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7名の表現者のことがよく分かる!noteまとめ

今日から12月に入りました。バースデーランウェイ当日まであと17日となった今、あらためてランウェイを歩く7名の表現者さんたちを紹介します💡

記事の執筆を担当するのは、noteの編集を担当しているです。

◆バースデーランウェイとは

前回公演での1枚

バースデーランウェイは「思い描く未来の自分」をランウェイで表現する、ドキュメンタリープロジェクトです。

多くの場合、ランウェイを歩くモデルさんは服を主役としてウォーキングをされますが、バースデーランウェイの主役は、ランウェイを歩く人と、その人が思い描く未来の人生です。

ランウェイ当日の衣装・メイク・照明などは、ランウェイを歩くそれぞれの表現者さんたちが思い描く未来の人生をイメージして作られています。そんなランウェイを歩く表現者さんたちは、ランウェイ当日、ただ会場に来て、ランウェイを歩くわけではありません。

WSでの1枚

表現者としての参加が決まったのは2022年の1月。本番までの約1年という期間で、自己分析ワークショップや、担当マネージャーとの毎月の面談に参加し、自分の人生や夢と向き合っていきます。

忙しい人生を歩むなかで、自分の人生というのは、つい後回しにしがちですが、バースデーランウェイに参加される表現者さんたちには1年間、自分を優先することをお願いしてきました。

そんな過程を経て、ランウェイ当日は”思い描く未来”を表現してもらいます。つまり、バースデーランウェイは1年間自分と向き合ってきた表現者さんの集大成の場でもあるんです。

ランウェイを歩く人はどんな人?

今回、ランウェイを歩く表現者さんたちを募集する際、とあるテーマを決めて募集しました。それが「諦めきれない夢を持っている人」です。

2021年の10月に募集を開始し、1次選考、2次選考、そして直接お会いする最終面談を経て、約60名近くの応募者の方のなかから、7人の表現者さんを決定しました。

みなさんに共通するのは”諦めきれない夢を持っていること”。ランウェイを歩くのはモデルさんではなく、普段はお仕事をされていたり、学生さんだったりと、幅広いのが今回のバースデーランウェイに出演される表現者さんの特徴でもあります。

◆表現者さんのnote紹介

ゆかこさん

バースデーランウェイにかける熱いパッションを胸に応募してくださったゆかこさん。参加当初は看護師のお仕事とモデルとしての活動をされていましたが、この1年間で看護師のお仕事を転職され、今は、ご自身が独立するために必要な知識をお仕事やモデルとしての活動を通して学ばれています。

ゆかこさんの持たれているパッションや外見からあふれ出るかっこよさは、表現者さんたちにもすごく素敵な影響を与えていました。

そんなゆかこさんが約1年間で執筆されたnoteのなかで、とくに印象的だったのが9月にアップした「未来コンセプト」の記事です。

全てを受け入れるということは「ダメな自分を受け入れること」ではなく「自分の欠点に見えているような部分は実は自分の大事なルーツであり、自分にとって必要なアイデンティティーであるということを知る」ということだなと気づきました。

9月度ゆかこさんのnoteより

ゆかこさんはBDRに参加してご自身と向き合うなかで、元々掲げていたコンセプトを変更されたのですが、新しいコンセプトの捉え方、そしてゆかこさんにとって「理想の自分」についての想いが伝わってくる文章でした。

tamaさん

BDRに応募されたときは大学4年生だったtamaさん。参加が決まってからの1年は新社会人として忙しい毎日を送られていましたが、忙しい時間のなかでも、BDRの表現者としての活動の時間を大切にされていたように思います。

普段からカウンセラーとして活動されているため、参加時からご自身と深く向き合われてきたtamaさんは、表現者さんにいつも優しい言葉をかけられていて、この1年間を通して私たちスタッフ、そして表現者さんに、いつも穏やかで温かい愛を注いでくれるような存在でした。

