記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

映画「ANNIE/アニー」を観て

12月24日、「ANNIE/アニー」という映画を観た。原題は「ANNIE」。2014年のアメリカ映画で、ウィル・グラック監督の作品だ。

キャストは、アニー役のクヮヴェンジャネ・ウォレス、ウィル役のジェイミー・フォックス、グレース役のローズ・バーンなどである。

*****************************

あらすじは、

10歳の少女アニーは、4歳の時に両親にレストランに置き去りにされ、現在は他の子供たちと共に落ちぶれた歌手ハニガンの元で暮らしていた。彼女は毎週金曜日に置き去りにされたレストランに通い、いずれは自分を迎えにくるはずの両親を見付け出そうとしていた。ある日、アニーは犬を虐める少年たちを追いかけていた際に車に轢かれそうになるが、偶然通りかかったスタックスに助けられる。彼は携帯電話会社の社長で、次期ニューヨーク市長選挙の立候補者だったが、あまりの人気のなさに悩んでいる最中だった。しかし、アニーを助けた場面がインターネットにアップロードされたことで支持率が上昇したことに目を付けた選挙参謀ガイの提案で彼女と一緒に暮らすことになり、それを聞いたアニーも自分の知名度を上げて両親を探しやすくしようと考え、スタックスと一緒に暮らすことに同意する。スタックスは嫌々アニーと暮らし始めるが、一緒に生活するうちに彼女の明るい人柄に癒され心を開くようになり、アニーもスタックスに親近感を抱いていく。パーティーに招待されたアニーは、ガイの指示でスタックスに感謝の言葉を伝える文章を読むように言われるが、彼女は読み書きが出来なかったため会場を飛び出してしまい、それを見たスタックスはスタッフのグレースと相談して、アニーのために家庭教師を雇おうとする。一方で、選挙活動にウンザリしていたガイは、スタックスの勝利を確実にして仕事を辞めようと考え、ハニガンと結託してアニーの偽物の両親を用意して「感動の再会」を演出しようと計画する。アニーの境遇を知ったスタックスは彼女を養女に迎えようと考え、グレースからも賛同を得るが、そこにガイが現れ「アニーの両親が見つかった」と伝える。レストランで両親と再会したアニーは喜び、スタックスとグレースはアニーと別れを交わす。アニーが両親と立ち去った後、ハニガンはガイに彼女の今後を訪ねると「ほとぼりが冷めた頃に、また里子に出す」と冷淡に返答される。スタックスから「アニーは君の歌を気に入っていた」と伝えられていたハニガンは罪悪感に苛まれ、スタックスに本当のことを伝える。ガイはグレースに殴り倒され、事実を知ったスタックスは会社の力を総動員してアニーの行方を探す。一方、両親が偽物だと知ったアニーは、母親役の女から「スタックスはもうアニーを必要としていない」と告げられショックを受ける。街の人々が行く先々でアニーの姿をインターネットにアップロードしたため、スタックスはそれを手掛かりにアニーを見付け出す。しかし、両親の偽物の言葉を信じたアニーはスタックスを拒絶し、それを聞いたスタックスは駆け付けたマスコミに対して市長選挙からの撤退と「自分が本当にやらなければいけないことをする」と表明する。スタックスは改めてアニーに戻ってきて欲しいと伝え、アニーは彼の元に戻り、スタックスはアニーに後押しされてグレースを食事に誘う。暫く後、スタックスは識字センターを開設、文字を読める様になったアニーと共に新しい生活を始める。
といった内容。

で、観終わっての感想。

ミュージカル映画、やっぱり好きかも

あくまでも個人的感想であるが、ボクはミュージカル映画が好きだと思う。
過去にも、いくつかのミュージカル映画を観てきたが、どの映画もなぜか身体が動きだしそうになる衝動がある。
音楽は、やっぱり人の心を動かす力があるのかもしれない。

ウィルの心の変化、人が持つ本来の深い優しさ

市長選を戦うウィル。携帯電話会社の社長である彼は、本当は潔癖症で、人とのかかわりもあまり好きではない。人と握手をした後は、アルコール消毒を忘れないくらい潔癖症である。そんな彼も、徐々にアニーの魅力にはまってゆく。そして、娘としての愛が芽生え始めるのだ。人は本来、人とのつながりが嫌いな人はいないと感じる。それは、人は人から生まれてくるからである。ウィルの持つ本来の深い優しさを引き出したアニーの存在は、やはり魅力的である。

キャメロン・ディアスは、どんな役もできる!

それにしても、映画の中のキャメロン・ディアスはスゴイ!何がすごいかというと、彼女の映画は数多く観てきたが、このような悪役を演じた映画をボクは観たことがなかった。それだけに、彼女の役者としての幅の広さを感じたのだ。そういう観点で見ても楽しい映画であった。

映画のおススメリストを、知り合いからもらった時、さすがにアニーはないかなと思ったが、なかなか面白い映画であった。
観る前から、固定観念はいけないね・・・。(反省)






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?