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『勝つ空気』とかいうやつ
ドがつく文系であると自称しているが、実のところ体育会系の人間である。実際に体育会の団体に所属しているわけだから文句も出ないだろう。何を隠そう我が大学体育会の一つ、自動車部の一員である。
何故そんな事を言い出したのかと言えば、私が見聞きしたとある大会について唐突に記したくなったからだ。いや、ずっと書こうとは思っていたのだが、どうしても心理的障壁が大きく、中々書き出せないでいた。自動車部界隈は狭
カブシキ!-歌舞四姫- #補足
・本作品はフィクションです。実際の団体、組織、人物、事件などなどには全く関係がありません。
・筆者がサッとググった感じ、本作における「株式アイドル」という概念は見つける事ができませんでしたので、作品化してしまいました。万が一、万が一先行者様がいらっしゃた場合はごめんなさい。
・逆にこの作品を参考に「株式アイドル作りたい!」という人がいらっしゃいましたらお声かけ下さい。10%くらい引き受けます。
カブシキ!-歌舞四姫- #3(完結)
彼女たちは踊っていた。
彼女はかつて、とある大企業のOLだった。どこにでもいる、本当に普通のOLだった。特にキャリアを持っているわけでもなければ、とりわけ秀でた能力を持っているわけでもなかった。ただ、彼女は努力家であり、現実家であった。どんな仕事も真面目にこなしてきたし、これからもそうするつもりだった。だから彼女は、アイドルになんてなる予定はなかった。あの日、親友から声をかけられていなければ。
カブシキ!-歌舞四姫- #2
その日、全世界のアイドルファンは、テレビに釘付けとなっていた。そのパフォーマンスを目にした誰もが、画面に映る3人組の動きに魅了されていたのだ。
彼女たちの激しいダンスはまるで、世界大恐慌を目の当たりにした投資家のような動きだった。下がったと思えば上がり、動いたと思えば止まる。不規則にして、それでもどこか狂気じみた美しさを感じさせるその踊りからは目が離せない。
そしてまた、流れる彼女たちの歌も圧倒的
カブシキ!-歌舞四姫- #1
歓声が木霊する。
ここ、新国立競技場を埋め尽くした約8万人ものファンの熱気は、最高潮に達していた。
眩いスポットライトに照らされて、3人の少女が浮かび上がる。
「みんなー!今日は私たちのために集まってくれてありがとー!」
「いよいよ次が、最後の曲になります!」
「皆さん、最後まで盛り上がって行きましょう!」
歓声が一斉に応え、一面の光の波がさざめく。
「「「『レバレッジが止まらない』!!」」」
つまりはいつでも、いつまでも。
一発免許の記事を書こう。とは思ったのですが、早速免許の話を投稿してしまうと、一個前のnoteとして「てすと」等という得体の知れない文章が出てきてしまう。それはやっぱりよろしくないだろう…と、思いまして、一つここで当たり障りのないお話がしたい。そんなところでなんとなくnoteのトップページを見てみると…「#今から推しのアーティスト語らせて」というお題が。
というわけで。今回は推しのアーティストのお