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じぶんのなかでぐるぐるうずまくことや、あたまの中のドラマを貯蔵してます。
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逃げるな、あたし

逃げるな、あたし

 2022年の夏、始めたことがある。詳しいことは割愛するけど、まいにちまいにち「ダメだなぁ‥なんでこうなるのかなぁ‥」と、なかなかなダメージを食らっている。夏からずっと自分の中の自分と向き合って戦って学んで乗り越えてを何度も繰り返した。そしてそれは今も続いている。

 なかなかnoteを書けなかった。怖くて。この半年、本当の自分を自分で暴いて、奥底にある根底の部分の本当にしょーもない全然ダメな自分

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自分の世界を生きていく

自分の世界を生きていく

 満月の月曜日。なんだかスコンと抜けたような気がした。それまでおなじところをぐるぐる歩き回っていた感覚だったのに。足を棒にして。

 あたしは人の顔をすぐに見てしまうクセがある。

 ここ1ヶ月ずっと考えていた。自分のことであってもすぐ人の顔を見てしまう。人の顔を見る、つまり顔色をうかがうのだ。なぜあたしは人の顔色をうかがうんだろう?人が喜ぶことを先回りして言ったりするんだろう?すぐに人と比べて自

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ひとはいつも無意識に気持ちいいを求める

ひとはいつも無意識に気持ちいいを求める

 あたしはまた思い知った。自分はほんっとうにまだまだだなぁ‥と。そしてまたあたしはごにょごにょと手帳とともにひとり脳内会議を繰り広げる。毎朝の手帳time、脳内の排出をするタイミングで反芻して反省する。

 もうずっとこの言葉が、今のあたしのどまんなかに刺さって床に縫われて動けず心から離れない。突然の海外ドラマからの引用だけど、こんなふうにふと目にする耳にする言葉って、今の自分に究極に必要だったり

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アンビバレンスの雨

アンビバレンスの雨

 雨の日は好き。出かけなくてもいいから。太陽のヒカリはとても魅力的で、うちのなかにこもっていることにうしろめたさを感じてしまう。うちにいるのがもったいないと思わせられてしまう。
 出かけない、ということはうちで自分の思うままに過ごすことができる。お気に入りの万年筆で大好きな手帳を書ける。読みたかった本が落ち着いて読める。サブスクでふらりと気になっていた映画を観ることができる。ぼんやりとベランダから

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書きたい書きたい、のきもち

書きたい書きたい、のきもち

 好きな作家さんの本をちらりと立ち読みして、あたしもやっぱり書きたいなぁと思った。
 尊敬する大好きなミュージシャンの歌詞を読むたび、あたしも思いをたらふく書きたいなぁと思った。

 まいにちあたまのなかに浮かんでは消えるあぶくのようなアレやコレや。それらをすべて書き記しておきたい、いつもそう思っている。そう、もうずっと昔からそう思い続けている。
 思ってばかりで何もしていないあたしを「またか」と

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あたしは今日も続けるを続けていく。

あたしは今日も続けるを続けていく。

 むかしはわりと三日坊主だった。あっと思いついてふらりと始めて1週間もしないうちに熱が冷める。そしてまた別のものに目を輝かせる。この繰り返し。若さゆえの旺盛な好奇心のせいだったかもしれない。でも今は三日坊主じゃない。あんなにすぐに飽きてしまってたのに。

 そんなふうに長年ずぅーっと三日坊主をやってきたあたしなので、自分は飽き性で物事が続かないひとだ、継続することが苦手なんだと思っていた。でも最近

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美しく燃える森

美しく燃える森

 森の木々。川のせせらぎ、そのみなも。きらきら露に濡れる草の葉。しっとりと湿った大地。そこに吹き抜ける心地よい風。風にゆれる深いグリーンの葉。葉っぱのすきまから差し込むヒカリ。

 ‥はだしのあたし。みどりのなかで両手を広げて大きく息を吸いこむ。

* * *

 あたしは暑さに弱い。暑いというだけでやる気の半分が持ってかれる。どれだけ自分の好きなことをやろうと思ってたとしても。そんななか本格的な

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