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静かで、穏やかで、やさしい。こんなリーダーがダメな理由、は無い(職場を良質にするコンセプトv6_6)

リーダー像を思い浮かべてもらうと:

声が大きく、身振り手振りが大きく、主張的で、偉そうな感じもあり、熱く、熱狂的で、感情的で、元気が良く、社交的・外交的で、アグレッシブ、そして、デカい、そんなひとが思い浮かべられがち。カリスマ性に満ちている。

自己実現セミナー・リーダー育成的なセミナーに行くと、だいたい、熱く「えいえいおー」的なノリになる。

もちろん色んなリーダーが存在する。だから、上述も非難されるべきでもないし、否定されるべきでも全くない。

一方でボクの志すリーダー像は真逆だ。静かで、穏やかで、落ち着いていて、やさしいリーダー。

理由は、以下を信じたからであり、惹かれたから。

1.「この上なく穏やかな心は、この上なく強い心」

2.「穏やかな心は、この上なく美しい知恵の宝石。自己コントロールの長く粘り強い努力の結果」

3.「穏やかな人間は自分自身を正しくコントロールすることができる」

4.「人間は、穏やかになればなるほど、より大きな成功、より大きな影響力、より大きな権威を手にできます。」

以上:「「原因」と「結果」の法則」(ジェームズ・アレン著、坂本 貢一訳、サンマーク出版)」

5.「人間のあらゆる進歩は、熱狂的な行動ではなく、静かな時間がもたらす熟慮と内省から生まれる」
以上:「幸せなリーダーになる8つの習慣(ロビン・シャーマ著、北澤 和彦訳、ダイヤモンド社)」

6.「静かな羊がライオンを導く」

7.「もの静かで内省的な内向型も、企業のトップとして、リーダーシップの役割を果たすことができる。ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットはその典型例だ」

8.「カリスマ性は、リーダーとしての有能さを保証するものではない」
以上:「静かな人の戦略署(ジル・チャン著、神崎 朗子、ダイヤモンド社)」

9.「飛躍を導いた指導者は、並外れた英雄になりたいとはまったく考えていない。胸像が飾られるようになろうとか、畏敬される人物になろうとかはまったく考えていない。一見、ごく普通の人物であり、めったにないほど素晴らしい実績を静かに達成してきた」

10.「第5水準のリーダーシップ:~ 飛躍を指導したリーダーは~万事に控えめで、物静かで、内気で、恥ずかしがり屋ですらある。個人としての謙虚さと、職業人としての意志の強さという一見矛盾した組み合わせを特徴としている」
以上:「ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則(ジェームズ・C・コリンズ著、山岡 洋一訳、日経BP社)」

そして:
11.「やさしさに勝るものはない」

12.「すべてのうえに、しずかに存在している」
(「ぼくモグラキツネ馬」(チャーリー・マッケジー 著、川村 元気 訳、飛鳥新社))

ということで、静かで、穏やかで、落ち着いていて、やさしいリーダーが、成果を出す、そう信じている。仲間と人間的な関係を構築しやすく、いつも一緒にいたいと尊敬されるリーダーになりえ、皆が一丸となりえ、成果がより上がり、事業が成長しえる、のだから。

ということで、静かで、穏やかで、落ち着いていて、やさしいリーダーがダメな理由は、全く無い。そんな理由は地球上に存在しない。静かで、穏やかで、落ち着いていて、やさしいリーダーを志したいならば、自信を持って、それを貫こう。ぜひ、素敵なリーダーになろう、なんて思ったのでした。


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