【笑える職場の力学】#4 とりあえず聞いた単語言うおじさん
メーカー経理勤務、コミュ力爆高男江場です。
今回は職場での遭遇率高め、
「とりあえず聞いた単語言うおじさん」
を考察し、みなさんの日々の仕事ライフに少しだけポジティブを届けます。
とりあえず聞いた単語言うおじさんの正体
とりあえず聞いた単語言うおじさんは、
若い頃からのらりくらりとその場しのぎしてきてしまったために、知識と経験が欠如したおじさんです。
そして、そんなおじさんが最後に頼りにするのは、会話で耳にしたそれっぽいキーワードです。
とりあえず聞いた単語言うおじさんの具体例
例えば、
上司から以下のように頼まれごとをしたとしましょう。
「今回の仕事は修繕費で処理するか、固定資産に計上するかがポイントになる。
修繕費の予算は残り少ないので、できれば固定資産に計上して減価償却(げんかしょうきゃく)したい。
ただ、耐用年数や原状回復の観点から固定資産に計上するのは難しそうだから、経理に確認しといてくれ。」
もちろん、「とりあえず聞いた単語言うおじさん」は何ひとつ理解してません。
しかし、
「わかりました!」
と言います。
そして、経理のもとを訪れ、
「げんかしょうきゃく、げんじょうかいふく!」
経理に辿り着くまでになんとか覚えていた2つくらいのキーワードを伝えます。
経理もここで、「??」とはなりません。
なぜなら相手が「とりあえず聞いた単語言うおじさん」だということを理解しているからです。
後は、大体相手(この場合経理)が何個か質問をしてくれるので、「とりあえず聞いた単語言うおじさん」も、聞かれたことに答えながら、自分が頼まれたことを思い出していきます。
そして一旦、経理と話したことを上司に伝えに帰りますが、上司が聞いてきて欲しかったことと微妙にズレているので、経理と上司をもう一往復くらいして、頼まれごとを完了します。
ここまでで、頼まれごとを理解できる人よりも3倍くらい時間がかかっています。
おまけに、上司、経理も3倍くらいの労力がかかっています。
しかし、「とりあえず聞いた単語言うおじさん」はほっと一息。
コーヒーでも一杯☕️。
とりあえず聞いた単語言うおじさんとの関わり方
このおじさんは、仕事に全くモチベーションが無いだけでなく、そもそも仕事ができない可能性が高いです。
しかし、「とりあえず聞いた単語言うおじさん」は、往々にして良い人なのです。
ということで、仕事の合間のちょっとした息抜きとして彼らを訪れ、雑談を楽しむのが良いでしょう。
あまり仕事もないので、暇を持て余しています。
もしかすると、ちょっとした社内のゴシップを知っている、なんてこともあります。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
江場
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