生きていると色んなことがある。ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」2024年1月公演『幸せの黄色い私たち』に参加した話。
精神保健福祉士の和賀です。
友人の推し活にお付き合いという感覚で行った、「OVER THE SUN」 2024年1月公演 『幸せの黄色い私たち』DAY-1に行ってきました。
考えてみたら自分の推し活に忙しく、人の推し活にお付き合いすることがない私。最近は母の推しの舞台やコンサートに付き合うことがあり、自分以外の推し活に付き合うのもありだなあと思います。
ジェーンスーさんは、私と同じ歳。pod castは全て聴いたことがありませんでしたが、たっぷり楽しみそして最後の秋川雅史さんの「千の風になって」では泣きました。
友人からpod castの内容を折りに触れ、聴いていたりしたので、ジェンスーさんとみかさんのやりとりなどは初めて聴いた気がしない感覚。
それでも、2人がふざけたり、自分の身に起きた話をしたり、リスナーのお手紙に涙したり、特別な演出がそこにはなくても、2人が話しているだけ、なのだけどグッと引き込まれて聴き入ってしまう。そんな時間でした。これって凄いことだなあと思います。
同世代ということもあり、勝手に親近感を覚えるし、何よりも嘘っぽさや自分をカリスマに仕立てようとしないところが素敵だと思います。
人気が出れば、だんだんと欲が出るものではないだろうかと思うし、盛ってしまったりもするのかもしれない。
ありのままでいる、等身大である、ということはシンプルだけど、とても難しいことだと思うのです。
私自身、自分の思っていることを代弁してくれてスッキリすると言われたり、カリスマ的な感じで言われるのは居心地が悪いし、嫌だなあと思うのです。いかに、自分らしく鎧を着ないでいられるか、を日々気を付けている私はスーさんとみかさんの在り方はすごく素敵だなあと惚れ惚れしました。
そして、ラストは秋川雅史さんの歌。1曲目は公式テーマソングの『希望のスンス』、2曲目は千の風になって、でした。母が父が亡くなった後よく聴いていたと言っていたこともあり、父のことを思い出しながら聴いていたら、なんだかめちゃくちゃ泣けました。
https://note.com/tagiju/n/n6e10d0dd4e87
生の声の破壊力と身体全体がその声に包まれるような圧倒感。すっかり魅了されて、帰り道の電車の中で秋川雅史さんのコンサートチケットをゲットしました。
ジェンスーさんとみかさんの、生きていると色んなことがある。
月並みな言葉だけれど、とてつもなく心に響く言葉でした。
言葉を使う仕事をしている私には感じることが多く、自分の推し活に集中するのも良いけれど新しい体験をもっとしたい。
そんな体験が出来たジェーン・スーさんと堀井美香さんの「OVER THE SUN」 2024年1月公演 『幸せの黄色い私たち』でした。
ただ話すこと、ただ聴くこと、の威力を目の当たりにして
ライブから帰ってきて何が印象的だったかと思い返すと、とにかく「話す」ことをスーさんとみかさんが徹底的にしていました。たまたまでしたが、ライブのDAY-1は「話す」がテーマでした。間違っているかとか、正しいかとか、そんなことは関係なく、自分が思うことを「話す」こと。
私が起業した時のきっかけとなった父の死。父の病気、死をそばでみる家族の立場での感じること。父が癌になってからの父の癌に対する気持ちは意外と聞けていなかったなと後悔をする時もあり、また私自身家族として父の癌をどう受け止めて良いか福祉専門領域の国家資格も持ちながら、病院での経験も有に20年超えてるのに全く分からなかったのです。
話して、身体から離していくことを病院の外でも専門家として
父の死後、私のように後悔する人が減って欲しいと強烈に思いました。私は癌の患者さんの話を直接聴くことは難しいけれど、家族の話を聴くことは出来る。話す、ということは罪悪感や後悔や自責感など自分の中にあるネガティブな気持ちを思う存分に吐き出せること。愚痴や想いを吐き出して身体が軽くなり、気持ちに余裕が生まれ、またやっていこうと思えること。
話して、身体から離していくこと。自分のいまの、これからの幸せのために話をすること。
スーさん、美香さんのリスナーさんからのお手紙紹介でも、病気や家族の関係についての話がありました。美香さんは込み上げる感情そのままに読む。そういうこともお互いに共有し許容できる関係性。人は喜怒哀楽が混ぜこぜな、ありのままそのままの状態で繋がる。良い時も悪い時も受け入れてくれる相手がいれば生きていける。
家族とのコミュニケーションが話題に出ていたので、イベントのご紹介もさせてください。
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【和賀からのお知らせ】
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アーカイブは3,000円となります。指定の口座に振り込みをお願いします。
お支払いを確認できましたら、アーカイブを送らせて頂きます。
話すことは、身体から離すこと。
わたしに、話してみませんか?こんなこと言っていいのかな、を、どうぞ私に話してください。HUGするように、話をお聞きします。
自分や、もしかしたら近くの家族、友人、知人、会社の人にもしかしてこれはHUGが役に立つのかもと思ってくださったら、LINE公式よりご連絡ください。
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