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【子育て】 子どもに良い影響を与えられる親子関係を築いているだろうか。

子どもが10代になり、大人になる重要な過渡期を迎えたとき、そこまでの親子関係から、自分を一人前の人間として扱い、真剣に話を聞いてくれる親だと思うだろうか。何があっても信頼できる親だと思えるだろうか。あなたはそれまでに子どもと心を通わせて真のコミュニケーションをとり、子供に良い影響を与えられる親子関係を築いているだろうか。

完訳7つの習慣 P 61

◆困ったとき、私たちに頼って欲しい。

 私たち夫婦が、子育てで今大切にしていること。
それは、思春期になったときに何かあったら「私たちに話して欲しい」「私たちに頼って欲しい」ということ。

困ったな、助けてほしいな、手伝ってほしい、味方になって欲しい、こういう気持ちになったとき、子どもがまず「親に相談してみようかな」「お母さんにお父さんに話してみようかな」そう思ってもらえるような、親子関係を築いていたいと私たち夫婦は思っている。

では、そう子どもに思ってもらうためには?

いきなりそういう関係をは作れることはありません。コツコツと地道なことだけれど、子どもとの間に信頼関係を築きあげていくこと。親を信じてもらえるような関係を築くこと。

 子どもとはいうよりも、ひとりの人間として接する。母と子であっても、人と人との人間関係だと私は思っている。

息子を信頼し、息子を理解し、小さな約束も守る。できない約束はしない。間違えてしまったことは心から謝る。そういう接し方を心掛けている。

口で言うのは簡単なことだけれど、毎日に日常のなかで実践しようとすると難しいこともある。
しかし、「将来どういう親子関係を築いていたいのか」ということを明確にしていると、それに向かっているのだと強い気持ちを持って行えることができる。

たとえ完璧でなくてもいいから。
少しずつで良いから努力していく。

君に、希望を。

◆子どもが「良い子であること」に満足を得ようとすることを手放す。

 常に心のどこかにこういう気持ちがあったと思う。良い子というのは私の勝手に描いている良い子。しかし、それを押し付けようとするたび、子供は嫌がる。私はイライラするという悪循環。

何をそんなに追い込んでいるのか。怒りのエネルギーをもっと他のことに使えば良いのに。なぜかそれが気になって怒ってしまう。それが習慣となってしまうと、無意識にそのパターンなり、怒る以外の選択が思いつかなくなる。

 親の言うことを聞く子どもは、確かに親には嬉しい。しかし、それは本当に子どものためになっているのか。自分のなかで問う。子どもの本当の気持ちを、本来の可能性を、潰してしまっていないだろうか、と思う。

  • 子どもの自然な成長を喜ぶ。比較しない。

  • 子どもの好きなこと、得意なことを認める。

  • 子どものペースでそれができることを待つ。焦ることはない。


君は君のままでいい。

◆できるだけ、本人に決めさせ見守る。

 どんな小さなことでも、「君はどうしたいの?」と本人に決めさせている。
今日着る服から、今日たべるおやつ。年齢があがってくると、今日はどこの道を通って公園行くか。今日はどこの公園で遊ぶのか。また誰と遊ぶのか。

ついつい親の視点で、「こっちでしょ」と、先に親が選択してしまうし、子どもの選んだその選択を否定したくなる。

しかし、ここはぐっと我慢する。

本人の選択を信じよう。
それを信じてあげられるのは親しかいない。

それがたとえ失敗になったとしても、それは子どもの経験となっていくから、失敗にはならない。

君の可能性は無限大!

◆仕事が終わったら、優しいお母さんに戻る。

お母さんは、お家に帰ってきても、いつも先生だった。お母さんでいてほしかった。

ある女性の言葉です。彼女のご両親は教師だったそう。この言葉からも分かるように、お母さんは家に帰ってきても「学校の先生だった」大変厳しかったそう。その期待に応えるため、彼女も頑張った。けれどそれがある時、大人になってから心が暴れだす。娘からの言葉に、母親は大粒の涙を流しました。

 仕事をしていると、大人と会話すること、物事がスムーズにいくこと、周りのことを考えて動く、先を見通していること・・・こういう大人たちの中で流れるリズムにのっかっている。

この気持ちのまま子どもと接すると、大人と接することが染み付いていて、子どもの行動や言動にいちいち腹が立ってくることもある。

  • 子どもには、子ども独自の感覚があり、それは大人とは違う。

  • 子どもの流れている時間と、大人の流れている時間は違う。

  • 子どもには、子ども独自のものの見方がある。


ブックダムの広報の私(ひとりの女性)から、優しいお母さん(母親という役割)に戻る。

切り替える。切り替える。切り替える。どんなに仕事のことが頭に浮かんでいても、切り替えるのです。

君が与えてくれたすべてにありがとう!

●子どもを抱きしめる。

私はまず帰ってきたら、子どもを抱きしめます。おすすめは5分。時間がないのなら、たとえ1分でもいい。年齢大きくて出来そうにないなら、1秒でもいいから。「おかえり〜〜〜!!!」と。抱きしめてあげてください。


これは「抱きしめてあげて」の著者:渡辺久子先生の講演会に参加したときいただいた言葉。ちなみに、こちらの本もおすすめ。

自分の子育てを見直すきっかけになる。このままではいけないと気づいている、自分が変われなくて悩んでいる、親御さんおすすめです。


◆いつか必ず返ってくる。

親が子どもへしたことは、いつか必ず違う形となって返ってきます。それはよかったことも悪かったこともすべて。子どもがちゃんと返してきます。

そのとき初めて、自分のした子育てを振り返る。自分の子育てを見つめる機会となります。

あなたのせい、あなたがこうだから、あなたがもっと○○しいから・・・・子どもに矢印を向けるのではなくて、自分に矢印を向ける。自分が変わる。まだまだ道の途中。そういう親で在りたいと思っている。

妻、母、女性、
それぞれの立場で笑顔を。

最後にもう一度書きたいと思う。
常に自分に問いかけたい。

子どもが10代になり、大人になる重要な過渡期を迎えたとき、そこまでの親子関係から、自分を一人前の人間として扱い、真剣に話を聞いてくれる親だと思うだろうか。何があっても信頼できる親だと思えるだろうか。あなたはそれまでに子どもと心を通わせて真のコミュニケーションをとり、子どもに良い影響を与えられる親子関係を築いているだろうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます😊

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