心が躍る、心が動く、身体が動く。感激と観劇の話。
こんにちは。和賀です。今回は、劇団四季が好き過ぎる、というお話。なぜ好きなのかは説明出来ませんが、とにかく好きで仕方ないのです。
小さい時に、父の仕事関係で、チケットが手に入りやすかったピーターパンを夏休みに良く観に行きました。何回も観たのでどこで飛ぶかを知っていて、一緒に観に行った人に「ここで飛ぶよ」と言ってしまったり。観劇が楽しくて大好きでした。表現する側に回りたいというよりは、とにかく舞台の上の表現者の歌や踊りを生で観るのが大好き、という事なのだと思います。
劇団四季は、舞台が華やか。そして私が好きなのは、声の出し方が独特でお腹から声を出す、というのはこういうことかと思います。毎回舞台の上の人たちの身体の使い方を興味津々で観ています。歌と踊りとセットとが、圧倒的に目と耳と身体に一気に入ってくる感覚がもうやめられません。病みつきです。
好きなものを推す熱量
私は好きなもの、推しに対してとにかく熱量が高く、全力で好きについてを興味を持ってくれた人に伝えます。時にはそんなに興味がない人にまで、全力でプレゼンするので引かれる時もあります。あーまたやってしまったと思うのですが、まあいいかと。最後、選ぶのは相手なので強引に連れて行ったり、勝手にチケットを取ったりはしません。が、行かずにはいられなくなるとは言われます。
つい先日も船旅で出会ったご夫婦のお店に遊びに行った際に、次の旅行や遊びに行く話をしていてお孫さんと出掛けるのを楽しみにしていると聞きました。そしてご自身も若い時に劇場で観たラインダンスが忘れられないとおっしゃたので、「アナと雪の女王」を是非観に行って欲しいと熱く、どうかすると暑苦しく熱弁しました。それを聞いて「うん、絶対行くわ。チケットを取るね。」と言われて嬉しくなりました。アナ雪は、一緒に観にいった夫が2.3度思わず「うわ」と声を出してしまったほど、仕掛けというか舞台装置がものすごいです。そして華やかさはやはり最高です。
私は”推し活”が得意
私は推し活が本当に得意なんだなと最近思います。自分では当たり前だと思っていた事ですが、思わず熱く、暑苦しく語る自分を引いて見た時にめちゃくちゃ楽しそうだなと思います。そして、それを聞いてくれる相手がいてこそ成り立つわけです。周りの方に感謝です。
アナ雪もお薦めですが、何と言っても私のおススメは劇団四季のアラジン。私は5回ほど観ています。最初から最後までクライマックス。これ以外に表現のしようがない!今年もまた観に行くと思います。最近は、アラジンは1人で行っています。劇団四季は割とコアなファンが多いのか、1人で観に来ている人が多い気がします。
観劇は感動と感激を起こす
私の日常に観劇は根付いており、図らずも観劇は感激という同じ発音。漢字は違うけれど、まさに観劇は感動と感激を起こす。心が躍る、心が動く、身体が思わず動くもの。日常にハレをもたらす、身体とこころの栄養だと思います。メンタルヘルスというとすごく難しく感じられてしまいます。そして人間の人体には分からないことが多く、メンタルヘルスもその1つです。難しく考えるよりは、自分の身体とこころが喜ぶものを選択する。自分が何を欲しているか考える感じること。まずはこれが1番大切だと思います。
私が以前勤務していたグループホームなどで必ず月に一度、レクリエーションを企画していました。劇団四季は毎年1回は企画に入れましたし、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーは毎年交互に企画しました。映画や果物狩りなど季節感を含めて「楽しむ」をテーマに考えていました。利用者さんの意見ももちろんいれながら、でもスタッフも全力で楽しめるように。スタッフが仕事で嫌々行っているレクリエーションなんて、絶対に楽しくありません。利用者さんとスタッフの関係はどうしても関係性がフラットとは言いにくい。それでも、フラットに勝手になるのは楽しさを共有している時だと思います。
楽しむことはどの年齢でも必要なことで大切なこと
話している時、ご飯を食べている時、体験している時、横並びにいて一緒にその時にしかないことを体験している。その時こそが大切な時間で、その感情を共有する。それは忘れられない記憶になる。グループホームを退所され一人暮らしをしている元利用者さんが「あの時、みんなで行ったレクのディズニーランドや劇団四季はすごく楽しい良い思い出。」と言われたことがありました。病気や障害はその人のあくまでも一部分。人として楽しむことはどの年齢でも必要なことで大切なこと。
これまで以上に、生きている間私はエンタメと楽しむことに使う時間は大切にしたいと思うのです。
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話すことは、身体から離すこと。和賀でした。
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