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「運を引き寄せる」ための3要件

高橋ヒロム選手の欠場で急に巡ってきたタイトルマッチ2連戦。そこを連勝し、あっという間にジュニア二冠王。見事です。

以前ダウンタウンの松本さんが「運も実力の内なんて認めない」と著書に書いていました。たとえ結果が出ていても運と実力は別物だと。デスぺはどちらか。もちろん運の要素もあります。なぜならヒロム選手が怪我をしたことで得たチャンスだから。

一方、待っているだけで僥倖に恵まれるケースが稀なのも事実。宝くじみたいなものは別ですが、大抵の運は引き寄せるために一定以上の努力と実力を要します。野球部の練習に耐えられない人が甲子園に出るのはムリですし、原稿用紙300枚の小説を書けない人が直木賞をもらうこともあり得ない。

運を引き寄せるには「努力」「実力」が不可欠。ただそれらには限界があります。実際私も長年頑張ってきましたが、どうしても新人賞を獲れませんでした。これまで通りのやり方で結果が出るとも思えない。じゃあどうするか? 

答えは「神さまのサイコロ」を振らせる。

篠崎に「読書のすすめ」という個人経営の書店があります。店長の清水克衛さんが書かれた「逆のものさし思考」という本にこんな一文があります。「私たちが予定調和を壊すことによって、神さまのサイコロを振る機会が増えるわけです。するとそこに運のよくなるような出来事が起きる可能性がウンと高まります」

今回のデスぺもこれでしょう。たとえば昨年のスーパージュニア決勝。誰がどう見てもヒロム選手の優勝が既定路線でした。でもその流れの中で彼はいきなりマスクを投げ捨て、ファンの度肝を抜きました。夏には階級の異なる鷹木選手や小島選手と戦い、期待以上の内容を残しました。

こういった「予定調和」打破の積み重ねで彼は会社の信用とファンの期待を勝ち取り、幸運を引き寄せたのです。

そう考えると「神さまのサイコロ」の正体は「行動力」とも言えます。関心を抱いたことに挑む、未知の世界に飛び込むなど。私にとっては昨年から始めたnoteもその一環。作家デビュー云々ではなく、人生全般の退屈な「予定調和」を壊し得るツールなのです。

PS・デスぺさん、武道館では鈴木軍を乱入させても凶器を使ってもいいから絶対勝ってください。もう一度「予定調和」をぶっ壊してください!!!


作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!