僕の母国語

在ったらいいなと思う言葉の溜まり場。    ゆるりと新語をお届けします。

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在ったらいいなと思う言葉の溜まり場。    ゆるりと新語をお届けします。

記事一覧

そらしど【ソラシド】

物事がトントン拍子で片付いていく様。もしくは、ゴールや目標まであとは一本道を進むだけの状態などを指す。 使い勝手が良く、宿題や作業、仕事などあらゆる状況で使うこ…

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しき【四季】

気づかぬうちに、髪型や髪色がコロコロと変化する人のことを指す。 気分屋であったり、移り気な人が多く、掴みどころのなさがその人自身の魅力であったりする。 これに関し…

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しゅんぱつせいまいご【瞬発性迷子】

まるで神隠しにあったかのように、突然居なくなってしまう人やその現象自体を指す。 歩行者天国や電車の乗り換え時に、特に多く見受けられる。 該当する人のほとんどがうっ…

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どうじたはつベロ【同時多発ベロ】

複数人が同時に喋り出してしまう現象。 一定秒つづいた沈黙を破るかのように、一斉に喋り始める光景がしばしばであり、”言葉の交通事故”といえる。 特に2人の際に、この…

4

せいなるよる【醒なる夜】

眠ろうと思っても、なかなか寝つけない夜のことを指す。 翌日に大事なプレゼンを控えていたり、気になるあの人とのデートがあったりなど、理由は人それぞれだが、誰もが経…

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のどちんこてき【のどちんこ的】

その場の悪ノリで、本当に決まってしまうさま。冷静さや客観視を欠いて、流れで押し通してしまうさま。 ”わけのわからなさ””頭の悪さ”という意味合いがこの言葉には含…

5

シャボンディげんしょう【シャボンディ現象】

サヨナラしてからすぐに、別れた人にばったりと遭遇してしまう現象。 妙な気まずさが漂うが、お互いの力量次第では、笑ってやり過ごすことも可能である。 一体どういったル…

10

チャンネルベース【channel base】

未来のものごとが万事うまくいくであろうていで事を進めること。 いわば”計画≒願望”状態であり、二兎どころか全兎を追っているに等しい。確かにベース中は、一時の気持…

10

ざんぞうしこう【残像思考】

そこにお金が無いのはわかっていながらも、ついつい残高を確認してしまう思考の癖を指す。 代表例は、もらって半年後のポチ袋や給料日前の口座等である。 ポチ袋に至っては…

6

そしらばどく、ひめればやく【謗らば毒、秘れば薬】

嫉みや恨み、怒りなどの負の感情は言葉にして外に出してしまうと、空気に反応して毒になってしまうが、言葉にせず、内に秘めておけば貴重なエネルギー源、動力源になりうる…

3

あおのたにん【青の他人】

知り合いか知らない人か曖昧な他人のことを指す。【赤の他人】の対義語にあたる。 「え、もしかしたら知ってるかも?」 「どっかで見たことある?」 「あれ?もしかして○…

6

だましだましい【だまし魂】

自らをだましてしまうことで、何も無い所に偽りの”有る”を感じる現象。または、その感覚自体を指す。 ”勘違い”に非常に似ているが、従兄弟感覚で見なしてくれると幸い…

6

デオキシス【deoxys】

平均的でありきたりな男性を揶揄する際に用いる呼称。つまらなさを帯びている場合においても使用可。ちなみに、デオキシスとは、図鑑No.386のポケモンのことである。 なぜ…

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スリー・イー【3E】

「いい人そう」「いい意味で」「なんでもいいよ」の総称。 一般的には”すぐれている”という好ましい意味で使用される”いい”という単語も、条件によってはあまり好まし…

5

そうまとうこうほ【走馬灯候補】

人生の中でも特に思い出に残る瞬間やエピソードの総称。一般的な走馬灯の使われ方としては、死に際にフラッシュバックするその人自身の人生のハイライトといった意味がほと…

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僕の母国語、初めます。

日々、ゆるりと生きていくなかで、 思考を巡らせたり、 誰かと喋ったり、 を繰り返すなかで思うのは。 “言葉ってヤベェな” っことです。常々思います。 ボキャ貧で…

