家事ができない人にオススメの道具【浴室編】

家事破綻芸人の異名を持つブー吉です。私は家事が一切できず(基本やらず)、興味もないので集中もできず、とにかく時間がかからず楽に、最悪何もしたくないと常に思っている。

でも、生きるためには必要最低限やらねばいけなくて、衛生管理が悪いと生活に支障をきたす。

私が最も家事が破綻していた時期は、家事を放置している家に帰ること自体が億劫になってしまい、自宅で落ち着くどころか自宅にいればいるほど心を病むという最悪の状態になった。(実家から親を呼んで事なきを得た。)

そんな経験をしてもなお、やはり家事への意欲はない。参考までに、限界すぎる炊事の様子を書いたnoteも貼り付けておく。

そんな家事破綻芸人が、それでもなんとか生活を維持していくために使った便利な道具を紹介したい。

家事が苦手な人、楽したい人、これから一人暮らしする人、同じように破綻している人にとって少しでも参考になれば嬉しい。

今回は浴室編から。
というのも、家事(掃除)ができないから浴室に物理的入れない、という未来は一人暮らし前に容易に想像できてしまった。

近所の銭湯に通うことになるかも、と思ったが、他人とお風呂に入るのが苦手という謎のこだわりが功を奏して、浴室だけは何としても死守しようと決めていた。

そのため、一人暮らしを始める段階でかなりいろいろ試行錯誤した。浴室グッズの買い替えなどを考えている人の参考にもなるかもしれない。


▶とにかくカビさせない

まず、掃除をする機会を少なくすることが効率的である。なんでもタスクは少ない方がいい。だからこそ、カビを生まないように心掛けることが重要だ。

そこで、浴室に置くものは極力カビないものを選んだ。


①桶や椅子は、凹凸のないものを選ぶ

このハユールのシリーズは、どれも凹凸がなく、ひっくり返してどこかに引っ掛けておけば、水滴が溜まらないのでカビにくい。私の場合は、お風呂を出る時に、桶や椅子を軽く振って浴槽に引っ掛けて置いていた。下の絵みたいな感じ。

3年半ほど使っているけど本当にカビていないので凄いと思う。


②基本は浮かせる

洗顔フォームなど、そのまま床に直置きするとカビてしまうので、こういうものは基本的に浮かせるのが鉄則だ。

重宝したのは無印良品の「ステンレスひっかけるワイヤークリップ」

無印良品が好きな人は誰もが持っている超有名神器と言っていいだろう。ひっかけることも挟むこともできるので、上下さかさまにしても使えるため、割とどんな場所でも使用できる。しかも、ステンレス製なので水場で使ってもサビにくい。

私の場合は、浴室に元々ついていたタオルを引掛ける取っ手みたいなところに、これをぶらさげ、そこに洗顔フォームなどを挟んで使っていた。

これで、容器の底がカビるということもない。

シャンプーなどぶら下げることができない容器も、直接床に置かずにラックに入れて浮かせた方がいい。ラックも、水が溜まらない網目のもので床から浮いているものがいいが、やはりラックの地面に接しているところはどうしてもカビるので、それだけは掃除ポイントになってしまう。

なので、これもラックごと吊るすという方法が有りだ。

ただ、物を入れすぎると取っ手の方が限界を迎えるので、そこだけ気を付けたほうがいい。


③珪藻土マット

今ならどこでも買えるくらい世の中に浸透した珪藻土バスマット。

水分を吸収したあと使わない間は、どこかに立てかけておけばいいだけ。洗濯しなくていいなんて、こんなに楽なものは無いので買った方がいい。

一つ注意すべきは、雑に扱わないこと。立て掛け乾燥させなかったり、不安定なところに立て掛けたりすると、湾曲したり折れたりする危険がある。

⚠️追記:2020年12月22日現在、ニトリやカインズなどの、お手軽な珪藻土マットからアスベストが検出されました。購入時には、細心の注意を払ってください。


▶100均グッズも優秀

100均ダイソーに売っている「くるっとキャッチ」という商品。排水口に流れる髪の毛を、水の流れで一つにまとめてくれる優れもの。

これで排水口に詰まる前に、丸まった髪の毛をポンっと捨てることができる。ゴミを集めてまとめる作業が省けるので、とても便利。髪の毛を放っておくと、その髪の毛にゴミやカビが絡まってくるので、汚れの原因を先に消すというのは大変重要。

そして、「マイクロファイバークロス」も万能。

それぞれの浴室の構造によるが、どうしても毎回乾くのが遅い場所というのがあって、例えば換気扇から一番遠い場所とか。そういった水が貯まりやすい場所を、お風呂から出る時についでに拭いてきちゃえばいい。

ゴシゴシやらなくてもマイクロファイバー製のものなら、ちょっと触れるだけでもう水分が取れる。そして排水口のところ絞っておけば、クロスもびちゃびちゃにならない。なんなら、絞ったクロスを珪藻土バスマットの上に置いておけばカラカラになるので、洗濯時に臭くならない。嫌なことが全部お風呂と一緒に済むのでとても良い。

余談だが、私は自分の身体もマイクロファイバー製のタオルで拭いてる。肌をこすらなくていいので、とても快適です。


▶まとめ:初期投資でだいぶ楽になる

一人暮らしの初めとなると、あんまりお金がかかると困るとは思うが、家事が苦手なら初期投資して損はないと思う。

もし、これらを使っていなかったらと思うとゾッとする。カビは増えたらなかなか減らないし、排水口が詰まった時の対処なんてしんどいし、バスマットみたいな厚くて大きい洗濯物は絶対ダルイし、バスマットの近辺の湿気やカビが出たらもっとダルイし、考えれば考えるほど未来は暗い。

ここは潔く、家事ができないなら文明の利器に頼るっきゃない。時間をお金で買っていると思えば、どれも高くない値段だと思う。

とにかく浴室は水分を残さないために
✅浮かせる
✅拭き取る
✅ゴミはすぐ捨てる

に限ります!!

このタスク達を、わざわざ時間を作って家事としてやるのではなく、毎日のお風呂で習慣的にやることで長い期間で見たら安いし楽です。

今が最悪の状態の人は、おそうじ本舗的なサービスを呼んで(私は実家の親だった)リセットするしかない。本当に精神がキツい時はお風呂自体が億劫になってしまって、余計に病んでいく負のスパイラルになってしまう。それは一旦リセットした方が良い。経験者の言葉を信じてくれ!

家事が苦手なみんな、頑張ろうな……。


🌈最後までお読みいただきありがとうございます

▶私のnote
人間愛好家という「究極の人間好き」の目線から、大好きなエンタメの話やマイノリティの話、日常の気づきなどを書いています!

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