見出し画像

英語の勉強方法のマインドを物語で表してみた。

"2020.6.11"


英語の学習。

留学に行って英語を勉強するかどうか。
それとも、日本で勉強する方法を見出してやっていくか。

留学したい人や、将来海外で働きたい人は、一度は考えると思います。

そんな英語の勉強の在り方について。

以前書いて少し、バズった記事を載せていこうと思います。

今回のテーマは
「英語を勉強するときの在り方」です。
英語の勉強の方法ではないので、そこは注意してください。


***

記事を載せる前に。

今回の記事は

英語の勉強方法について考えていったものです。

私はフィンランドに留学していたのですが、
ある友人は、
「留学しているから日本人と話さない。」
と言って、私と口も聞いてくれませんでした。
かたやある友人は
「留学しなくても、日本でも英語できるよね!」
と言って、日本でも留学先でも勉強していました。

英語の勉強の方法、そのあり方は様々です。
そんな様々な方法について、どうやってやったらいいか。

少し考えてもらいたいために、物語を作りました。
これを読んでもらって、勉強方法について考えてもらえたら幸いです。


***

右之助と左之助


-------------

むかーしむかしの話。
とある小さな村のちょっとした職人たちのお話である。

 村の奥地にある洞窟で鉱物が非常に採れた。その鉱物は、周囲の空気や湿度などが絶妙な割合で存在し、それによってできあがり、簡単に生成することはできない特殊な物だった。村の人々はその鉱物を独自の錬成方法で「明照(めいしょう)」と呼ばれる刀状の物にして、他の村に売ることで、生計を立てていた。明照は何でも切ることのできる優れ物であり、すぐに名品と呼ばれるようになり、都の王の耳にまで届くようになった。この王は、変わり者の王として有名な王で、様々な職人を幼い頃から都に住まわせ、職人として育て上げることが好きだった。都の使いの者が、職人たちを広場に集め聞いた。

 ーこの中から、都で明照を作る職人を募集する。但し、成人ではなく、青年である。志の高いもの、王に仕えたいと願うもの、前に出てこい。もちろん、報酬は相応を用意する。ー

 その呼びかけに応じて、2人の若者が名乗りを上げた。
一人は右之助。頑固な性格で負けず嫌いなところもあるが、芯がある若者。
もう一人は左之助。真面目とはお世辞にも言えないが頭の切れるやつで、世渡り上手な若者。

ここから先は

3,361字

¥ 150

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは何らかの形でGiveします👌