漂流する出版業界の中で可能性の光を探す―雑誌『イコール』2号 特集「本」のある町、「本」のある場所。
橘川幸夫が2024年に創刊した、時代の最前線を個人の視点で語るメディア情報誌『イコール』2号が発売しました。
今号の特集の1つ、「本」のある町、「本」のある場所。に、私たち「本のある場所研究会」によるシェア書店調査研究やインタビュー記事を掲載しています。このnoteでも、特集の概要や見どころをご紹介します。
特集 「本」のある町、「本」のある場所。
特集目次
Part1 本屋さんコラム
大人から若者へのステキな読書支援
本店・本屋の実験室の模索
シェア書店一日店長日記
Part2 調査・報告「本のある場所研究会」
全国に広がり始めた「シェア書店」の実態調査を行い、店主たちの想いをヒアリングをした、最初の調査報告書をお届けします。
企画趣旨
調査報告概要
シェア書店の歴史
シェア書店店主に聞く
『イコール』からの提案
Part.3 鴨葱書店という希望
漂流する出版業界の中で可能性の光を探す。2024年の春に、京都に小さな書店がオープンした。小さな書店だが、大きな希望を感じられる書店だった。鴨葱書店の大森皓太店長にお話を聞いた。
「本のある場所研究会」シェア書店全国調査報告
研究会の担当パートでは、2024年5月からスタートしたシェア書店全国調査の趣旨説明、ここまでの調査回答の分析などを書きました。
6月に行った研究会イベントでの発表スライドは、以下のnoteに無料公開しています。『イコール』2号では、その後追加で集まった回答も集計した最新のデータと共に、シェア書店の運営方法や、その価値と課題について、より掘り下げて分析しています。noteをご覧いただき、ご興味を持ってくださった方は、ぜひ本誌をお手に取ってみてください!
インタビュー記事「シェア書店店主に聞く」
調査報告に続いて、地域も運営形態も異なる5つのシェア書店の店主さんへのインタビュー記事を掲載しています。
『イコール』2号取材店舗のうち、上記写真のNoDo_さん(東京・目黒区)のインタビュー記事は、紙面原稿を再構成・編集してnoteでも公開しています(今後も新たな記事を公開予定です)。あわせてお楽しみください。
他にも、以下4店舗の店主さんへのインタビューを掲載しています。
100人の本屋さん(東京・世田谷区)
カモスク(山形県・小国町)
ナマケモノ書店(宮城県・栗原市)
話せる本屋とまり木(神奈川県・茅ヶ崎市)
10月24日(木)シェア書店合同研究会を開催します
シェア書店で行う、シェア書店の研究会を、10月24日(木)19:00-21:00に開催します。会場は、高円寺のシェア型書店「本店・本屋の実験室」、Zoomでのオンライン参加も可能です。
シェア書店のオーナーさん、棚主さんをはじめ、シェア書店に関心をお持ちの方、本を媒介にしたコミュニティづくりに興味のある方など、どなたでもご参加いただけます。
全国のシェア書店、一般書店、オンライン書店で『イコール』を販売中!
『イコール』は、全国の一般書店、Amazonなどのオンライン書店、シェア書店などで購入できます。
詳しくは、以下の「イコール購入ガイド」をご覧ください。
シェア書店の棚主さん、ブックカフェやコミョニティサロンなどのオーナーの方など、「『イコール』を販売したい!」という方には卸販売も行っています。定価1500円の『イコール』を1冊1000円で5冊買い取りで提供します。
卸販売は、BOOTHの「深呼吸百貨店」でお取り扱いしています。
シェア書店情報、調査報告をnoteとtheLetterで配信
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※theLetterはまもなく(10月中旬・下旬)配信開始予定です。すでにご登録いただいた方、お待たせしてしまいすみません!