そんなtamaさんが執筆されるエッセイはいつもtamaさんらしい愛に溢れていたのですが、とくに心に残ったのが5月にアップした「私が大切にしていること」の記事です。

私が望む形とは少し違ったかもしれませんが、多くの人が私にその人なりの愛を与えてくれていたことに気がつきました。そう思うと、この世の中は愛のある人ばかりで、優しくて愛のある世界だと生きていて思えるようになりました。

5月度tamaさんのnoteより

tamaさんがよく言葉にされる「愛」という感情の本質を知れたような気がして、tamaさんがこれまでも、そしてこれからも、ずっと大事にしていく大切な感情に触れられたような気持ちになれる文章でした。

みのりさん

俳優の夢を叶えるため、専門学校に通われているみのりさん。この1年はオーディションに参加されたり、バースデーランウェイのWS前後も学校のお稽古に参加されるなど、夢を叶えるための行動力が本当にかっこよくて、私たちスタッフも刺激をもらっていました。

参加時からご自身の魅力を言語化することがすごく上手なみのりさんでしたが、BDRに参加された1年を通して、向き合うことを避けられていたご自身の弱みと正面から向き合われていて、夢に対するブレない芯の強さは他の表現者さんにも大きな影響を与えていたように思います。

そんなみのりさんが執筆されたnoteで特に印象的だったのが11月に執筆された「未来の私との約束」です。

私は、今までのひとつの目標に向かって一心不乱に突き進む自分も嫌いじゃなかったけど、現在の少しだけ強欲になった自分の方が気に入っています。
そんな自分を好きであり続けるためにも、これからも自分と向き合うことを続けていき、自分の心に正直でありたいです。

11月度みのりさんのnoteより

同じフィールドの夢を目指す表現者さんやBDRでのワークショップを通して、夢を見つめたときの視野がとても広まったことを言葉にしてくださったのですが、このエッセイを読んだとき、みのりさんは1年を通して本当に変わられたんだなと感じられるような言葉が並んでいて、ジーンときました。

さきさん

「お芝居を通して誰かに影響を与えられるようになりたい」という夢を掲げてBDRに参加されたさきさん。いつもポジティブな空気を纏われていて、さきさんが現場にいるだけで空気がパッと明るくなります。

さきさんの未来コンセプトには”誰かと比較する自分を変えて”という言葉があるように、さきさんはこの1年、比較する自分とたくさん向き合われてきたのですが、向き合うなかでの葛藤や、気づきを言葉にしてくださったのがこの記事です。

「嫌いな自分」を極端に拒むのではなく「嫌いな自分」があるからこそ、それが今の自分の原動力になる。そして、人の良いところを見つけられる力は、「その人の良さを引き出せる」「その人の気づかなかった良さをプレゼントできる」。つまりは「人に何かをプレゼントしたい夢」を叶える力になるかもしれない。

9月度さきさんのnoteより

悩んだこと、悔しかったことをすごく丁寧に紡がれていて、さきさんの心境が手に取るように伝わってきました。BDRに参加してから1年間、自分の未来コンセプトとして掲げた言葉をちゃんと自分事として解釈して、強みに変えられているさきさんに圧巻された文章でした。

はるかさん

「あの人って女優なの?」と言われるよう多彩な活動を夢に、現在は大学で映像演技を学ばれているはるかさん。

初めて面談でお会いしたときは、透き通った水のような、ピュアできらきらした雰囲気を持たれていましたが、この1年間で夢と向き合われるなかで、はるかさんが持っている魅力は大人っぽく変化しているなと感じます。

