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「中邑真輔がWWE王者になる方法」をガチで考えた

新日本のロス道場(いまのLA道場とは別物)で共に過ごしたダニエル・ブライアンがWWEユニバーサル王者ローマン・レインズに敗れました。次のチャレンジャーはおそらくセザーロ。彼も負けたら、いよいよ中邑選手のターンでしょう。

でもWWE、というかオーナーのビンス・マクマホンがレインズを気に入っていて、ザ・ロックやジョン・シナといったレジェンドクラスと闘わせる意向もあると聞きます。ならば、ここでベルトを落とすことは考えにくい。

たとえ勝てなくても、世界一のプロレス団体における最高峰のベルトを争う舞台に立てるだけで素晴らしい? いやいやいや。そんな世間ずれした大人の理屈は日々の生活の中で耳タコです。プロレスは本来「非日常の楽園」のはず。

「勝負論」の希薄な闘いなど見たくない。勝っても負けても面白ければいいっていうスタンスがそもそも面白くない。スポーツでもスポーツエンターテインメントでもそこは一緒。勝負はクソ真面目に勝ちを狙わなきゃ嘘です!

とはいえ、いま中邑選手がレインズに勝てる可能性は1%。万が一王者が何らかの理由でタイトルを返上する事態になっても、おそらくセス・ロリンズ辺りが引き継ぐでしょうし。ではどうするか?

個人的には、いまこそ総合格闘技で培ったシュート(真剣勝負)技術の封印を解く頃合いかと。「もうスポーツエンターテインメントには付き合わない。お前らのリアクションも気にしない。俺はただ世界でいちばん強い男になるために闘う」と宣言し、対戦相手を関節技でギブアップさせる。打撃でノックアウトする。ロープに飛ばない。フォールもしないしさせない。

いわばWWEのリングでUWFスタイル(シュートではない)をやるのです。第1次UWFのスーパータイガー(佐山聡)みたいなイメージ。そしてベルトを奪った暁には、ブロック・レスナーやダニエル・ブライアン、CMパンク(!)といった「腕に覚えのある」選手と防衛戦をおこなう。

これなら少しの間だけでも王者として君臨できると思いませんか? 世界中のプロレスファンが見たいはず。バカみたいな妄想ですいません。本気で期待しています。




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