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<「ダンジョン飯 6巻」感想> ライオス兄さん。。。

Amazonで、2018年4月14日にレビューしたものです。
★★★★☆

アニメ化決定したと聞きましたが、まだかしら?

シュロー一行とそれに便乗するカブルー一行(宝虫で全滅した人たち)に、ライオスたちは一旦合流。不眠不休で食事もとらずファリンを探していたらしいシュローに対し、ライオスは食事をとることを提案し、準備の間にファリンの経緯を話します。
この時のシュローがどうしてこういう反応になったのか、私にはよくわかりませんでしたが、この世界の理や闇があるようでした。
直後、魔物たちに襲われ、
さらには変わり果てたファリンが降臨します。

本来ならあまりに悲しく絶望的な展開ですが、可愛らしい絵柄と時折挟まれるギャグ要素もあり、そこまで悲壮感はなく進行します。
(つーか、お兄さんの感想はどうかと思うが、、、)
また後半には少し希望も合流します。
2組とは別れライオスたちは迷宮を進みますが、別れ際の様子ではまたシュローもカブルーも登場しそうですね。

ライオスやマルシルの心の傷にも触れられ、この階は本当に精神攻撃が多いようです。嫌な階だなあ。マルシルと迷宮の主は同類でしょうか。
今回飯要素は少なめで、どうしてもストーリーのインパクトが強い巻でした。

食とは何かから始まって、魔物とは何か、人とは何か、魂とは、命とは何か。
そしてこの世の生き物たちのつながりを考える、なかなか壮大なダンジョン物語。
ちょっと「鋼の錬金術師」を思い出しました。
ここまで来てどう話を収めるのか、作者に期待します。

でも、収めてほしくない、終わって欲しくないなあ。

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