【大学受験】効率いい政治経済の問題の解き方 着眼点、注意点、勉強の指針を元偏差値80超えが解説

問題を解くときの効率の良いやり方、注意点、どういうところを意識して勉強していけばいいかまで設問形式ごとに解説します。

選択問題の攻略

選択肢は選ぶな!消せ!選択肢と睨めっこしてはいけない。時間がかかり過ぎる。共通テストや問題数が多い私立大学では終わらない可能性がある。明らかに違う部分を消していく。これが早くて確実だ。
※誤っているものを選ぶ問題もあるので、問題文は見ること。共通テストにもありました。

複数選択、全て選択する問題の攻略

一つずつ吟味していくしかない。明らかに違うのはカットして、曖昧なのは運に任せよう。迷ったら、後回しにしないと時間が過ぎてしまう。

穴埋め問題の攻略

空欄を含む文を見ただけで答えがわかるなら、迷わず書こう。候補が数個に絞れているならば、どれかを入れる。わからない場合は諦めるか、後回しにしよう。後で戻ってくる時間があれば、問題の文を読んで、思い出し、予測して、答えを書く。

思考、計算問題の攻略

知識問題と同じ時間で解けるなら、飛ばさずにそのまま解く。時間がかかるなら、知識問題を全て片付けた後に解く。思考、計算問題がある場合、知識問題を素早く解くことが求められる。時間配分を過去問演習の段階で決めておく。思考問題や計算問題は多少時間かかるが、早稲田や明治でもそこまで難しくない。落ち着いて解こう。純粋に間違えるよりもミスで間違えやすい。計算問題集や2018年~2020年のセンター試験の過去問、共通テストの問題や模試で訓練して早く解けるように練習しておく。

表、グラフ、データ読み取り問題の攻略

表、グラフ、データを読むための前提知識が不可欠。特に流れ、時系列、制度の変化をおさえる。資料集などでグラフを見ておこう。問題を解いて気になった資料は官公庁のサイトで調べれば出てくるかもしれないので確認しよう。

論述問題の攻略

問いにしっかり答える。理由を聞かれたら、理由を書く。あたりまえだけど、ミスしがちなので、注意しよう。解答用紙ではなく、先に問題用紙の余白などに答案を作って、文字数も調整してから書く。早稲田やMarchの難しい学部は満点は狙えない。普段の勉強で、理解を重視してできているかで解けるかが決まる。仕組み、概念、対立、背景、流れをおさえよう。これらは丸暗記で終わらせない。

時事問題の攻略

語ることが多く、複雑なので、後日記事にします。直前期にやればいい。

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