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じっくり型コンサルのメリット・デメリット②

こんにちは!
熱海隆史(あつみ たかふみ)です。

前回の記事

の続きです。

僕のじっくり型コンサル(漢方薬コンサルとも言う)は
もともと最初から確立されていたものではありません。

試行錯誤あっての今のスタイルです。

以前は、クライアントさんの「売上を上げさせること」に
ひたすらフォーカスしたコンサルティングをやっていました。

その頃のクライアント件数は、多い時で20社くらいに増えていました。

そうなると、どうしても一社、一社との関わり方は浅く、
一人、ひとりの話を聞ける時間は短く・・・と
浅く、短く、広くになりがちです。

そうしているうちにふと、言いようのない「消耗感」を感じました。

体力的に疲れた、というよりはどちらかというと
心のほうが疲れてすり減っていたんだろうと思います。

心が疲れている理由は、きっと
僕の心が「納得していない」からではないか?

そう思い、自分の気持ちを見つめ直して出てきた答えは
「浅く、広く、じゃない」
「僕はもっと人に深く関わりたい」
でした。

それで、思いきって今までの浅く、広くのやり方を手放し

「もっと人と深く関わっていこう」

と決めました。

<「徹底的に人を助ける」をやろうと決めた>

「もっと人と深く関わっていこう」その考えは、今振り返ってみると
尊敬する僕のじいちゃんのやりかた

「徹底的に人を助ける」

と似ている部分があるかな、と思います。

徹底的に人を助けるためには浅い関わりのままではできないことが多いのです。

なので、今までのやり方を変え
「もっとしっかりサポートしたい」
「もっとこうしたら良くなるのに」

と、自分の内側から出てくる気持ちにしたがい、
クライアントさんとの関わりを「浅く・広く」から
「深く・狭く」にシフトしました。

少ない数のクライアントさんに絞り、手厚いサポート内容にして
単価を以前より高く設定しました。

一人ひとり、じっくりとクライアントさんと関わる時間を増やしました。

当時の僕にとってはかなり思い切った転換です。

すると、少しずつですがクライアントさんの成果が
着実に変わっていったんです。

それまで、多くのクライアントを抱えていた時は
クライアントさんの売り上げも「そこそこ」上がり

僕自身のビジネスも「ある程度の」成功はしていましたが・・・

どこか頭打ち感のような、行き詰まり感を感じて
苦しい気持ちだったんです。

「コンサル業としてこのままのやり方でいいのだろうか」

コンサル業をいっそやめてしまおうか、とまで思いました。

それが、クライアントさんとの関わりかたをガラッと変え、
クライアントさん一人ひとりと関わる時間を増やしたことで

心のモヤモヤが少しずつ晴れていくのに合わせるように
状況も好転し始めました。

「そこそこの売り上げ」だったクライアントさんが
「着実に売り上げアップ」していったんです。

びっくりしました。

なにより嬉しかったのは

クライアントさんの気持ちが喜ぶ「快」の感覚を優先した
ビジネスモデルを作ったことで喜びながら仕事をしているようすが
伝わってきたことでした。

じっくり型のコンサルのメリット・デメリットをまとめると、

=======
<メリット>
・徹底的に深くクライアントと関わることで根本的な変容が可能になる
・クライアントさんの本当に望む「快」を引き出したコンサルティングができる

<デメリット>
・時間がかかる
・数多くの案件を抱えにくい
=======

などが挙げられると思います。

色々なコンサルのスタイルがありますしクライアントさんの状況もさまざまなので
「どちらがいい」とは一概には言えないかもしれません。

そのうえで僕は、今のビジネスのスタイルに満足しています。

きっとじいちゃんから受け継がれた「徹底的に人を助ける」性分が
存分に発揮できているからかな?とひそかに思っています。


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