#01 私のチームには課題と問題どちらが大切?
こんにちは。フリーライターの羽田翼です。
今回は課題と問題の違いについて。
最近、チームでプロジェクトを進めるとき、課題と問題を間違えて使ってるひとがしばしば。
かくいう私も、学校現場にいたときには、課題と問題を間違えて使ってました。
『それに何の意味があるの』という気持ちもよくわかります。でも、私は、その違いを意識することでチームを動かす支援の仕方が大きく変わりました!
さて、本題ですね。
課題と問題の違いとは。
課題は、他のひとから課せられたこと。
問題は、自分で探し出したこと。
です。
英語で、課題=タスク、問題=プロブレムと変換すれば少しニュアンスが伝わるかもしれません。
例えば学校なら、先生が出す『4×7=?』などは課題。子ども自身が『家族4人みんなが節分に豆を7個食べたら全部で何個食べることになるのかな』と考えた問いは問題となります。
それぞれ答えは『28』となりますが、問いが課せられるプロセスは全く違います。
課題は、トップダウンの意味合いが強く、問題は、ボトムアップの意味合いが強くなります。
チームを支援するときに、より主体性を伸ばそうと考えるなら、問題をチームで作り上げる支援が必要になります。そうではなく、スピード感をもってこなすのなら課題を課すほうがはやいでしょう。
どちらも解決するために大切なアプローチですが、使い分けることは大切です。
自分が、いまチームを動かすときに課題と問題のどちらを大切にするか、考えて動いてみるのもいいかもしれません。
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