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日本語教師日記

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2022年秋に11年半の名古屋転勤から東京へ戻りました。 名古屋ではオンラインと対面の塾を運営していましたが、 今はオンラインのプライベートレッスンに絞っています。 学校を離れた…
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2021年8月の記事一覧

日本語教師日記68. 変な「〜と・に・なります」

こんにちは皆さん。 こんにちは、遠入のどか先生。 勝手な予告通り、のどか先生のnote記事を…

日本語教師日記67.迷わず解きたい誤解

山登りが好きだと言い出した生徒に、どんなところに行ったかと訊きましたら、 八方尾根・西穂…

日本語教師日記.66 オンラインレッスンあるある(1) 先生どこ行った?

私が11年前、オンラインの日本語レッスンを始めた当時、 それを当たり前のように「スカイプレ…

日本語教師日記65. 法則がわかれば怖くない(13)日本語のアルファベット表記

今日は、英語を媒介語としたレッスンでの、超初心者の読み書きについてです。 グループレッス…

日本語教師日記64.言うべきか言わないべきか: 味醂と酢

プライベートレッスンの最中に、 一息ついての雑談が、相談タイムになることもよくあります。 …

日本語教師日記 62.漢字を少しでも楽しく

日本語教師のみなさんが、すごくよく耳にしていることそれは。 「先生、中国系の人、いいです…

日本語教師日記 54.ちょっとだけ違いました(駄)

私は生徒たちには、間違ってもいいので、 私へのメッセージは、なるべく日本語で書いてくれるように言っています。 上級者になると、 「先生の名前の中にある己は、おのれ、で出ますか? 巳年の巳とは、微妙に違いますよね」 などと言ってきて、頼もしい限りです。 みなさん、私のファーストネームに巳年の巳は入っていません。 でも非常〜によく日本人にも間違えられます。 娘の名前に「ヘビ」の字、つけるかなぁ〜😭 ときどき、惜しい! というときがあります。 昨日もらったメッセージ。

日本語教師日記53.法則がわかれば怖くない(12)こそあど

今日は特に、日本語を教えて間もない皆さんや、 ボランティアなどでレッスンをされている方に…

日本語教師日記52.法則がわかれば怖くない(11)名詞を修飾する練習

日本語は、 「名詞を説明する言葉(名詞修飾語・名詞修飾節)が、名詞のすぐ前につく」 です…

日本語教師日記51.法則がわかれば怖くない(10)語順の違いを受け入れてもらう

皆さんは、外国の方と喋っていて、まだ言いかけなのに、 遮られるようにして、相手から話し出…

日本語教師日記50.直訳だと通じないとき

学習者と一緒に宿題をチェックしてるとき、私が言う決まり文句があります。 いい! いいです…

日本語教師日記49.法則がわかれば怖くない(9)同じです」と言いたくてもがまんの③…

「〜んです」の教え方に苦しんで、今はこんなふうにしていますというお話しです。アカデミック…

日本語教師日記48.法則がわかれば怖くない(8)「同じです」と言いたくてもがまん②…

Q:日本人と話すと、教科書に出てくる日本語と違います。 「なぜ、なんで、どうして」…

日本語教師日記47.法則がわかれば怖くない(7)「同じです」と言いたくても我慢①イントロ

日本語を教えていて、気持ちを引き締めなければならないときがあります。 それは、聞かれたことがわからなかったときです。 どうするかはとても大切です。 「ば」と「たら」はどう違いますか。どう使い分けますか。 とか、 行く? と 行くの? の違いはなんですか。 とか、他にもありますが、自分がよくわかっていないと、言葉ばかり多くなって、必要十分な説明ができないことがあります。 (今はこの辺の理解と説明は大丈夫です(^_^;)) 私は最初の頃、「その場で答えないで、もちこ