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映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」を観て

12月2日「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」という映画を観た。
原題は「Harry Potter and the Deathly Hallows」。2010年のアメリカとイギリスの合作映画で、デヴィッド・イェーツ監督の作品だ。

キャストは、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフロン・ウィーズリー役のルパート・グリントハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソン、アルバス・ダンブルドア役のマイケル・ガンボン、ミネルバ・マクゴナガル役のマギー・スミス、ルビウス・ハグリッド役のロビー・コルトレーン、セブルス・スネイプ役のドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンなどである。

あらすじは、

マルフォイ邸で、セブルス・スネイプはヴォルデモート卿と彼のデス・イーターたちと会合する。スネイプは、母親の護りの魔法の下にないハリー・ポッターを、不死鳥の騎士団が安全な場所に移すだろうと報告する。ヴォルデモートはルシウス・マルフォイの杖を取り上げる。ヴォルデモートの杖とハリーの杖は同じ不死鳥の羽根の芯を共有する「兄弟」であるため、ヴォルデモートの杖はハリーに対して無力であった。移動中、ハリーはヴォルデモートの攻撃から生き延びるが、マッド-アイ・ムーディとヘドウィグが殺される。
ビル・ウィーズリーとフラー・デラクールの結婚式の準備中に、新しい魔法大臣がやってくる。大臣は、ハリー、ロン、ハーマイオニーそれぞれにアルバス・ダンブルドアは形見を残したと告げる。ロンには灯消しライター、ハーマイオニーには『吟遊詩人ビードルの物語』、そしてハリーには彼が初めてのクィディッチの試合で捕まえた金のスニッチである。ダンブルドアはハリーにグリフィンドールの剣も遺していたが、その行方は判らない。
結婚式のさなかに、魔法省が陥落し、大臣が亡くなったという知らせが届く。デス・イーターが襲いかかり、ハリー、ロン、ハーマイオニーはグリモールド・プレイス十二番地に逃げ込む。そこでロンは、シリウスの弟レギュラス・ブラックがヴォルデモートからサラザール・スリザリンのロケットを盗んだR.A.B.であることに気付く。地元のコソ泥マンダンガス・フレッチャーは後にそれをドローレス・アンブリッジに売り払った。ハリー、ロン、ハーマイオニーは魔法省に潜入し、ロケットを取り戻すが、脱出の混乱のなかデス・イーターたちに追われる。ハーマイオニーは3人で森に姿くらましをする。その中でロンが怪我を負う。3人は、ヴォルデモート卿の分霊箱をロケットから始めてすべて発見して破壊する旅を始めることを決める。
ロケットの破壊は失敗する。ハーマイオニーは、グリフィンドールの剣が分霊箱を破壊できるのは、バジリスクの毒が染み込んでいるためだと考える。ロンは邪悪なロケットの影響を受け、遅々として進まないことに苛立ち、ハリーとハーマイオニーを理不尽に嫉妬する。ロンはハリーと言い争いになり、姿をくらまし、旅を続けるハリーとハーマイオニーの元を立ち去る。ハリーがスニッチを唇に当てると、「I open at the close」(私は終わる時に開く)という謎のメッセージが現れる。ハーマイオニーは、『吟遊詩人ビードル』に記された奇妙な記号が、ルーナ・ラブグッドの父ゼノフィリウスが身に着けているものと同じであることに気づく。
ハリーとハーマイオニーはゴドリックの谷でグリフィンドールの剣を探し、墓地で同じ奇妙な記号を見つける。年老いた歴史家バチルダ・バグショットは2人を小さな家に招き、そこでハリーの夢の中で杖職人グレゴロビッチから杖を盗んだ若者の写真を見つける。バチルダはヴォルデモートの蛇ナギニに姿を変え、ハリーを襲う。ハーマイオニーは2人で安全な場所に姿をくらますが、彼女の跳ね返った呪文が誤ってハリーの杖を破壊してしまう。ハーマイオニーは写真の男が闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドと特定する。その夜、グリフィンドールの剣が底に沈んだ凍りついた池に、雌鹿の守護霊がハリーを導いた。ハリーは極寒の池に飛び込むが、首に巻かれたロケットが首を締め息ができなくなる。そこにロンが現れ、グリフィンドールの剣を取り戻し、ハリーを救い出す。3人はグリフィンドールの剣でロケットの分霊箱を破壊する。ロンは、灯消しライターが自分を2人の場所に導いたと説明する。
ハリー、ロン、ハーマイオニーはゼノフィリウス・ラブグッドを訪ね、奇妙な記号は死の秘宝を表していることを知る。何百年も前、3人の兄弟はそれぞれ死を免れる秘宝、蘇りの石、透明マント、そして知られているもので最強の杖であるニワトコの杖を手に入れた。3つすべてを所有する者は、「死を制する者」となる。ゼノフィリウスは密かにデス・イーターたちを呼び出し、誘拐されたルーナとハリーを引き換えにしようとする。3人は逃げるが、人さらいが彼らを捕まえる。幻視の中で、ハリーは年老いたグリンデルバルドがヴォルデモートにニワトコの杖はダンブルドアと一緒に埋葬されていると話すのを見る。
マルフォイ邸でベラトリックス・レストレンジは、グリンゴッツの彼女の金庫にあると信じていたグリフィンドールの剣を人さらいが持っているところを目にする。ハリーとロンは地下室に閉じ込められ、そこでルーナ、オリバンダー、グリップフックに出会う。上の階ではベラトリックスがハーマイオニーを拷問にかける。ハリーはダンブルドアをひと目見たと信じる鏡のかけらを使って助けを求める。ドビーがそれに応えて現れ、取り上げられた彼らの杖をハリーがドラコ・マルフォイから奪い返すあいだ、ドビーは全員を救い出すのを手助けする。彼らが姿をくらますと、ベラトリックスはナイフを投げ、ドビーを殺す。ハリーは騎士団の隠れ家であるビルとフラーの海辺のコテージの近くにドビーを埋葬した。一方、ヴォルデモートはダンブルドアの墓からニワトコの杖を奪う。

