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リーダーとは「夢追う素晴らしさを体現する存在」であるはずです

今日で800日連続の投稿です。三日坊主なボクにしては続いています。時間を割いて読んで下さる皆様には感謝です。ありがとうございます。稚拙な、中味がない、スキを押す気にもならない文章ばかりかもしれませんが、お許しくださいませ。

でもそれでもいいのです、と自分で自分に言い聞かせています。これを続けて至る先の目標はなく、続けると決めて、仲間に約束したから続けるだけ。走れメロスのようです。メロスがセリヌンティウスとの約束を守るために走り続けるのと同じ。ま、そんな大それたことではないけど。

でも、そんな目標もイイかなと思うのです。将来の何かを実現することだけが目標ではない。「毎日XXをする」も目標だ。んんん、計画と言うのか?


さて、オリンピックを見て思ったのです。

「このオリンピックは私だけの夢ではなかったので。。。」。負けた選手、勝った選手、皆がそう発言します。涙ぐんで悔しがりながら申し訳ない気持ちと共に。あるいは、歓喜の声と笑顔と共に。

チームや団体ではなく1人で戦うスポーツでも当然に1人では何も出来ません。コーチやトレーナー、同じ競技をするライバル、練習場を提供してくれる方、練習場を造る方々、整備の方々、道具を使うスポーツならばその道具を自分好みに作って下さる方々。経済的に支援してくださる方や、家族やマネージャーなどなど、多数の方がサポートしています。

それに、究極的には、選手がなぜ柔道を極められるのか? あるいは、スケボーを極められるのか? というと、

どんなスポーツであっても、今ここに「そのスポーツがある」からなのだ。

誰かが発明したのか、偶然の産物で生み出されたのか、そこから長きにわたる時を経て、ルール・道具・競技場などが試行錯誤されながら改良され続け、今の各スポーツの姿になっている。つまり、無限の人々のお陰でそこにあるのだ。

どう考えても自分1人なんかで極められない。

そして一流を目指すからこそ、周囲にも一流が必要になる。だから感謝を感じる。1人では目指せないことを毎日、心から感じる。だからこそ、最後の最後に、皆の支えに心から感謝なのだ。

では、一方で、支える側は、なぜ、支えるのか。

それは、

1.選手がその夢にとても本気だから。
2.選手が毎日、その夢のためだけに時間を費やし努力し続けるから。
3.そして、その夢が大きく、そして皆もその実現に共感・共鳴するから。
4.そして、悩むとき、壁にぶつかったときには、夢の実現のために「助けて」と素直に相談してくるから。


そして、思う、会社だって同じはずなのだ、と。

なのに、そうならないのだ。

なぜなら、

1.リーダーが会社のビジョン・夢に本気でないからだ。稼ぐことばかり考え、そのために社員を動かし、利己的利益のために動いているから

2.リーダーが、夢のために時間を費やしていないから。自分のラクのために時間を使っているから

3.仮に、会社のビジョン・夢が利他的で共感できるものだったとしても、そのビジョン・夢に真剣でなければ、誰が本気で社員として集ってくるのか。集まったとしても、それは給料や職場の近さや雰囲気だけが理由だ。

4.そして、大概が誤ったリーダー像を持ち、それに心地良さを感じ、偉そうに指示命令し、主従関係を求め、奴隷扱いし、助けを求めるなんてことはしない。リーダーがなぜ助けを求めるんだ? そんなのありえないだろ。こんなマインド。だから周囲に感謝なんてしえないのだ。周囲が感謝の存在になりえないのだ。。。


これでも、会社は売上・利益を出せる。なぜなら、市場が成長しているときには何をしても成長するし、社員の犠牲と引き換えに売上・利益を得ている。こんな魅力のないリーダーでも、対外的にはいい顔するから取引してくれる先もある。だから、勘違いする。でも、市場が成長するなんて時代は終わった。過去の遺産はなくなる。人手不足で、社員にIT・デジタルに詳しい若者が来てくれなければ成長しない。気づけば、「そして誰もいなくなった」。


リーダーならば、

オリンピアンのように、あるいはオリンピックには出られなかったけど、一生懸命努力しているスポーツ選手のように、夢を持ち、夢と自分と将来を信じ、日々、歩もう。

夢が利他的で、社会に役立つならば、そして、リーダーが愚直にその実現に向けて日々努力するならば、自然にフォロワーが集まる。結果、組織になる。会社になる。法的な創業手続きを真に受けると、会社を作るのが先だけど、本質的には逆だ。給料をバーターに人を集めようとすると失敗する。夢を伝えて人を集めるべきなのだ。

夢とそれの実現を信じて追いかけるリーダー(自分)がいて、リーダーが「助けて!」とお願いすることで集まった仲間が、つまり、感謝の存在が、後に社員となり、そして社員がいてくれるから組織・会社になるのだ。


あ、でも、自分の夢だけではなくて、それを追いかける過程で、その夢に関連する範囲で、社員の1人1人の夢も実現すべく努力しないとですね。

社員がリーダーの夢を支え、
リーダーが社員の夢を支え、
リーダーが夢追う素晴らしさを体現し、
社員が夢追う勇気と挑戦をリーダーが支援する。
イイ会社かなと。

なんて、オリンピックでの、ステキな選手の、ステキなコメントを聞いて、思ったのでした。


読んで頂きましてありがとうございます。
(v8_100)



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