という職業は過酷です。

そんな漫画家を扱った小説を2冊と映画を1本、マンガを描くための入門書を1冊紹介します。

これらの作品を通じて、漫画家という職業の過酷さや魅力を再認識できるでしょう。

また、最後に紹介するジョジョの荒木飛呂彦さんの入門書を読んで、あなたもぜひ創作の世界に足を踏み入れてみてください。

たとえ、ものにならなかったとしても、マンガの世界をさらに深く知ることができますよ。

プロの漫画家になる夢を叶えられる確率は?

少年ジャンプを舞台に繰り広げられる新進気鋭のマンガ家たちによる熱き闘いを描いた青春ストーリー。

原作は読んだことありませんが、私の大好きなコミック&映画『DEATH NOTE』の作者 大場つぐみさんと小畑健さんによる作品、ということで、期待しないわけにいきません。

「友情」「努力」「勝利」そして「恋」。
少年ジャンプといえばこれら4つの言葉。

2人の高校生コンビの友情と努力がやがて勝利へとつながる。
そして、その先には……

マンガ家デビューに王道なんてない。
おもしろい作品で認めてもらい賞を獲り、またおもしろい作品を描く。

原作を知らなくても楽しめる作品です。
私もやる気がわいてきました(^^♪

アニメ制作はチームを組んでの闘い。勝利への道はやっぱり険しい!

「ハケンアニメ!」とは、覇権アニメ、つまりそのクールで最も評価されたアニメ作品を指します。

この小説はアニメ制作現場の裏側を描いており、多くの人が関わる複雑なプロセスを知ることができます。

30分のアニメを一人で描き切るわけではありません。
完全分業制で進められるのです。
メンバーをまとめ上げるのが監督。

アニメ制作の裏側をリアルに描いた作品。
アニメがいかに多くの人々の手によって作られているかが分かります。

一人ひとりが完全に異なる分業を担い、それぞれの立場から最高の作品を目指す。
その姿勢は、どの職種にも共通する価値観がある。

『好き』であることが最大の仕事の意義であることをこの作品から感じ取っていただきたいです。

漫画家になってから、人気を保ち続けるのも大変なのです

『流浪の月』で本屋大賞を受賞した凪良ゆうさんの作品。

瀬戸内の島で育った暁海と櫂。
子どもの頃から親に振り回されてきた二人が惹かれ合い、すれ違い、成長していく物語。

櫂は親に振り回されながらも、漫画家になる夢を叶える。
しかし、そんな夢を叶えた後も、過酷な人生が待ち構えていた。

どんな人にも幸せな瞬間、辛い瞬間がある。
その振り幅が大きいからこそ最後二人で見た花火にはたくさんの幸せが詰まっていたのだろうなとそう願わずにはいられない。

感動したい人にお勧めの一冊です。

荒木飛呂彦流マンガの書き方は小説を書きたい人にも役に立つ1冊

『ジョジョの奇妙な冒険』で有名な荒木飛呂彦さんの『漫画の描き方』暴露本。

小説を書くのにお勧めされたので読んでみました。

小説を書いていて自分自身『キャラクタづくりが下手』だな、と思っています。

しかし、この本に載っている荒木飛呂彦さんの方法を使えばおもしろいキャラクタを作れるかもという気になってきています。

『キャラクタ作り』のコツ以外にも

・導入部分の描き方
・ストーリーの作り方
・『世界観』や『テーマ』の重要性について
・効果的な『アイディアノート・メモ』のまとめ方

等々、漫画ではなく小説を書く際にも参考になることが満載です。

『執筆』をされる方はぜひ一度読んでみてください。

本日紹介した映画と本


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