出典:Wikipedia

といった内容。

で、観終わっての感想。

分霊箱がカギとなる

前作から、この「分霊箱」が、大きなカギとなっている。
7つの分霊箱。
この7つを破壊しなければ、ヴォルデモート卿を倒すことはできない。
そのため、ハリーたちは、分霊箱を探し破壊する道を選ぶのである。

これまでの登場人物が死んでゆくのが辛い

命を懸けた戦い。
だからこそ、死者も出る。マッドアイも死ぬ。
これまでの作品の中で、顔をよく知る人物たちが死んでゆくのは辛い。

死んだのは「君のためではない」

そんな、死や負傷に心を痛めたハリー。
ロンとの会話が、胸に刺さる。

ロン「どこに行くんだ?」
ハリー「僕のために、もう誰も死なせない」
ロン「君のため?マッドアイが死んだのも、ジョージが傷を負ったのも君のためだって思ってるのか?君は選ばれし者かもしれない。だけど、そんなことよりももっと大きなことがあるんだよ。

そう、この戦いは、ハリーのためではないのだ。
皆が戦う理由は、ひとことで言うならば「愛」を取り戻すためだと感じた。

ドビーの死

自分たちを助けるために命を落としたドビーの遺体を抱き締め、涙にくれるハリー。ハリーは、ドビーを自分の手を使って埋めてやりたいと話す。
ドビーの登場は、第2話だったと思う。
突然現れ、その後、映画ではなかなか登場していない。
ただこの映画の中の死で、ドビーが皆から愛され、そして愛をもって皆を助けた。
言ってみれば、人間ではないドビー。
それでも、その壁は存在しなかった。
特に、ルーナは、ドビーのことを下に見ることなく、「ドビーさん」と呼びかけたのは、それを象徴するシーンである。

さて、いよいよ、残り1作となった。
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2は、明日感想を書きたいと思う。

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