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ニキビを治す食生活「番外編」

思春期から大人までいつまでもついてくる悩みでニキビがあります。

その原因はストレスや環境のように様々ですが、多くは食生活が原因ではないかという事が海外の研究で発表されていました。

研究を行ったのはフランスの大学で、研究のために2万人以上の参加者をオンラインで集め実施していました。

参加者はアンケート方式で、「ニキビの有無や過去にニキビができた経験」「食事の内容」「病歴」「運動量」「生活習慣」「心身の健康状態」「喫煙状況」などを報告しました。

参加者の平均年齢は57歳、75%に当たる1万8327人が女性で、全体の46%に当たる1万1324人が「過去にニキビがあった」もしくは「現在ニキビがある」と答えたとのこと。


研究グループがニキビがあると答えた人の食生活を分析したところ、「砂糖入り飲料」「牛乳」「脂肪や砂糖が多い食品」の3つが、ニキビの発生と関連していることが分かりました。

ホルモンバランスなど様々な要因を考慮し研究を行った結果

糖分や脂肪、牛乳を多く摂取している人はニキビができやすいという結果が出たそうです。

この研究データを元に専門医に解析を行うとペンシルバニア大学の皮膚科医が「牛乳の摂取はインスリンやインスリン様成長因子1のレベルを上昇させることが分かっており、これによりケラチノサイトと脂腺細胞の両方で脂質生成が促されると考えられている」

またこういった脂肪、糖分の多い欧米的な食生活が大人のニキビに関連していることがわかり、
「体内で炎症や酸化ストレス、フリーラジカルと呼ばれる活性酸素が発生し、肉体が持つ抗酸化防御機構のバランスを乱すので、これがニキビを引き起こしている可能性があります」と指摘もありました。

今回の研究ではこういった食事がニキビの原因の一部である事がわかりましたが
そのおかげで逆にニキビにならないような食事も見えてきました。

それがニキビをなくすには、脂肪と砂糖が多い食品や牛乳を避けて、果物や野菜や魚を積極的に食べること。

でした。

肌へのビタミンや魚の良質な油が肌改善に繋がるのは確かです。こういった食事を心がけて綺麗なお肌を保ちましょう。

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