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睡眠不足は大敵! しっかりした眠りが心臓を守ります

 先週末に夏至を迎えました。日照時間が1年で最も長い時期ですので、なんだか得した気分です。日照時間が最も短い冬至と比べると5時間弱もの差があります。ただし、健康への影響については、いいことばかりではないようです。
 本日は弊社の最新情報と、この時期に気を付けたい健康に関する情報をお届けします。


〔1〕 備前化成の最新情報

 弊社独自の取組みが、多くのメディアに取り上げられました。また、各種展示会におきましても、ご来場者・メディア関係者のご好評をいただいております。詳しくは、次の印のリンクから弊社のホームページをご参照ください。

▶ 食品開発展プレゼンフォートナイト2024夏(6月17日~28日)
 
話題の素材 「SACニンニク」 についてご案内いたします。期間中いつでも、何度でも、無料でご視聴いただけます。今週末まで! どうぞお見逃しなく。

▶ 創意とくふう(6月1日)
 モノづくり現場の模範的な事例として紹介されました。

▶ Wellness Daily News(5月29日)
 
「医薬品原薬も製造する備前化成 サプリの品質管理向上に一役、原材料から最終製品まで全6工場でGMP適合」

▶ 山陽新聞(5月11日) 「脳疲労に対策を」

▶ 日経新聞(3月13日) 「ニンニク成分 販路拡大 備前化成、消費者にも発信」

▶ 「健食原料・OEM展2024」に出展しました

〔2〕 季節によって変化する睡眠時間について

 睡眠時間は季節により変動する傾向があります。夏季は冬季に比べて数十分短くなることが示されています(図1)。この主な原因として、日照時間が長いことが考えられています。同様に夏季は睡眠の質(寝つき、眠りの持続)が他の季節よりも低下することが示されています。日照時間に加え、高温・多湿な寝室環境も影響していると考えられています。

【参考情報】 『健康づくりのための睡眠ガイド2023』 厚生労働省.

図1 季節ごとの平均睡眠時間(厚生労働省 『健康づくりのための睡眠ガイド2023』 から抜粋)

〔3〕 睡眠不足による心臓疾患のリスクについて

 天皇陛下の心臓手術執刀医として知られる天野篤さんは、著書の中で次のように述べています。

 1日の睡眠時間が6時間未満の場合、狭心症や心筋梗塞の有病率がアップするとの報告があります。また、5時間以下では心臓疾患の発症率が上昇し、4時間以下になると冠動脈性心疾患による死亡率が上がることもわかっています。これは、7~8時間の人と比べると約2倍にあたる数字です。

 睡眠不足が心臓にダメージを与える大きな要因は、自律神経のバランスが崩れてしまうことです。本来、自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで成り立っています。睡眠不足の状態になると、このバランスが崩れてしまい、交感神経が優位の時間が長くなってしまうのです。この時、次の(1)(2)のような弊害が起きやすくなります。

(1)神経伝達物質のアドレナリンが大量に分泌されます。アドレナリンは心拍数を増加させたり、血管を収縮させたりするため、血圧が上昇します。それだけ心臓の負担が増えて疲弊し、動脈硬化が促進されてしまいます。

(2)睡眠不足によるストレスにより、レプチン(食欲抑制ホルモン)が減少し、グレリン(食欲増進ホルモン)が増加するため、過食につながってしまいます。過食が続けば肥満を招き、糖尿病や脂質異常症にもつながります。代表的な心臓病の危険因子である肥満、高血糖、高LDLコレステロールは、複数重なると、さらに心臓病の発症リスクがアップします。

【参考情報】 天野篤(2018) 『100年を生きる 心臓との付き合い方』 セブン&アイ出版.

図2 この時期におすすめの健康食品用素材(左図:グァバ葉、右図:ブルーベリー葉)

〔4〕 コンディションを整えて、この夏を乗り切りましょう!

 この時期におすすめの機能性食品素材についてご紹介します。次の ▶ 印のリンクから弊社のホームページをご参照ください。

(1)睡眠改善、抗疲労、抗ストレス

 ▶ 青森産ニンニクエキスパウダー           
 当素材を用いたヒト試験により、睡眠、疲労、ストレスに関する指標が改善することを確認しました。また、ラットによる試験により、血栓予防効果が示唆されました。脱水症状により血液がドロドロになりやすい季節におすすめの素材です。

(2)美肌効果、美白効果

 ▶ グァバフェノンシリーズ
 
グァバの葉に含まれる豊富なポリフェノールを抽出・濃縮・粉末化しました。当素材を継続的に摂取した女性の美肌効果(肌色改善、化粧持ち向上、ニキビ吹き出物改善)を確認しました(図3、4)。また、モルモットによる試験により美白効果(メラニン色素産生抑制)が示唆されました。

    図3 美肌効果(肌色改善)   図4 美肌効果(ニキビ・吹き出物、化粧もちの改善)

(3)脂肪蓄積抑制

 ▶ブルーベリー葉エキス末
 
脂肪細胞にブルーベリー葉エキス末を加え、脂肪細胞内への脂肪の蓄積を測定しました。脂肪蓄積の有意な減少が認められました(図5)。

 図5 ブルーベリー葉エキス末の脂肪蓄積抑制効果

(4)肝脂肪低減

 ▶ 宮崎産にがうり果汁末
 
当素材を摂取したラットは、肝臓トリグリセリド濃度と肝臓総コレステロール濃度が有意に低減することを確認しました(図6)。

図6 肝臓組織の脂質に関する改善効果
(左図:トリグリセリド濃度、右図:総コレステロール濃度)

(5)脳疲労低減

 ▶ SACニンニク(機能性表示食品対応素材)
 ニンニク由来の希少成分 「 S-アリルシステイン(SAC)」 の摂取により、疲労感の軽減効果が期待されます。当素材のSAC含量は業界トップクラスです(なんと、生ニンニクの200 倍 以上!)。微細なパウダーですので、サプリメントとしての加工特性が良好です。ヘルシー志向の一般食品にも、大変ご好評をいただいています(図7)。

図7 SACニンニクの応用事例: ホルモンべトコンラーメン(SAC入り)

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