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「ひとり焼肉」と「否定しない」論

↑は7年前に書かれた女性向けの記事。たまたまネットで見つけました。

嗜好や考え方は十人十色。ドン引きする男性もいるのかな? 私は違います。なぜなら「ひとり焼肉」も「ひとり居酒屋」も大学生のころから普通にやっているから。女性が同じことをしても問題ないです。みんな気にしないでどんどんやればいいのに。

「ぼっち」とか言ってバカにする人もいるけど、まあまあ一度試してみて下さいよ。大勢で騒ぐよりもじっくり味を楽しめてリラックスできますから。料理の取り分けや支払いで気を揉むこともないし。

ちなみに私の場合、ひとりで焼肉店に入っても肉を頼まないことが多々あります。じゃあ何を食べるのか? クッパです。雑炊ですね。昔から大好物。

かつて最寄駅近くの焼肉屋に「カルビクッパランチ」「カルビ・クッパランチ」がありました。前者は肉の入った辛いクッパ単品で、後者はカルビ焼肉に野菜と卵の入ったあっさり味のクッパがセットでついてくる。いつも後者を頼んでいたのですが、ある日なぜか前者が来て「そういうことか」と気づきました。美味しそうだったからそのままいただきましたけどね。

「クッパ」への興味が芽生えたのはあれがキッカケでした。以降は都内各所の様々な焼肉店へ赴き、単品で頼むようになりました。どれも美味しかったけど、浅草で食べた「コムタンクッパ」が特に印象に残っています。コムタンというのは牛の臓物や肉を煮出して作るスープらしいです。

みんなが肉を焼いているとき「あ、俺クッパだけ」は難しいですよね。できなくはないけど面倒臭い空気になりかねない。「ひとり焼肉」の常連だからこそ、↑のような楽しみを得られたわけです。

多人数でワイワイやるのもいいし、ひとりで味わうのも悪くない。異なる好みを否定するよりも「そっちも楽しそうだね!」と笑える人間でいたいです。

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