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「リング外」と「熱い試合」の共存

会場で見てました。

石森選手が心配です。

高橋ヒロム選手のラリアット(ヒロムちゃんボンバー)を食らった際の受け身が遅れたように感じ、直後のラリアットが相撃ちになったときの動きもおかしかった。そして唐突なレフェリーストップ。

脳震盪かな、と思いました。でも歩いて控室へ戻ったから違うかもしれない。何があったのかわからず、次の試合に大興奮しつつ頭の片隅がモヤモヤしていました。

↑によると、リバース・フランケンシュタイナーを仕掛けた際に首を負傷していたようです。動画を見返したら、たしかに右肩を押さえて「やばい」と呟いていました。ひどい痺れに襲われていたのでしょうか。

今年の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」は、5月12日~28日の17日間で12大会を開催しています。東京→長野→名古屋の3連戦から中1日で秋田へ移動して東北4連戦。1日挟んで再び東京(ここで石森選手が負傷)。この時点で10日間&8試合、しかもすべてがシングルマッチです。

いろいろ事情があるにせよ、もう少しレスラーのコンディションに配慮してほしい。昨年は初参戦のアレックス・ゼインが各地で観光を楽しみ、名物グルメを味わう姿が大きな反響を呼びました。もし彼が今年のツアーに参加していても、同じ光景は見られなかった気がします。

せっかく外国人選手が新たなビジネスモデル(という言葉が適切かはわかりませんが)を示してくれたのに、有効に活かせなかった。時間的な余裕があれば、ヒロム選手もYou Tubeで何か仕掛けてくれたはず。

いまは「リング外の発信も含めてのプロレス」であり「いつの時代でもいちばんの魅力は熱い試合」だと考えています。そのふたつが共存できる体制作りを新日本プロレスにお願いしたい。そして石森選手、焦らずじっくり治してください。元気な姿が見られる日を待っています!!

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