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そらしど【ソラシド】

そらしど【ソラシド】

物事がトントン拍子で片付いていく様。もしくは、ゴールや目標まであとは一本道を進むだけの状態などを指す。
使い勝手が良く、宿題や作業、仕事などあらゆる状況で使うことのできることばである。
まだ、やり始めて間もない状況を、ドレミと呼ぶ場合もあるが、あまり使うことはない。
真ん中に位置するファは、一種の壁であり、ここを乗り切れるかどうかが、完走できるか否かの転換点となる。とはいえ、この言葉を使用する機会

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しき【四季】

しき【四季】

気づかぬうちに、髪型や髪色がコロコロと変化する人のことを指す。
気分屋であったり、移り気な人が多く、掴みどころのなさがその人自身の魅力であったりする。
これに関しては、揶揄ではなく、日本の季節の移り変わりのような奥ゆかしささえ感じるというポジティブな比喩として捉えてほしい。
とはいえ、常人とは比べ物にならないほどの短いスパンで髪に変化を施してくるので、しばしば周りを驚かせがちである。が、近くに1人

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しゅんぱつせいまいご【瞬発性迷子】

しゅんぱつせいまいご【瞬発性迷子】

まるで神隠しにあったかのように、突然居なくなってしまう人やその現象自体を指す。
歩行者天国や電車の乗り換え時に、特に多く見受けられる。
該当する人のほとんどがうっかり屋な性格であったり、マイペースな気質であったりするケースが多い。
逆に、せっかちな人の同行者というケースもしばしば存在し、バスケ部ばりのフットワークで巻かれてしまうと、見失う他ない。この場合は受動的な瞬発性迷子といえる。
また、決して

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どうじたはつベロ【同時多発ベロ】

どうじたはつベロ【同時多発ベロ】

複数人が同時に喋り出してしまう現象。
一定秒つづいた沈黙を破るかのように、一斉に喋り始める光景がしばしばであり、”言葉の交通事故”といえる。
特に2人の際に、この現象が起こると少し気まずい空気が流れてしまうが、うまく譲り合うことで、小事故に止めることができる。
正面衝突をしてしまった際には、話そうと思ったことをド忘れしてしまうことも稀にあるため、注意が必要である。
また、喋り出しの間が妙に合う人が

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せいなるよる【醒なる夜】

せいなるよる【醒なる夜】

眠ろうと思っても、なかなか寝つけない夜のことを指す。
翌日に大事なプレゼンを控えていたり、気になるあの人とのデートがあったりなど、理由は人それぞれだが、誰もが経験する夜である。
また、これといった理由もないのに、突如やってくることもあるが、いずれにせよ、無心で布団の中に潜り込んでしまうことが解決策としてはベストといえる。
この醒なる夜により、昼夜逆転が起こってしまい、生活リズムが崩れてしまう場合は

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のどちんこてき【のどちんこ的】

のどちんこてき【のどちんこ的】

その場の悪ノリで、本当に決まってしまうさま。冷静さや客観視を欠いて、流れで押し通してしまうさま。
”わけのわからなさ””頭の悪さ”という意味合いがこの言葉には含まれている。
基本的には、のどちんこ的〇〇として使用する。例)のどちんこ的発想、のどちんこ的作品
後々、思い返してみたり見返してみたりした際に、後悔や反省をしてしまうことが一般的であるが、稀に、目を見張る良いものを生む場合もある。ある種の突

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シャボンディげんしょう【シャボンディ現象】

シャボンディげんしょう【シャボンディ現象】

サヨナラしてからすぐに、別れた人にばったりと遭遇してしまう現象。
妙な気まずさが漂うが、お互いの力量次第では、笑ってやり過ごすことも可能である。
一体どういったルートを辿れば、再び遭遇する羽目になるのかは未だ謎に包まれており、現在究明中である。嘘である。
派生して、よく溜まり場にされてしまう人の部屋のことをシャボンディと呼称することがある。
ちなみに、語源は漫画『ONE PIECE』の作中に登場す

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チャンネルベース【channel base】

チャンネルベース【channel base】

未来のものごとが万事うまくいくであろうていで事を進めること。
いわば”計画≒願望”状態であり、二兎どころか全兎を追っているに等しい。確かにベース中は、一時の気持ちよさがあり、ついつい陥りがちになってしまうが、仮初めの幸福に浸っているにすぎないため、これを自覚する必要がある。
予定や計画などというものは、狂ってなんぼのものなので、うまくいかなかった場合を事前に考えておくことが大切である。
ちなみにな

