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自分を助けるのは自分。韓ドラ@明日

こんにちは。和賀です。またまた韓ドラのお話。

自分を助けるのは自分しかいない。そんな風に言われると、自分のことは自分で!!または「自己責任」と突き放されたような気持ちになりますか?

こちらの韓国ドラマ。「明日」は自殺をテーマにしたドラマです。

冒頭の言葉、

「自分を助けるのは自分。」は、このドラマの中でのセリフ。日本と同様に韓国も自殺率が高い国。正直、私はドラマで自殺をテーマに16話も?と初めは思っていました。

ところが、毎週の配信を追っていく中で、毎話毎話グッとくる内容。そもそもの前提にあるものは何だろう感じながら、どんな人がどんな想いで作られているドラマだろうと感じながら観ました。

日本は先進国中トップ?世界の自殺率ランキングのご紹介 - 特掃ジャーナル (tokusou-journal.com)

私は、色んな倫理観を置いておいて「あり」

ネタバレにならないようにと思いつつ。
このドラマの中で、自殺を感知するデバイスが出てきます。これが良いのか悪いのかはフィクションのドラマの中だから使えることだと思います。しかし、観ていて実際にあっても良いのかもしれないとも思いました。
テクノロジーが人の感情を管理するなんて!とネガティブな反応もあるかもしれません。私は、色んな倫理観を置いておいて「あり」だと思いました。

韓ドラの好きなところは、言葉(セリフ)の使い方。


『自分を助けられるのは自分しかいない』
『自分で考えること』
『自分で選択すること』
『日常の小さな幸せに人は満足するもの』
『不幸な人間が人助けをしても何の意味もない』

羅列すると、当たり前のことばかり。
意外と当たり前過ぎて見過ごされているのかもしれないとも思います。

自分というのが主語になっていない人を多くみかけます。

例えば、だって母が言ってたから、それは上司が決めたから従っただけ。そんな言葉に表れています。厳しいようですが、私には責任転嫁の言葉にしか聞こえません。

当人にはそれが事実であり、答えなのかもしれません。

情報がたくさんあるなかで、著名人の自殺に関する報道を見るにつけ本当にうんざりします。

自殺報道に現れる人の尊厳をぞんざいに扱う感覚


000937278.pdf (mhlw.go.jp)
自殺報道ガイドラインを踏まえた報道の呼びかけ │ 啓発・提言等 │ 厚生労働大臣指定法人・一般社団法人 いのち支える自殺対策推進センター (jscp.or.jp)
ウェルテル効果 - Wikipedia

これも何気ない日常にありふれていることとして流されてしまう怖さを感じます。著名人であり有名税としてプライバシーが晒されること、亡くなった後も自殺の原因を勝手に追及されること。本当に下世話な報道に心底腹立たしさを覚えます。人の尊厳ってないのだろうかと。

人の尊厳を侵しているという意識がないことと、
自分の尊厳を守ることは相関関係にあるようにも思います。

自殺報道に現れるような、人の尊厳をぞんざいに扱う感覚。
これは、人間関係に起こる問題ととても近い。

尊厳。というと重い言葉に聞こえるかもしれません。
けれども、自分を守るのはまずは自分。
これを意識していないと容易にずかずかとずけずけと境界線を超えて、侵入してくる人、尊厳を侵す人に出会います。

生まれてから死ぬまで、自分は自分でしかない。

だからこそ私は、自分を大切にして欲しいと、改めて伝えていきたいとこのドラマを観て思ったのです。

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