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ダンジョン飯 8巻 【ネタバレありマンガ感想文】 アニメ今日最終回!

★★★★★
Amazonでレビューしたものです。

不注意でチェンジリングの中に入ってしまったライオス一行。
ライオスはドワーフに。マルシルはハーフフットに、そしてセンシはエルフに……。
種族が入れ替わり、慣れない体で迷宮の最奥を目指す彼らを、
ガーゴイル、バイコーン、そして強くなって帰ってきた歩き茸の軍勢が襲う!

一方地上では、エルフの国からやってきた迷宮制圧特殊部隊、通称“カナリア”が、その活動を開始。
ファリンのため、迷宮を攻略できるのか。
どうなる、ライオス!?




0.RPGの世界のダンジョンで魔物を喰らうーこれまでのあらすじ


ドラクエのようなRPGの世界。

その世界の小さな島の地下に、過去の黄金の王国が狂乱の魔術師によって封じ込められていた。かつての王が魔術師の退治による解放を望み、解放者に全てを譲ると言い残して消え、争奪戦が始まった。しかしその王国のある地下の迷宮=ダンジョンは、人を襲う魔物が闊歩し、死者は魔法によって蘇ることができた。

主人公ライオス一行は、彼の妹ファリンが地下で炎竜に食われた状態で地上に脱出した。妹を助けるため再び急ぎダンジョンに潜り、迷宮内で魔物を退治して食べながら進むことに。ダンジョンで魔物を食べてきたセンシを仲間にし、妹を助ける旅が始まった。魔物を食べながら。

地下5階に辿り着き炎竜に遭遇。皆で協力をしてなんとか炎竜を倒し、体の中から喰われたファリンを救出した・・・が、ファリンはもう骨だけになっていて生き返らせることができない状態となっていた。真っ当な方法では。
同行してきた魔法使いのマルシルが黒魔術を使い、炎竜の血肉を使ってファリンを甦らせることに成功した。
しかし、炎竜が倒されたことにより、迷宮の主=狂乱の魔術師が登場し戦闘となる。一行は迷宮内の別の場所に飛ばされファリンとはぐれてしまう。
一度は地上に戻ることを決心したが、前の仲間のシュロー一行及び同行したカブルー一行と合流し、禁忌の黒魔術を使ったことを明かしてしまう。
さらにそこへ下半身が竜と合成され、狂乱の魔術師の配下の魔物と変わり果てたファリンが姿を見せる。一行へ襲いかかり、何人もの犠牲者を出してしまう。

ライオス一行は、狂乱の魔術師を倒しファリンを解放するため、再度迷宮の地下へ潜っていくこととなった。
幽霊に連れられて黄金郷を訪れたライオスたち。そこでは、過去の黄金の王国でその住人達が、隔離されて生活をしていた。狂乱の魔術師の呪いにより、1000年間不老不死のままで。
その国の守り神・翼獅子に、狂乱の魔術師を倒すと予言されたというライオス。

どうなるーーー?


1.ハーフフットはみんなかわいい


チェンジリングによって、人種の変わってしまったライオス一行。

人種の違いのいい面も悪い面も体験します。
この世界では見た目も違いますが、寿命も違ってしまうというのがポイントです。
我々はトールマンに属するはずですが、時代的に昔の設定だからか、16歳で独り立ち、寿命は60歳だそうです。

ネタ枠なのか、センシはエルフになると妙に耽美系で、ハーフフットになるとめちゃくちゃ可愛くなってしまいました。
チルチャックよりずっと可愛く見えますよ。まあ、マルシルも可愛かったですが。
逆にトールマンになったチルはごろつきです。口が悪くても許せるのは見た目が可愛かったから。

見た目って大事、、、というか、我々は見た目で判断してしまうものですなあ。

2.人種差へ抵抗するカブルー


地下のライオスたちがほのぼの料理をしている頃に、地上付近では急展開が。

エルフの迷宮攻略部隊・カナリアが島にやってきました。
エルフは寿命が長く、500年ぐらい生きるんだそうです。
そして、寿命が短い種族を子供扱いしてその場を収めようとします。
この島の迷宮も潰すつもりのようです。

狂乱の魔術師シスルとミスルン隊長が戦い、制圧しようとします。

が、そこまで協力していたカブルーが抵抗し、隊長とシスルと呼び出されたファリンもろとも地下に落ちていきました。

カブルーの故郷も迷宮で栄えた町でした。
”ある日突然魔物が溢れて、エルフがやってきて多くが死んだ”。
迷宮の膨張とカナリアの制圧で、女手一つで自分を必死に育ててくれた母親を失った、カブルー。

「僕はこんなことが繰り返されるのは嫌です
一部の人種だけが力を持つ今の構造は
どちらにとっても不健全だ」

彼は未来をライオスに託しました。
命をかけて。

人種の壁の厚さが身に染みますね。
さっきまでとは違って

3.生死の境を作る食


「他の生物に紹介された肉は自己を失う
それはこの生と死が曖昧な迷宮の中で
唯一明確な掟なのだと思う
それでは竜の部位をすべて食べてしまえば
竜の魂のみを追い払うことができるのではないか?」

センシが思いついたファリンを助ける方法。
それは、竜と融合したファリンの竜の部分だけを食べてしまうこと、でした。

ファリンを再生するのにファリンを食べた竜の肉を使ったところ、ファリンは竜として魔物として狂乱の魔術師に使役されるようになりました。
現在のファリンは、卵で例えるならベーコンエッグ状態で、人であるファリンの魂と竜の魂がくっついている状態なんだそうです。
そして、余った竜の肉は今のファリンに戻って行きましたが、みんなが食べた竜の肉部分は戻らず、そのまま消化されてみんなの栄養となった。
だから、竜の部分を食べれば、竜の魂がその分なくなり、ファリンの魂部分だけが残って人に戻れるのではないか、
というセンシの主張です。

私はゲームもRPGもあまりやらないので、どの辺までが蘇生術のあるゲームではよくある考えなのか、どこからがこの漫画独自の考えなのか、よくわかりません。
(ただ、ゲームでは魔物は食べなかったと思う。。)

この迷宮では人の魂が縛られるというのは繰り返し述べられた内容ですが、竜の魂も縛られ、それが食べられることで消失する、ということでしょうか。
食べて消化されることは蘇生の魔法よりも強いようですね、この世界では。

言い換えると、命が次の命にリレーされるということでしょうか。
いい古されたいい方にはなってしまいますが。

これにより、今まで竜になったファリンをなんとなく追ってきたライオスたちの、今後の方針が明確になりました。

1、最深部から有翼の獅子を解放する
2、獅子の助けで狂乱の魔術師を無力化する
3、ファリンの竜部分を一緒に食べてくれる仲間を探す

ちなみに一個中隊とは200人ぐらいだそうです。


頑張って仲間を集めないとね!


4.アニメ最終回!続き待ってます!!


2クール続いたアニメも今日で終わりです。
内容からこのへんで終わってしまうようです。

残念ー

第3&4クール待ってます!!

ちなみにHPは緊急メンテナンス中ー
どうしたKADOKAWAー


追記(2024/6/14);第2期制作決定しましたー

ばんざーい!


著者:九井 諒子 (著)
ASIN ‏ : ‎ B07X6TBGKH
出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2019/9/14)
発売日 ‏ : ‎ 2019/9/14
言語 ‏ : ‎ 日本語
ファイルサイズ ‏ : ‎ 116784 KB
本の長さ ‏ : ‎ 207ページ



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