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2021年8月の記事一覧

【続ける力】

【続ける力】

こんばんは。

本日は伊藤真の著書【続ける力】の書評と感想を書いていきたいと思う。

なにかを続けるために必要な心構えや方法論が詰まっててかなり良いと感じた。

もちろん続ける技術を学ぶという意味では全ての人におすすめできるのだが、

特に司法試験を受ける予定の方は法律関係の話も楽しく読めるのではないだろうか。

①「フェスティナ・レンテ」という考え方「フェスティナ・レンテ」とはローマ帝国のアウグ

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【GACKTの勝ち方】

【GACKTの勝ち方】

こんばんは。

今回は皆さんご存知GACKTさんの初のビジネス本。

GACKTさんの破天荒な生き方、人生感、マインド、セルフブランディング、ビジネスにおいての考え方など

GACKTさんエッセンスがぎゅっと詰まった一冊について感想と考察を述べさせてもらう。

この本を読んでみて感じたのは、正直効率よくセルフブランディングする方法やビジネスに成功する方法を知りたい方にとってはオススメできる本ではな

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【新世界】

【新世界】

こんばんは。

今回はお笑いコンビ「キングコング」のツッコミでもある西野亮廣の著作【新世界】についての

書評と考察を書いていけたらと思う。

簡単にぶっちゃけるとこの人はある意味天才だ。

具体的に言うならば

現状を客観的に見る力と

問題を解決する突破力がシンプルに半端ない。

あと人を動かす文章を書くのもかなりうまい。

本人の行動等に本質が伴っているかはここでは問うまい。

かなり熱くな

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自分用note【詳しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!】

自分用note【詳しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!】

山本元 大橋弘裕

本書より抜粋◯72を利率で割ると(元本が)「2倍になるおよその年数」を計算できる。

◯毎月分配金のある投資信託は運用管理手数料(ランニングコスト)がぼったくりと言いたくなるほど高い。

→分配金のある投資信託を買う際には十分に考える。というか、投資信託を買う際にはランニングコストを考慮した運営を。

◯ネットの保険会社で、子供が自立するくらいまでの10〜20年、最低限の期間に

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【ドリルを売るには穴を売れ】

【ドリルを売るには穴を売れ】

佐藤義典さんの【ドリルを売るには穴を売れ】についてのまとめ。

マーケティングの入門書を探していて、本屋で立ち読みしていてピンときて購入。

読んでいて入門書としてはこれ以上のものはないと筆者は強く感じた。

売多まこという主人公を中心としたストーリーと絡めながらマーケティングをわかりやすく解説する。

物語としても面白いので、途中で読書に飽きてしまうということも少ないはず。

①マーケティングと

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【日本一カンタンな「投資」と「お金」の本】

【日本一カンタンな「投資」と「お金」の本】

こんにちは。

本日は中桐啓貴著【日本一カンタンな「投資」と「お金」の本】についてのまとめと考察を綴って行きたいと思う。

総評としては、ものすごくわかりやすい投資とお金と経済の教科書的な本という印象である。

この本を読むと投資して資産を増やすことの合理性が理解できるので、漠然とした投資に対する不安は消えることだろう。

逆にちょっと残念なポイントは以下2つ

◯ストーリー長にはなっているものの

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【金持ち父さん貧乏父さん】

【金持ち父さん貧乏父さん】

こんばんは。

本日はロバート・キヨサキさんの著書「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ感想と自分なりの考察を記していきたいと思う。

皆さんも周知のことと思うが、この本は投資とお金のバイブル本になり得るポテンシャルがある。

ビジネス本の名著中の名著である「7つの習慣」を初めて読んだときと同じような感銘を受けた。

1.お金持ちとはこの本が提唱する最終目標は極めてシンプル。

どうやったらお金持ちに

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【幸せになる勇気】

【幸せになる勇気】

こんばんは。

本日は岸見一郎さん、古賀史健さんの著書である【幸せになる勇気】の書評、考察を書かせて頂きたい。

前作、嫌われる勇気に続き、こちらの本も強力な魔力を秘めていると言わざるを得ない。

アドラー心理学が重きを置く、「教育」をベースに前作より深く個人心理学について語られている。

アドラー心理学の本質とは、その実践の困難さであるということを的確に表した一冊だ。

アドラーを知り、この本を

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嫌われる勇気【前編】

嫌われる勇気【前編】

こんにちは。

本日は岸見一郎さん、古賀史健さん著作の【嫌われる勇気】について書評と自分なりの考察などを綴っていけたらと思う。

この本は人の人生を変える力のある数少ない本の一つである。

これほどの1冊は人生の中でも出会える確率はかなり低いと言えるかもしれない。

この世の全ての人類にオススメしたい1冊だ。

対話形式であるが故に、素直に本に入っていくのは容易。

しかしながら、アドラー心理学の

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嫌われる勇気【後編】

嫌われる勇気【後編】

④課題の分離

アドラー心理学では承認欲求を明確に否定する。

なぜなら、承認を欲することは「あの人」の期待に答えるために日々の行動を起こすというまったく不自由な状態だからである。

人の期待に答えるために行動し、生きることは健全な状態ではない。

その人が認めてくれなければ適切な行動はしない、その人が認めてくれるならば不適切な行動をしようといった歪んだ発想に至りかねない。

人は皆、たった一人の

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