そしてこの変化は多くのスタッフと表現者さんが感じていることで、それをはるかさん自身に伝えられている光景もよく目にしました。

はるかさんが紡ぎだされるエッセイは、いつも”はるかさんらしい言葉”で紡がれていたのですが、特に心に残ったのが3月度の「叶えたい夢」でした。

きっともっと私の夢は増えていく。私は夢を叶えた自分を想像してみた。そこにいる私は、ニコニコ笑いながら、新しい夢の話をしていた。私の夢は終わらないみたい。

3月度はるかさんのnoteより

”きっともっと私の夢は増えていく。”という言葉に、はるかさんの魅力がたっぷりと詰まっていて、これを書いているはるかさんのニコニコとした笑顔が浮かんでくるような言葉にすごく心が和んだことを覚えています。

かえさん

「自分のことを好きになりたい」という夢を掲げてBDRに参加されたかえさん。今回BDRに参加されている表現者さんのなかでは唯一”形のない夢”を持たれていました。

参加当初、「人との関わりや対話を通して、たくさんのことを吸収したい」とおっしゃっていたかえさんは、この1年間でご自身の想いをたくさん言語化されてきました。

毎月のWS参加やnote提出はもちろん、SNSでもご自身の想いを発信されていて、自分を好きになるためには、まず自分を知ることが大事なんだなと、私たち自身もかえさんの発信を通して気づかされることが多かったです。

そんなかえさんが執筆されたnoteでとくに印象的だったのが7月に執筆された「人生に影響を与えてくれたもの」です。

私はこの友人と先生に出会えたことは運命だと思っているし、私の人生の中で出会う運命だったといってもいいくらい大切な存在です。感謝を伝えても伝えきれないくらい私の人生に関わってくれる2人に出会えて私は"私という私''を手に入れられた気がします。

7月度かえさんのnoteより

このnoteでかえさんは、ご自身の人生を大きく変えてくれたお二人との出会いを言葉にされているのですが、大切に想う人たちのことを、ここまで優しい言葉で紡げるのは、普段からかえさんが大切なものやひとをご自身のなかで”大切だ”思われているからだろうなと感じ、読み終えたときに心がじんわりと温かくなりましたし、それが普段のかえさんらしくて、とても素敵だなと感じました。

まことさん

「こどもに夢を持たせられる大人になりたい」とBDRに応募してくださったまことさん。普段は大学で食育について学ばれています。

まことさんはBDRに参加された当初、過去の自分にフォーカスを置き、時間をかけてたくさんご自身と向き合われていました。鬱や家族問題など、ご自身の人生を作り上げてきた要因と向き合うのは、当事者ではない私たちには想像できないほど苦しいものだと思いますが、目の前にある問題ひとつずつと視点を合わせて向き合われる姿が印象的でした。

そんなまことさんが9月度に書かれた「未来コンセプト」の記事を読んだとき、ここまで丁寧に時間をかけて”過去の自分”と向き合われてきたからこそ、”未来の自分”にフォーカスを置けるようになられたんだなと感じました。

バースデーランウェイのワークショップやミーティングで私はよく、「あのときの私になんて声をかけたらいいのか、その答えが知りたいです」と言っています。
過去の自分がほしかった言葉をかけてあげて、その痛みを昇華する。そして今度は、本当にただ一人の私としての人生を始めていきたいと思いました。

9月度のまことさんのnoteより

先日、BDRの決起集会の時に、多くの表現者さんが「まことさんはすごく変わった」という言葉をかけられていたのが印象的でした。noteの執筆を通して、ご自身に向けられる言葉にもやわらかさが出てきて、1年という時間を自分とともに歩む自覚を持つことの大事さを痛感した文章でした。

◆さいごに

今回紹介した7名の表現者さんたちが、自身の夢に対する想いや、未来の自分をランウェイで表現する場が12月17日のバースデーランウェイです。

1年間自分自身と向き合い、悩みも、葛藤も、喜びも、たくさん言葉にしてきた表現者さんたちが見つけた”自分の人生を表現する瞬間”をぜひ会場でご覧いただけると嬉しく思います。

チケットは以下のサイトから購入できますので、お時間がございます方は是非ロームシアター京都にお立ち寄りください。スタッフ一同みなさまのご来場をお待ちしております💐


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