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女性のうつわ、番外編

先ほど、【女性のうつわvol.2】に、『頑張りすぎて
、他者を責めたくなる』という気持ちについて綴ったのだけれども、何を隠そう私自身がそういうタイプなのだ。

思い込んだらまっしぐらな、猪突猛進な努力家。

今年になって、私はまた『頑張るモード』を発動してしまって、本当に本当に大切な人や大切な事を失うところだったのだ。

頑張るモードには、ある種の中毒性がある。

というか、『無力感や不足感』が前提にある上での頑張るモードは、頑張ることをやめてしまうと自分がものすごく取るに足らない、意味のない存在であるように思えて焦燥感から頑張ることをやめられなくなる。

豊かになりたくて頑張っているのに、どんどんどんどん心が狭くなっていって、豊かさからはかけ離れていく。

私は自分の方向性がおかしいことに気がついて、先月末くらいにその時頑張っていたことを全部やめたのだった。

今でもまだ、『私が成し遂げる!』とか、『何者かになるんだ!』みたいな自己承認欲求が出てくる時があるけど、それが出てくれば出てくるほど、冷静に、私は頑張ることを手放していく。

『ぁ〜また自分の存在価値を信じきれなくて怯えているのね。大丈夫大丈夫。』そう言って、小さな私を抱きしめる。

それをすると、パートナーの私に対する愛情の温度が格段に変わるのがわかる。
最近の彼は明らかに、前よりもずっと優しくて甘く、温かい。

彼の中で私がどんどん、パワーストーンから宝石へと変わっていく。
価値が高く、希少で、なかなか手に入らない存在へと昇華していく。

私はその愛情を受けて、また自分のことも彼のことも愛しくなる。


女性性とは【受け取る力】だ。
こんなのはもう、世の中に出回っている当たり前のことだけど、『受け取る』ということを素直に実行することが、この世の女性にとってどれだけ難しいことか。

それをするように育てられてきてないのだ。
男性と同じように頑張るように育てられている。

でも、自分の持っている【女性性のうつわ】の分しか、愛情は受け取れないのだ。

だから、『幸せになりたい』と願うのならば、自分の器を広げていくしかない。

自分自身を許し、愛して、受け止めること。
それを繰り返すことで、うつわはどんどん大きくなる。

そしてうつわが大きくなればなるほど、たくさん受け取れば受け取るほど、与えることもできるようになる。

私もまだまだ。
手放すことがたくさんあるけれど、その都度その都度これからも、気付きを発信していきます。
必要な人に届きますように。