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映画「ゴッドファーザー PART II」を観て

4月28日「ゴッドファーザーPART II」という映画を観た。
原題は「The Godfather Part II」。1974年のアメリカ映画で、フランシス・フォード・コッポラ監督の作品だ。

キャストは、ヴィトー・コルレオーネ役のロバート・デ・ニーロ、マイケル・コルレオーネ役のアル・パチーノ、フレド・コルレオーネ役のジョン・カザール、トム・ヘイゲン役のロバート・デュヴァル、ケイ役のダイアン・キートンなどである。

あらすじは、

この映画では、二つの物語が同時進行で語られる。一つ目の物語の舞台は1958年から1959年で(一部に1941年の回想)、前作『ゴッドファーザー』に続くマイケル・コルレオーネの姿が描かれる。もう一方の物語は1901年から1925年までの、マイケルの父ヴィトー・コルレオーネの在りし日の姿を描く。幼い頃にニューヨークに渡りコルレオーネ・ファミリーを築いていくヴィトーの物語が、現在のファミリーを守るために戦うマイケルの物語と交錯(クロスカッティング)する。

出典:Wikipedia

といった内容。

で、観終わっての感想。

この映画の長さ200分(3時間20分)

前作も長かったが、今回はそれを上回るくらい長い。
その長さ200分。
当時の映画は、こんなに長かったのか!と驚く。
内容は、その分充実している。名作と呼ばれる理由は納得できる。
この映画は、ヴィトー・コルレオーネの若き日の姿を描いている。それと同時進行で、マイケル・コルレオーネの前作以降の姿が描かれる形である。

若き日のヴィトー・コルレオーネがかっこいい

それにしても、ロバート・デ・ニーロ演じる、若き日のヴィトー・コルレオーネがかっこいい。やっぱりこの頃から、スター性が映像からにじみ出ている。マイケルの父が、なぜマフィアになっていったかを描いている。なので、この作品を観ると第1作目が、より深い作品になる。
若き日のヴィトーは、スマートで罪を犯すような人間ではないが、血筋なのか、(いわゆる怖い人の前に出ても)何も動じない。
そして、やはり、その道に運命は開かれてゆくのである。

唯一確かなことは、人は殺せる

一方、現在進行形のマイケル側。いよいよ、マイケルがゴッドファーザーとして活躍を始める。ただ、マイケル自身は、いわゆる裏社会でなく表社会の人間として権力を持とうと考えて動いているのである。
ハバナに拠点を持つロスという、権力者。彼に近づき、彼の本性を見破る。
そして、彼の殺害を考えるのである。
「唯一確かなことは、人は殺せる。」そのシーンで出てきた言葉である。
もうこの言葉の時点でのマイケルは、自分の敵は皆殺すという信念のようなものを持っていると感じた。
実際に、彼は身内であっても容赦はしなかった。
実の兄も、殺すのである。

最後のシーンが切ない

この映画の最後のシーン。
素手の1作目で死んでいる人も含め、テーブルで会話をしている。
マイケルが海軍を志願したころの設定である。その時のメンバーのそれぞれの立ち振る舞いが、1作目2作目のそれぞれのにリンクするのである。
マイケルとトム以外はみな死んだ。
トムは生きているが、外され別の道を歩むこととなる。
余談であるが、トム。
今の時代だからなのか、ロシアのプーチンに見えてしかたなかった。

そんなわけで、パートⅡを観れば、当然最後のパートⅢも観ることになった。次回は、その感想を書こうと思う。

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