魔法にかかった、きゅうりでした。
ブルームきゅうりの存在を知ったのは
私が当時聴いていたPodcastで紹介していたのがきっかけでした。
ブルームは本来、実を保護するために出てくる白い粉のようなもの。
ですがその見た目から避ける人も多かったため
品種改良され通常スーパーなどに出回っているのは、
『ブルームレスきゅうり』らしいのです。
きゅうりと私。
一人暮らしを始めて、
多少料理に興味を持つようになりましたが
きゅうりは買った事がありませんでした。
どうして人はきゅうりを買うのでしょうか。
私は中華料理が好きで、ナスやピーマン、青梗菜などはよく購入します。
きゅうりは料理の付け合わせとして頻繁に存在しますが
一人暮らしで節約している身分なので、そんな付け合わせにお金をかけるなんてできません。
正直、きゅうりに対して
『おいしいから買う』
『好きだから買う』
『食べたいから買う』という気持ちになった事がなく
外食などで『そこにあるから食べる』というスタンスでした。
生まれてはじめて、きゅうりを買う。
そんな私が
ブルームきゅうりに出逢って変わりました。
届いてすぐに洗い、丸かじりした瞬間の衝撃は忘れません。
きゅうりの味をはじめてしっかり認識したのと同時に、
様々な食べ方に応用できそうな可能性を感じて
視界がひとまわり広がったような感覚でした。
ここからは、個人的に気に入った食べ方を紹介してみたいと思います。
天ぷら
油みそディップ
混ぜるだけサラチキ&キムチ
これからも、ブルームきゅうり。
小柄ですが実がぎっしり詰まっていて、食べ応えがあり
食卓の主役になれるきゅうりだと思います。
私はしなやかファームのブルームきゅうりに出逢って
本当のきゅうりの美味しさ、
人々がきゅうりを求める理由に気づかされました。
そして三重県で生まれた
『ブルーム』という魔法にかかったきゅうりは、
遠く離れた沖縄で、また私を『美味しさの魔法』で包んでしまうのでした。
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