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ざんぞうしこう【残像思考】

ざんぞうしこう【残像思考】

そこにお金が無いのはわかっていながらも、ついつい残高を確認してしまう思考の癖を指す。
代表例は、もらって半年後のポチ袋や給料日前の口座等である。
ポチ袋に至っては、本当にあるケースは天文学的確率になるので、ポチ袋本体を記念に取っておくのではなく、処分してしまうことが所有者にとっての吉といえる。
また、逆の現象として、予期せぬタイミングで野生のお金が出現することがある。
例えば、部屋の片付けをしてい

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そしらばどく、ひめればやく【謗らば毒、秘れば薬】

そしらばどく、ひめればやく【謗らば毒、秘れば薬】

嫉みや恨み、怒りなどの負の感情は言葉にして外に出してしまうと、空気に反応して毒になってしまうが、言葉にせず、内に秘めておけば貴重なエネルギー源、動力源になりうるという意味のことわざ。
だから、
「○○はダサい、イケてない、嫌い」
という話より、
「○○はかっこいい、かわいい、好き」
という話をした方が確実に”良い”ということである。
それは、幸福度や生み出される笑いの総量からしても明白である。

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あおのたにん【青の他人】

あおのたにん【青の他人】

知り合いか知らない人か曖昧な他人のことを指す。【赤の他人】の対義語にあたる。
「え、もしかしたら知ってるかも?」
「どっかで見たことある?」
「あれ?もしかして○○?」
これらの疑問を経て、「やっぱ知らん人やったわ。」認識された人はすべからく、青の他人といえる。
なぜ青なのかというと、青色には、はっきりとした、明らかなと言った意味合いがある赤色とは違い、曖昧さや広さを含んだ色だからというのが理由に

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だましだましい【だまし魂】

だましだましい【だまし魂】

自らをだましてしまうことで、何も無い所に偽りの”有る”を感じる現象。または、その感覚自体を指す。
”勘違い”に非常に似ているが、従兄弟感覚で見なしてくれると幸いである。
具体例としては、歩いている際にほどけていない靴ひもがほどけていると錯覚して、チラと足元を見てしまうような。
注意深い人や細かい部分にまで目がいってしまうような人に多い傾向がある。
また、日常に潜む小イタズラの類なので、これを愉しむ

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デオキシス【deoxys】

デオキシス【deoxys】

平均的でありきたりな男性を揶揄する際に用いる呼称。つまらなさを帯びている場合においても使用可。ちなみに、デオキシスとは、図鑑No.386のポケモンのことである。
なぜ、デオキシス=普通、平凡な男性になるのかというと、デオキシスの身長体重が170cm60.8kgと成人男性の平均のそれに限りなく近く、それに加え、人型のフォルムをしているからである。
余談であるが、健康診断の際に「デオキシス規格です。」

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スリー・イー【3E】

スリー・イー【3E】

「いい人そう」「いい意味で」「なんでもいいよ」の総称。
一般的には”すぐれている”という好ましい意味で使用される”いい”という単語も、条件によってはあまり好ましくない言葉として受け手側に感じさせてしまう。
「いい人そう」と言っていることは、「この人には特徴がない」と言っているに等しい。
「いい意味で」という言葉は、発言の最後につけておけば、どれだけ悪いことを言っても丸く収めたニュアンスを出せる。

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そうまとうこうほ【走馬灯候補】

そうまとうこうほ【走馬灯候補】

人生の中でも特に思い出に残る瞬間やエピソードの総称。一般的な走馬灯の使われ方としては、死に際にフラッシュバックするその人自身の人生のハイライトといった意味がほとんどであることから、走馬灯=”私的名シーン”といえる。
故に、走馬灯候補とは自分史に爪あとを残るレベルの出来事を意味する。
とはいえ、そんなに気負わず気軽に使うことを薦める。ちなみに通常、ポジティブな場合に用いることが多い。

お手軽度

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僕の母国語、初めます。

僕の母国語、初めます。

日々、ゆるりと生きていくなかで、
思考を巡らせたり、
誰かと喋ったり、
を繰り返すなかで思うのは。

“言葉ってヤベェな”

っことです。常々思います。
ボキャ貧ですみません。
そんで、加えて思うのは

“こういう言葉あったらいいのに”とか
“こんな言葉あったら使いたくなるな”とか

そういった僕語、私語のような”自分語”なるものがあったら、生きるのもオモシロくなるなと思います。さ

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